makotoyoshidaさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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偉大なるアンバーソン家の人々(1942年製作の映画)

5.0

面白かった!素晴らしいホームドラマ‼️
美術とか衣装もゴージャスだし当時の生活や世相の描写も興味深いし、映像もさりげなく凝ってるんだけど「これ見よがし」なあざとい感じでは無くてすごく良い。
オーソンウ
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

2.5

タクシーのドライバーと乗客のドラマというアイデア自体は面白いんだけど、残念ながら企画倒れというか、お話は大して面白くない。
最初のLA編とパリ編がまあまあくらいだけど、映画館の入場料払って観るほどじゃ
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殺しの分け前/ポイント・ブランク(1967年製作の映画)

3.4

微妙。妙に凝った作りでわかりにくい。
リーマーヴィンとかアンジーディキンソンみたいな魅力的な俳優使ってるんだしストーリーも面白いんだから、もっと普通に撮った方が素晴らしい映画になったのでは。
60年代
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コレヒドール戦記(1945年製作の映画)

4.0

長かったけど全然苦痛じゃなく面白かった!
海戦シーンの迫力!
チームの絆や切ない恋愛を描いたドラマ部分も叙情的で良かった。
原題にある“expendable”という言葉が心に沁みる。
スタローンの映画
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花様年華(2000年製作の映画)

5.0

美男美女のラブロマンス。最上級の目の保養。
映画というものの魅力が詰まった夢のように美しい作品だ。
とにかくマギーチャンがこの世のものとは思えないほどの美しさ!
とりわけ緑色のチャイナドレス姿で涙を流
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アルジェの戦い(1966年製作の映画)

3.5

戦争映画かと思って観たらテロで戦うレジスタンス映画だったが、風景はエキゾチックだし画面からすごく熱気と迫力が伝わってなかなか面白かった。ただ爆弾テロは卑怯だと思うね。

怒りの日(1943年製作の映画)

4.0

ガチガチの宗教映画と思いきや、ラブロマンス風味も入ってて意外に面白かった笑。
日本で生まれ育った僕には欧州の人々にとってのキリスト教の重みはわからないので十分にこの映画を理解・評価できるとは思わないけ
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優駿 ORACION(1988年製作の映画)

-

お話としては原作小説の方が面白かったけれど、牧場の生活とかの描写は良いし、競馬ファンとしては十分楽しめた。
緒方直人や斉藤由貴はじめ俳優陣が豪華なのも楽しいね。

ガルシアの首(1974年製作の映画)

4.5

感動した!これは美しい作品だ。
物語も面白いし、メキシコの砂漠な感じとかギラギラした日差しとかムンムンした熱い空気が伝わってくるようで素晴らしい。
ウォーレン・オーツがすごくカッコいいのと、何台も出て
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893(やくざ)愚連隊(1966年製作の映画)

4.0

痛快娯楽映画。おもしろかった!
松方弘樹天知茂近藤正臣高松英郎などなど、とにかく出演者がアクが強くてキャラが立っててカッコいいね!
今の俳優さんにあまり感じないような肉食系のギラギラした迫力がある。

キッスで殺せ!(1955年製作の映画)

3.5

邦題がカッコよくて観ちゃったけど、これはハードボイルド(笑)な雰囲気を楽しむ映画。
ストーリー展開は正直よくわからないし、主役の濱マイクは強いのか弱いのかわからなくてそんなにカッコよくもない上に美女も
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トスカの接吻(1984年製作の映画)

5.0

僕がオペラ好きだからかもしれないけどすごく感動した!
老歌手たちの歌が素晴らしいし、歌っている時のイキイキした表情が素晴らしくて、何て絵になるんだろう!
彼ら彼女らはオペラの役をずっと生きている。芸術
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ピラミッド(1955年製作の映画)

3.7

意外に?面白かった!すごいスペクタクル!
ピラミッドも巨大な人海戦術の賜物だけど、この映画もものすごいお金かかってる大事業。
エキストラの動員数に圧倒される。
悪女ネリファがすごい魅力的。それにしても
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.5

出てくるのが韓国の人たちなので何だか親近感あって(特に息子が可愛い)、お話はよくある日常的な話で特に面白いわけではないけど観てて癒された。
どこにこの映画の需要があるのかよくわからないし、観終わった後
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キャット・ピープル(1942年製作の映画)

3.7

面白かった!最初お洒落な都会のラブコメかと思ったら結構ホラー風味入っててドキドキ。短いのも良い。
奇妙なお話でも主役が美女なので感情移入してしまうw
やっぱり綺麗な女優さんこそクラシック映画の最大の魅
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ハーツ・アンド・マインズ/ベトナム戦争の真実(1974年製作の映画)

3.6

見応えあるドキュメンタリーでなかなか面白かった。
政策決定に携わった政治家とかがこういう映画に出演して証言するのいいよなあ。
日本ってこういう政治系のドキュメンタリーなくて残念。
まあ事実上アメリカの
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裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

3.7

素晴らしく美しい作品だが正直ちょっと長すぎると感じた。
圧倒的な映像の連続で、映画史上の重要性や芸術的な価値は十分に理解できるし、何よりも作り手の心がこもった真実の表現になっているのは伝わってくるけれ
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ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年製作の映画)

2.5

好み分かれるだろうけど毛色の変わった感じが結構楽しかったし最初の方は話も面白いと思ったんだけど後の方に行くほど段々つまんなくなった。
というか初老の俺には話が難解すぎてよく理解できなかった。
なお清水
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白いリボン(2009年製作の映画)

3.5

僕にとっては遠い国と時代の話で当時の雰囲気が再現されてるのかどうかはわからないけど、暗い映画ながらなかなか面白かったし異国の生活風景が興味深く観れた。
モノクロ映像は美しいんだけど登場人物みんな陰気で
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アンディ・ウォーホルのBAD(1977年製作の映画)

4.0

オフビートなB級映画。テレビ東京で平日午後に放送するのが似合う感じ。
下品で悪趣味でデートには全く向かないけどかなり面白かった!
映画の肌触りというのかな上手く言えないけどハリウッド映画みたいにキラキ
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四畳半襖の裏張り しのび肌(1974年製作の映画)

4.0

日活ロマンポルノって全然実用的じゃないし貧乏くさい映画ばかりであんまり好きじゃないけどこれは面白かった!
なんと言っても宮下順子が素晴らしいし、大正時代の色街に生きる人々の生活の描写が非常に興味深い。
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奇跡(1954年製作の映画)

3.5

1920年代デンマークの農村が舞台のホームドラマ。信仰が大きなテーマ。
舞台劇を思わせるシーンが多いが映画ならではのすごく凝った撮り方をしてて、尊みを感じる美しいシーンがたくさん。
心のこもった美しい
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父 パードレ・パドローネ(1977年製作の映画)

3.5

貧しいイタリアの田舎の生活を描いているのは興味深いけど、お話が面白い訳ではない。
他の作品と比べて悪いけど同じ俳優がお父さん役やってる「エル・スール」に比べるとかなり落ちると思ってしまった。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.5

この映画の魅力の90%くらいは主人公の美少年スティーヴィーの魅力でしょう。ナイーブな美少年という感じがよく出てて表情が素晴らしいね!

魔術師(1958年製作の映画)

3.5

ちょっと残念な映画。クライマックスシーンはモノクロ画面が映えて超かっこいいし緊迫感があってドキドキするんだけど、結構ダラダラと雑談的な緩いシーンも多くて全体としてはイマイチな感じ。繰り返すけどクライマ>>続きを読む

都会のアリス(1973年製作の映画)

3.0

お話は特に面白くないんだけどモノクロの画面に味があってNYやドイツの観光映画あるいは街かどスナップ映画と思えばまあまあ楽しめた。
映画館で入場料払ってみたら損したと感じると思うけど配信だからまあいいや
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野蛮人として歴史に名を残しても構わない(2018年製作の映画)

4.0

JAIHOで配信あと1日とあったから何となく観始めたら意外にも(?)面白くて最後まで観てしまった。
政治的メッセージを伝えたいんだろうけど、ちゃんと映画として面白かった。
長めの映画だけどダラダラして
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

2.5

うーん難解すぎ。お話は別に面白くないしキャラクターはいかにも人工的でリアリティないし何が面白いのかわからない!俺自身の人生の方がよほど波瀾万丈で面白い…オレの感性が鈍ってるのかもしれないけど(なんて全>>続きを読む

あなた自身とあなたのこと(2016年製作の映画)

2.0

ショボいというかしょうもないお話で観た後に何も残らなかった。
映像でも俳優でも演出でも何でもいいが何かすごい魅力的なポイントがあればストーリーなくても構わないんだけど本作にはそういう点が特になくてこの
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夏の娘たち~ひめごと~(2017年製作の映画)

2.5

田舎の地味でショボい話。出演者にも全然華がないし物語は面白くないし、何を考えてこの映画作ったのかセールスポイントが全然わからない。
まあレンタルで安く観れたからいいんだけど映画館で1900円払って観る
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ギャンブラー(1971年製作の映画)

3.5

主役二人がご贔屓なので観てみた。
お話は大して面白くはなかったけど、全編に漂う詩情あふれる雰囲気は独特の魅力があった。
ギター弾き語りの音楽とともに西部劇では珍しい雪が降る寒い北の田舎町の情景描写が素
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座頭市血煙り街道(1967年製作の映画)

5.0

すっげー面白かった!映画って楽しいなあと思わせてくれる最高の娯楽作品。
勝新太郎は殺陣も迫力あるし華とユーモアがあって本当に素晴らしい役者だなあ!
最後の雪の決闘シーンをはじめ美しいシーンたくさんあっ
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玉割り人ゆき 西の廓夕月楼(1976年製作の映画)

5.0

これは素晴らしかった!なんと言っても本作最大の魅力は主役の潤ますみ(この女優さんはこの映画で初めて知った)。
着物姿の彼女がものすごく色気があって美しい!彼女が歩いてくる冒頭のシーン、去っていくラスト
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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

1.5

ひたすら貧乏くさくてシミったれたお話。ミシェルウイリアムスはチャーミングだけど僕にはこの映画の良さが全然わからない。レンタルだったからいいけどこの映画観るのに1900円は払う気はしないし、面白くもなん>>続きを読む

美しきセルジュ(1957年製作の映画)

1.5

フランス映画史的には重要な映画なのかもしれないけど残念ながら全然面白くない。貧乏くさくてシケた物語で登場人物たちの行動にも全く感情移入できなかった。
娯楽性全くなくて辛い。この作品の魅力は僕にはわから
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蛇の卵(1977年製作の映画)

3.4

つまんなくはなかったけどベルイマン作品の中では凡作の部類に感じた。
モノクロの方が怖かったんじゃないかな。
キャバレーのシーンは良いけどね。