だからこそ原罪という概念に辿り着く。
殺した男たちにも「因」があり、見逃した女にも因がある。なにより殺された女は親たちの甘やかしが因となり、男たちへの警戒心が薄かった。
流れ続ける川と、川の前で>>続きを読む
人の清濁を併せ飲む。そんな映画。
ラストシーンはまさに映画的。心情の移り変わりを映像を使って見事に表している。チャップリンがサイレントにこだわり、作り上げた凄まじいシーンだ。
良い。素晴らしい。
エロティックな映画です。
幽美な画面とこだわり抜かれた音響が相まってエロス。岡田准一、池松壮亮、西島秀俊と言った男性陣の顔、姿、黒木華の首もエロス。岡田准一は業を背負った主人公が似合う。殺陣も素>>続きを読む
緻密。
突発的な台詞が突き刺さる。
スタイナーとの交友と死、場面は変わり、虚無的な乱痴気の中にいる主人公。
女と喧嘩していた主人公が天使のような女の子と関わり変わるシーン、そしてラスト、主人公と女の子>>続きを読む
デルトロらしい映画。
おじいちゃんと子供、虫、人間が作った生き物を人間が殺すという人間の傲慢さ、青白と橙色の画面配色、
最初に子供と姉ちゃんが出会うシーンはストーリーのためのストーリーという感が否めな>>続きを読む