くろさんの映画レビュー・感想・評価

くろ

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グーフィーとマックス/ホリデーは最高!!(1995年製作の映画)

5.0

作画良し、背景美術センスありまくり、歌良し、テンポ良し、ギャグ面白し、キャラ皆んな立ちまくりで文句なしの星5点⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

パワーラインの歌や衣装デザインが、「見たことのない近未来感」満載で
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.3

「金時計」が1番好き。
共に修羅場を経験した者同士でしかわからない、歪な仲間意識がすごく好き。

ポスターの女性、ミアがポスターほど魅力的に映らなかったのがある意味で意外。

百円の恋(2014年製作の映画)

4.1

安藤サクラの顔つきや身体つき、声量や仕草がボクシングを始める前後で、目に見えて変化していくのがとても良い。

登場人物のリアル解像度の高低差が激しいのが気になった。
高いのはバイト先のレイプ犯オッサン
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ヴェノム:ザ・ラストダンス(2024年製作の映画)

1.2

昼飯に特盛炒飯を食べてしまったせいで、眠気に襲われうつらうつらの鑑賞。
胃袋事情を抜きにしても、つまらなすぎる。
脚本や映画の出来は前2作共褒められるものではないが、このシリーズ唯一の旨味「エディとヴ
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ルックバック(2024年製作の映画)

5.0

ジャンプ+でアップされた当初に読んだ時はあまり響かなかったが、映像で見せられてようやく素晴らしさがわかった。
藤本タツキ作品の独特の間は、読み手によっては意味のないコマに見えて流されてしまうが、今作で
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さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

4.8

「何故ちびまる子ちゃんという題材でこれをやろうと思ったのか?」という疑問は湧いたが、映像センスや演出、楽曲が良過ぎる。
それぞれ作風が異なる上質なMVを観ているよう。

花輪くんのリムジンシーンで流れ
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ちびまる子ちゃん(1990年製作の映画)

3.6

アニメちびまる子ちゃん34年の長い歴史の中で、好きだった頃は最初の3年間(アニメ1期)のみ。

なのでこの大野君と杉山君は、かつて好きだった頃のちびまる子ちゃんの空気感でとても懐かしい気持ちになった。
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トランスフォーマー/ONE(2024年製作の映画)

4.7

袂を分つことが決まっている、現敵対中、過去相棒の友情すれ違いモノが大好き人間なので、まさにツボだった。

個人的にはアルファトライオンが1番オモチャが欲しくなった。
オライオンとDが、どんどんと誰もが
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

4.8

一度見たら忘れられない唯一無二のキャラデザに世界観、グロすぎるモブのキャラデザ、サンディクローズ誘拐を企てる際の悪夢のような歌、ストップモーションの生き生きした動き、全部好きすぎる。

個人的グロテス
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エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

4.1

一作目ほぼうろ覚えくらいのエイリアンビギナー。ギミック盛り盛りでとても楽しめた。
エイリアン=ゴキブリのように自分には感じられて、数日前部屋にキングサイズが出現したばかりなのでより恐怖感がマシマシだっ
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ラストマイル(2024年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

Amazonヘビーユーザーなので観てる間中、自分も加害者なのでは、という後ろめたさを感じさせられた。
居心地が悪いながらも、引き込まれるとても胸に残る映画だった。

台詞無しなのにこんなにも胸を引き裂
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仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディングPartIII 仮面ライダーゲンムVSレーザー(2018年製作の映画)

3.2

貴利矢推しだったのでそれだけでも評価できる。
因縁がありながらも有耶無耶になっていた貴利矢と黎斗の決着としても良い着地点。
正宗の過剰すぎる叫びに笑った。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.8

展開ほとんど2・3と変わらんやないかい、と思いながらも、やはり刺客を1人1人しっかり殺すアクションには魅せられる。
シリーズ共通してネオンカラーの雰囲気がセンス抜群で、どの場面を切り取っても絵になるカ
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仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング PartII 仮面ライダーパラドクスwithポッピー(2018年製作の映画)

3.1

トリロジーだけあって一作目だとわからなかった檀黎斗の目的など本筋が見えてきて面白かった。
監督は松田るか好きすぎるやろ。

アラジン(2019年製作の映画)

3.4

歌や吹き替えがとてもよかった。ジーニーはデップーに似てるな、と初めて感じた。

ミッキーマウス ザ・ストーリー(2022年製作の映画)

4.5

ミッキーの歴史を振り返りつつ、戦争に使われるキャラクターやら、ディズニーは著作権にうるさいってイジられるようになったキッカケとか、どんどん優等生になっておもんないキャラになったミッキーとか、黒人差別描>>続きを読む

インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

北米興行収入が凄まじいことになっており、期待していったが抜群に面白かった。
思春期の解像度が高すぎる。
中学→高校に上がる際の、新しいクラスメイトから見て中学時代の旧友はダサいと思われていないか、常に
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仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング 仮面ライダーブレイブ&スナイプ(2018年製作の映画)

3.2

vシネでやる規模ではなく、いつも通りのテレビシリーズのような規模感のストーリーだったが、楽しめた。
大我とニコの関係性が、自分の中では「ブラックジャックとピノコの関係性」だと思っていたため、大我が恋愛
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デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

2回鑑賞。「ノーウェイホーム」以来のワクワクさせてくれるMCUが帰ってきた。
他スタジオで歴史を積み上げてきたキャラとの合流はワクワクしないわけがない。

ディズニーの20世紀フォックス買収→デップー
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劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング(2017年製作の映画)

3.4

仮面ライダーの劇場版の割には、少女の願いで街中の人々を巻き込む、という規模小さめのスケール感だが、映画の尺に丁度よく収まっていて良かった。
最後、ビルドの紹介のためにパラドがかませ扱いになるのがいただ
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夢の帝国 スター・ウォーズ・トリロジーの歴史(2004年製作の映画)

4.1

モスアイズリーカンティーナに出てくる客のルックが初期ver.では悲惨な出来だった、ハリソンフォードはハンを殺して欲しかった、など貴重な裏話が多くマニアなのでとても情報量に詰まっていてたのしめた。

HANA-BI(1997年製作の映画)

4.1

劇中に出てくる印象的な絵が、武作でびっくり。そっちの才能も凄すぎる。

ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

3.5

元々のPART Ⅲは未見。監督の意向が反映されているバージョンとのことで、こちらを鑑賞。
前2作にピンと来なかったゆえ、展開やら人物の思惑がわかりやすい今作が最も楽しめた。
因果応報ともいえるラストに
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3-4x10月(1990年製作の映画)

3.8

オチ以外は好き。冒頭から示唆されていたとはいえ。
「こんなコミュ障でブサイクに石田ゆり子が !?」とか、荒唐無稽な展開とか、「そんなわけねえだろ」展開に対するアンサーとして納得はいくが、ガッカリでもあ
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.0

1時間10分の尺であれだけ密度の濃い物語に仕上がってるのがすごい。不気味な絵本のような絵柄がそのままアニメとして動いているのも、50年前の作品とは思えない。
音楽も聞いたこともない、遠いヘンテコな宇宙
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.7

国産ゴジラは腰を据えて気合い入れて見なければならない重厚路線が続く中、こちらモンスターバースはポップコーン食べながら気楽に見れる娯楽大作で、気軽に楽しめた。

近年のスーパーヒーロー物だと、街中でド派
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.8

冒頭が説明なく進行するので難解に感じたが、段々と設定を把握、むしろ荒唐無稽なアクションになっていったのが意外すぎてとても楽しめた。
古谷徹のキモデブ役は新鮮すぎた。
とてもよく似た設定の「インセプショ
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なんちゃって家族(2013年製作の映画)

4.2

ロードムービー、はぐれものが疑似家族になる物語が大好物な自分にはドンピシャな映画だった。
ジェニファー・アニストンの変わらない美貌、スタイルと、フレンズで相当の地位を得た筈なのに未だこんな役をやってい
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.2

人間キャラのドラマパートはクソつまらんが、怪獣プロレスは圧巻。
母親クソすぎ。田中圭の声浮きすぎ。最後のバーニングゴジラカッコ良すぎ。

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.4

力技にも程がある強引な展開、キャラの登場タイミングで、コナンと服部の超人描写が常軌を逸していて思わず笑ってしまった。
劇場版で原作にも関わる超重要爆弾後付け設定を放り込んでくるとは思わず、上映終了後の
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菊次郎の夏(1999年製作の映画)

4.2

全体的にほのぼのとした夏休み物の作風ながら、こわいおじさんの話や階段から落ちたおじさんで見せる、日常に潜む恐怖や無常が生々しくて強烈な印象だった。
正男も観客も抱いていた、たけし=喧嘩強い といった信
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イカボード先生のこわい森の夜/イカボードとトード氏(1949年製作の映画)

4.4

トード氏のエピソードは、ディズニー短編アニメーションを思わせるドタバタ劇で、目まぐるしく動き回るカートゥーンの醍醐味を味わえる一編となっていてとても楽しめた。
イカボード編は、オチが怖すぎた。バッドエ
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鉄道員(ぽっぽや)(1999年製作の映画)

3.7

小林稔侍演じる仙次がすごく良い。
「乙さん」のまるで父親を慕うような言い方、老年になっても照れることなく真っ直ぐにぶつける乙松への熱い友情、「しょうがねえな」と言わんばかりの温かみのある表情。観ていて
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.4

年々複雑になり一度の鑑賞ではまず理解できなくなっていくノーラン作品。
自分に教養や知識があれば、もっと楽しめたに違いないだろうが、という意味でこの点数。
事前にマンハッタン計画のドキュメンタリーを観て
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七人の侍(1954年製作の映画)

4.8

今までで観た映画で最も長尺だったが、飽きや怠さを感じさせない凄まじい面白さ。
七人以外にも、百姓たちもそれぞれキャラが立っており、侍と百姓という身分が違う登場人物たちの会話からそれぞれの背景や生い立ち
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.2

異国の客である主人公サイドにあまり寄り添わず、中立な立場で進行するため、「異常な習慣を持つコミュニティの日常映像記録」のように見られた。ここまで微塵も興奮しない性交シーンは初めて。