絶望の毎日でもふと見上げた空は青く、田園の緑は瑞々しい。エーテル。本作を観終わった後の一言で表せないこの感情そのもののことなのか?
若さゆえの葛藤、なんて眩しいんだ。青春は爽やかできらきらしたものばかりではない。将来への不安、退屈な日々。どこか虚無感のある学生たち。学校という狭い世界がすべて。黒い部分含めて青春。
ずっと観たかったゴダール。一回観ただけじゃ自分の中に落としきれなかった、もう一度レビューします。
ホラーと社会問題の組み合わせって斬新。
火事の中延々回転し続けるカメラワークとエヴァグリーンの凄まじい演技力で胸やけしてしまった。
役者の無駄遣いと情報量の多さで観客を置いていくウェスアンダーソン。大好きよ。
マッツが酔っ払って踊るのだなんてみたい〜〜〜と軽い気持ちで観始めたのに、気づいたら涙していました。
ニコライの誕生日で4人が集まったときにマーティンが「なにもない毎日だ」と泣くシーン、とても良かった>>続きを読む
多目的トイレで恒夫がジョゼに抱きつくシーンは切なかった。両親にジョゼを会わせられない、ジョゼを背負ってはいけない、と恒夫の心が折れたのがわかる。
上野樹里のビンタも良いね。相手を恋のライバルとしか見て>>続きを読む
サイケなアニメーションと懐メロ、目も耳も楽しかった。夢を諦めて「結婚」を選ぶのは時代を感じる。お姉さんにとって良い選択だと信じ、万歳と両手を上げるまる子には涙が出る。
坂元裕二の脚本が良い。
2人の趣味がまんま私で感情移入しすぎてしまった。
市川春子の宝石の国、久しぶりに読みたい。
Under Pressure が流れたシーン、忘れられない。2人のハグと「love」の歌詞のタイミングがぴったりになっていたところ。そしてこれが本当に彼らの「last dance」であったということ。>>続きを読む
すれ違って素直になれない日。あのバレッタを渡した日。休館中の水族館にこっそり入った日。
そのちょっとした幸せを、ふとしたきっかけでちょっと思い出しちゃうんだよね。
池松壮亮の声が心地良い。
デレクの白人主義崇拝の演説が呪いのようだった…。
偏見や憎しみがどう増幅し、連鎖していくのか描かれていて興味深かった。
恨みは何も産み出さないことを強く思い知らされます。