LIAMさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

3.8

真逆の人種に見えて、実は似ている二人の物語。リアルタイムで二人の試合は見てないけど、ライバル同士の二項対立はどんな時代にも存在していて、その二人の人生描いたこの作品は非常に緊張感があって非常に楽しめま>>続きを読む

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.0

なんかサンプリングが色々ある映画だった。主人公と少女の関係はまるでレオンのようだし、PTSDや幼少期の虐待に苦しんで、同じような境遇の少女を救いたくなる彼の心境もどこか既視感がある。映像の斬新さ、フラ>>続きを読む

わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

3.7

見逃してた作品を鑑賞。Into the Wildなどこの類の映画は昔から大好きなんだけど、過去に縛られてる主人公が何かを捨て何かを残し何かを得ていく様は短い2時間の映画だけど彼女の人生そのものを表して>>続きを読む

さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.4

昼下がりの丸の内で鑑賞。やたらでかい劇場での鑑賞だったけど、あっという間の90分。マークウェブ節満載の本作ですが、カラム・ターナー演じる主人公のモラトリアム抜け出せない感じが最高。メガネからウェアまで>>続きを読む

女は二度決断する(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

簡単によかったと評価できる映画ではないけれど、心に残る映画でした。政治的な側面よりも、テロリズムの被害者にすごくフォーカスを当ててるのが印象的。邦題にある2度の決断は第3章に集中しているように見えるけ>>続きを読む

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

電話の存在がすごく大事な映画。個人的には完全なるバッドエンドな映画だと思う。自由を求めて翻弄されて、結果自由になったようでその自由すら自分を常に縛り付ける国という大義に縛られている。イデオロギーや大義>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.3

帰省中の札幌にて父と鑑賞。後ほどゆっくり感想を。

トゥー・ラバーズ(2008年製作の映画)

4.1

体調不良の金曜日にNetflixで鑑賞。シンプルなストーリー展開でオチも読めまくるけど、主人公の心境に合わせたロケーションの変遷、音楽のアップダウン、物フォーカスのカメラ割りなど絶妙に良かった。ホアキ>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.2

舞台設定、キャスティング、物語の運び方まで全て満足して鑑賞できました。ラストまでのシークエンスは好き嫌い分かれるかと思いますが、じっくり初めから振り返ってみると納得感あるように感じました。キャラクター>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.3

前作同様、ストーリーの展開スピードが素晴らしく寝不足の状態でも最高に楽しめた。日本語訳は置いておいて、セリフがイギリス的なウィットに富んでるものが多くてこちらもとても好み。前作からの回収もしっかりされ>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.1

ストーリーも構成もよくある感じだけど、細かいカメラワークや絵作りがオリジナル。音楽のセンスも抜群で、登場人物の繊細な関係性をより引き立たせている。劇場が涙で溢れてる、ハートウォーミングな作品でした。

ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

3.0

キャラ勝ちな映画。展開もスピーディーで分かりやすい。オーシャンズのエッセンス盛りだくさんな作品でした。アダム・ドライバー最高。

君が生きた証(2014年製作の映画)

3.5

なんとなく再鑑賞。
ただの感動物語で終わらないのがこの映画の良さ。エレファントや最近観た女神の見えざる手など銃規制や乱射事件を扱う作品をタイムリーで観てますが、この作品に出てくる登場人物は加害者、被害
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.2

DVD含めて4回鑑賞。
内容どうこうよりも、自分のスタイルのベースメントを築いた映画の続編なので、もちろん素晴らしい作品。音楽が前作同様素晴らしく、前作からの伏線もいい感じのスパイスになってて、4人の
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.3

帰省中にタイミングがあったので札幌にて鑑賞。前評判通り、最高だった。良作たくさんの今秋の中でもかなり満足度高い。ミススローンのどこまで仕込んでたの?っていうくらいの戦略性がエキサイティングでワクワクし>>続きを読む

ルーム(2015年製作の映画)

4.1

NETFLIXにて2回目の鑑賞。
光の使い方がとても上手な映画だなと感動。プロットももちろんしっかり考えられているし、2時間の使い方も新鮮。社会に馴染なく、トラウマをなんとか乗り越えようとしていく二人
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.6

予想以上によかった。
アメリカの社会問題をうまく描写してる。音楽やカットもリズミカルで飽きずに楽しめた。エンディングも好み。

ジャッキー ファーストレディ 最後の使命(2016年製作の映画)

3.0

ナタリーポートマンの演技の凄さは感じられる作品。昔からケネディ暗殺の裏側はドキュメントで仮説もいろいろ見てきたので、意外な発見、結末みたいなのは予想通りなかった。衣装や内装が効果的に使われてて視覚的に>>続きを読む

スプリット(2017年製作の映画)

3.1

シャマランだから久しぶりに期待してみたけど、スゥーと2時間経過してしまった印象。多重人格を描く映画結構見てますが、マカヴォイの演技には引き込まれるものがあった。アイデンティティ思い出しました。あちらも>>続きを読む

ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.2

ジェイク関連をまとめてレビュー
ふとラブコメが見たくなって軽い気持ちで見たら、感動してしまってDVDも買った作品。パーキンソン病を扱う映画は少なくないけど、ラブコメの温度感でこのテーマを扱ってるのがま
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マイ・ブラザー(2009年製作の映画)

3.5

ジェイク関連をまとめてレビュー
ちょうど9.11やイラク戦争などの社会的背景からアメリカを中心にPTSDという言葉がちゃんと認知されだしたタイミングに観た作品。戦争の辛い記憶が人を変えてしまい、変わっ
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