makotoyoshidaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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バルジ大作戦(1965年製作の映画)

4.0

今では作れないであろう娯楽戦争映画。戦車ファンにはたまらないね。
ドイツの軍服姿のロバート・ショウの凛々しい美しさは尊みの極みだし、パンツァーリートの合唱シーンは涙が出るほどエモくて戦争映画史上最高に
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最前線物語 ザ・リコンストラクション(1980年製作の映画)

3.0

戦場が舞台のロードムービー。
アクション映画ではなく真面目で文学的な戦争映画。
詩情はあるけど面白いかと問われたら微妙な感じ。
リー・マーヴィンかっこいいんだけど、戦場でもいつも綺麗に髭が剃ってあるの
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よこがお(2019年製作の映画)

2.5

主役の筒井真理子が綺麗だし演技も素晴らしいと思った。あと好み分かれるだろうけど池松壮亮の演技も好き。
でも映画としては時系列が前後する妙に凝ってる作りがわかりにくいし、ストーリーも暗いしあざとい割にオ
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アメリカ交響楽(1945年製作の映画)

4.1

ちょっと長いけど楽しかった!超名曲ラプソディインブルーは軽快なテンポでのキビキビ&さらっとした感じの演奏。
現代のピアニストとオーケストラはもっとテンポの緩急つけながらドラマティックというか勿体つけた
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三文役者(2000年製作の映画)

3.5

つまんなくはないけどこの映画より「日本女地図」「JAMJAM日記」「三文役者あなあきい伝」など殿山泰司の書いた本の方が正直はるかに面白い。
愛読者からみると本作はジャズ風味ミステリ風味が希薄なのが物足
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二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

3.5

グランメゾンの厨房の様子とか観れて面白いんだけど、主人公のシェフがパワハラ野郎のダメ人間なのにモテすぎなのは納得いかない。

エクソシスト3(1990年製作の映画)

2.0

シリーズに共通して言えるけどマーベルのヴィランとかと比べても悪魔がしょぼすぎスケール小さすぎで単なる連続猟奇殺人犯でしかなくてつまんない。病院とかでくすぶってないで世界征服くらい企んでほしいよね。

沈黙(1962年製作の映画)

2.0

退屈。ベルイマン監督は大好きだけどこれはハズレ。
モノクロ画面の美しさはすごいけどお話がつまらなかった。

裸のムラ(2022年製作の映画)

3.0

この映画は政治が旧態依然で古臭いと言って揶揄してるつもりかもしれないけど、マスコミにそんなこと言う資格は全くないと思うけどね。県によって濃淡の差はあれ、地域において政治と地元マスコミは日頃からすごく密>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

2.0

大したストーリーでもないのに長すぎ。すごくうるさい祈祷師の儀式の辺りから飽きた。

アンナ・マグダレーナ・バッハの日記(1967年製作の映画)

3.0

微妙。この映画の魅力のほとんど全てはバッハの音楽の美しさによっており、物語はほとんどなく演奏シーンがメインなので、バッハの作品が好きじゃないと面白くもなんともないと思う。
演奏も全部が素晴らしいという
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実録 私設銀座警察(1973年製作の映画)

3.0

つまんなくはなかったけど、東映のヤクザものってワンパターンな感じで新味はないなあ。
エネルギーは感じるけどやたら騒々しくて安っぽい。それが味ではあるけれど。
安藤昇はハンサムだけど背が低いのがかなり残
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三つ数えろ(1946年製作の映画)

3.3

ハンフリーボガートとローレンバコールのツーショットがすごく美しくて尊みを感じる。ところどころ劇画チックな画面もカッコいい。
でもお話は何だか訳わからない上に長すぎるし、人がたくさん殺されていくというの
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日本の仁義(1977年製作の映画)

3.5

こういう映画は言ってみれば歌舞伎と一緒で、ストーリーというより役者の顔と演技を観て楽しむものだと思うし、実際に役者さんたちの演技がすごく迫力あって、面白くて楽しい娯楽映画だった。特に千葉真一と鶴田浩二>>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.0

途中まではかなり面白かったし鈴木亮平と松坂桃李の演技が素晴らしいなーと思いながら観てたんだけど、後半でヤクザ同士の銃撃戦シーンとか格闘シーンとかあまりに大げさでリアリティなくてシラケてしまったよ。
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メリー・ゴー・ラウンド(1981年製作の映画)

1.0

退屈で長い。作りは安っぽいし緊張感なくて緩い。
これは好みの問題だけど、やっぱり僕はヨーロッパの映画よりゴージャスなハリウッド作品の方が好きな映画が多いなあ。

エクソシスト2(1977年製作の映画)

1.0

駄作。すごい珍品臭w 全然見せ場がなくてつまんなかった。
悪魔は何がしたいかよくわからない。悪魔だったら世界征服くらい目指せよな。小娘に取り憑いてもしょうがないだろ。

エクソシスト(1973年製作の映画)

3.0

後半は面白くなるけど前半が冗長だった。
悪魔のスケールが小さいというか、世界征服を企むわけでもなく小娘に取り付くだけというのはどうなのよ笑。

ある女の存在証明(1982年製作の映画)

1.0

退屈で僕にはこの映画の良さがちっともわからなかった。
このつまんない恋愛ドラマ?を観て2時間消費するより、ガールフレンドとレストランで美味しいもの食べた方がよほど楽しい時間を過ごせると思う。

8月のエバ(2019年製作の映画)

3.0

大したストーリーはないけど、マドリードでの暮らしや街の様子みたいな異国の風景が興味深くて退屈はしなかった。
ヒロインはちょっと苦手なタイプだけど、映画自体は妙に気取ってたり芸術ぶったりしてなくて不快じ
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蜂蜜(2010年製作の映画)

3.5

特に面白いストーリーがあるわけではないが、映像が素晴らしく美しいのと、トルコの農村での暮らしや学校の様子の描写が興味深くて退屈せずに観れたし、家族というものの尊さを感じたりした。
スペイン映画で「ミツ
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愛の神、エロス(2004年製作の映画)

2.5

第1部「若き仕立て屋の恋」美男美女のロマンティックな悲話で素晴らしい。映画ならではの夢の世界。4.5点
第2部「ペンローズの悩み」つまらない。0点
第3部「危険な道筋」海辺で女が裸で踊るシーンは良いけ
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逆光(2021年製作の映画)

2.0

思わせぶりなタイトルだが意味不明。
中身も退屈。大人が観るのは辛い感じ。
女優さん二人は素晴らしいのにちょっと気の毒。
なお70年代のお話ということになってるみたいだが70年代の空気感は全然再現できて
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ビースト(2018年製作の映画)

4.0

迫力ある!面白かった!
俳優さんたちがみんないい顔してて演技には凄みあって見応えある!
韓国のノワールものって面白いね!
韓国映画すごいなあ。

サブウェイ(1984年製作の映画)

3.0

イザベルアジャーニ目当てで観て、彼女は綺麗なんだけどお話は退屈で冗長な感じ。
音楽もセンスがなくて古臭く感じる(比較して悪いが、退屈なのは同じでもゴダール作品は選曲センスだけは素晴らしいと思う)。
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情事 an affair(1998年製作の映画)

4.0

ヒロインのイ・ミスクを愛でる映画。大人っぽくて知的な美しさで個人的にストライクど真ん中でうっとりした。
相手方の男優さんも若々しくてかっこいい。
主人公の二人は幸せだよ。こんな運命の恋ができて。映画な
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梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.5

最初からいきなり面白くて引きこまれた!
塚地武雅さんと加賀まりこさんの主役二人の演技が素晴らしいし、短いのも良かった。
それにしても、最近は世の中が潔癖症というのか、変わったものは隔離して目に触れなく
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GONIN(1995年製作の映画)

3.0

豪華キャストなのにVシネマのような安っぽさ。
映画より劇画にした方が面白いと思った。
ストーリーもありきたりだし途中で退屈してしまった。

少年には楽しい夏休みと新鮮な空気が必要だ(2018年製作の映画)

3.5

ほのぼのノスタルジック映画。悲しい場面もあるけどなかなか楽しく面白かった。この映画の魅力はなんと言っても子役のハンスペーターくんの演技に尽きるでしょう。それとお母さんも綺麗だしドイツの田園風景の景色も>>続きを読む

お吟さま(1962年製作の映画)

4.0

面白いし、品格を感じる美しい映画。
でも、お吟さまのような自分勝手な思い込みの激しい女は現代にも実在してるけどかなり怖い。
主役の有馬稲子は綺麗だし演技も素晴らしいけど、残念ながらちょっと強すぎ大人っ
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お吟さま 4Kデジタルリマスター版(1962年製作の映画)

4.0

面白いし、品格を感じる美しい映画。
でも、お吟さまのような自分勝手な思い込みの激しい女は現代にも実在してるけどかなり怖い。
主役の有馬稲子は綺麗だし演技も素晴らしいけど、残念ながらちょっと強すぎ大人っ
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利休(1989年製作の映画)

3.7

日本文化の美しいところ醜いところの両方が感じられる映画。
映画としてはお話も面白いしリズムも心地良かった。ただ、利休は賢者で秀吉はバカ殿という描き方は個人的には非常に疑問。千家の人々はじめ茶道関係者は
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牛泥棒(1943年製作の映画)

4.7

これは素晴らしい。忘れがたい映画になった。
正義とは何か、法とは何かを問いかけるシリアスな作品。西部劇の形式だけど一種の法廷劇みたいな感じ。こういうの日本映画にはないね。ヨーロッパにもないと思う(神は
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ニースについて(1930年製作の映画)

2.0

街かどスナップムービー。
当時の記録として価値があるのかもしれないけど特に面白くはない。
音楽ないので観るの辛かった。
比べて悪いんですが、こういう系統だと同時期の「これがロシヤだ/カメラを持った男」
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競泳選手ジャン・タリス(1931年製作の映画)

3.0

もしかしてスポーツ選手を題材にした映画の元祖だったりするのかな。
スポーツの成立、競泳という競技の成立、映画の成立、セクシーすぎる競泳水着とか、いろいろ興味深い。
短くて見やすいのもすごくいいね。

これがロシヤだ/カメラを持った男(1929年製作の映画)

4.4

映画というより現代美術という感じ。モノクロの映像がすごく美しい。映画史上の重要作と言われるものでも今見るとつまんないものも少ないないが、本作は全編すごく面白いとは言わないけど文化遺産として残すべき貴重>>続きを読む