ゴーシュさんの映画レビュー・感想・評価

ゴーシュ

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トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

4.5

前から気になっていた、『トウキョウソナタ』を見る。線路のすぐ手前の、ある一軒家に住む4人の家族が中心となり物語が展開される。
興味深いのは、一見するとまとまっているように見える家族でも、そのメンバーで
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.0

人に対する優しさと、助け合いがテーマの作品だと感じた。
さまざまな国の昔話の世界が、つながっていくという展開がとても面白かった。しかし、ナレーションがちょっとうるさい印象。

ナイト&デイ(2010年製作の映画)

3.0

カーチェイスのシーンが印象的。特に終盤の、狭い路地を何台もの車が列をなして猛スピードで走っていくところなど迫力があった。それと、トムクルーズが屋根の上をぴょんぴょんと走るところもすごいなと感じた。

四月は君の嘘(2016年製作の映画)

3.0

北野武『キッズ・リターン』、豊田利晃『青い春』などをはじめ、学園青春系の作品には、「屋上」のシーンがやっぱり良いな〜。教師の目から逃れられるし、真っ青な空も見れる。まさに、青春を象徴する空間なのかもし>>続きを読む

ゲームの規則(1939年製作の映画)

4.9

人物の画面への出入りの動きや、それに伴うカメラの振り付け!その徹底ぶりに驚く。

TOKYO!(2008年製作の映画)

3.5

3人の中では、レオス・カラックスの『メルド』が、かなり過激な感じがした。「メルド=糞」が、汚い容姿で東京の都心を歩き回ったり、「菊の花」を食ってたりとか。いろいろメチャクチャ過ぎてすごい。

ニンゲン合格(1999年製作の映画)

4.0

主要な舞台であるあの家の一部が、まさかの釣り堀であるのに驚く。
そして、豊の父親が藤森に激怒されるシーン。息子をもう面倒見れない的な発言をした父親に藤森が激怒し、それにビビる父親。そこでの父親の動線が
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結婚哲学(1924年製作の映画)

3.5

ルビッチ監督作品を初めて見た。不倫のお話だけれども、結構楽しく見ることができた。
特にブラウン医師の同僚のミューラー医師の存在が見ていて滑稽だった。舞踏会のシーンで、シャーロットとミューラー医師の関係
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巴里の女性(1923年製作の映画)

4.0

チャプリンって喜劇だけかと思ったら、このような裏面的な作品も撮ってたいたのかと驚く。
冒頭のヒロインの戸建て住宅のショットとか、いかにも寂れた感の雰囲気が出ていて素晴らしい。
そして、前半のドラマチッ
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マーニー(1964年製作の映画)

4.0

ヒッチコックの作品の中で頻出する、精神分析的なテーマの系譜に連なる作品。主人公のマニーはどうして「赤」や「稲妻」、そして「男」に異常な拒絶反応をしめすのか?それは、最後に全て分かる。
さて、特に面白か
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.0

茶道も演技も、動きに細かな注意を払うという点では、ある意味似てるのかなと思った。
それと、今はダメでも後になってから分かるものの価値を、主人公の黒木華が大切にしているところが、とても共感できた。

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.0

ホテルにくる客が、みんな怪しく思えてしまい、見ていてゾクゾクする。そして、最後のまさかの展開...。
また、長澤まさみと木村拓哉のコンビが良かった。お互い、仕事の業種は違えど、それに対する情熱は人一倍
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オープニング・ナイト(1978年製作の映画)

4.6

『こわれゆく女』を、ある意味変奏して作った作品な感じがした。異なる点は、「狂気」の扱い方で、最終的にあのような形でポジティブに扱っている点だろう。
そして、その最後の舞台のシーンは、見ていても2人が何
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青い春(2001年製作の映画)

3.0

屋上からの俯瞰のショットも素晴らしいけど、高校生たちの走るショットがとても印象に残った。特に、松田龍平演じる九條が全速力でドリブルしているところを、下から撮っているショットとかカッコいい。
北野武の『
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タンポポ(1985年製作の映画)

4.5

本当に素晴らしい作品。
特に好きなシーンは、会社の「お偉いさん」たちが高級レストランで食事をするところ。その中に混ざっていた、パッとしない荷物持ちの男性が、実はめちゃくちゃ食べ物に造詣が深かく、そのた
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ラストレター(2020年製作の映画)

4.0

おくればせながら、岩井俊二『ラストレター』を観賞。
終始、映像の美しさは本当に素晴らしかった。冒頭の川のシーンや水を抜いたプールでの花火シーンなど。
その中でも、個人的に印象的だったのは、この作品の主
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叫びとささやき(1972年製作の映画)

3.0

相反する2つの境界(生と死や夢と現実)が曖昧になると、人はおのれの正気を保つことがてぎなくなり叫ぶ。そして、人物の顔をクロースアップで凝視させられることにより、人物たちの同一性も崩壊していく。これは『>>続きを読む

処女の泉(1960年製作の映画)

3.5

少年が悲惨な事件現場を目撃したあと、食べ物が喉から入っていかずに、嘔吐してしまう場面。物凄くそれにリアリティを感じた。(精神分析的に分析できるようなシーンでもあるように思う。)なんだろう、親類以外の裸>>続きを読む

魔術師(1958年製作の映画)

3.5

ベルイマンのモノクロ作品は、光と暗闇の対比が物凄く鮮やかに示されていて、ほんとうに綺麗。その対比が、この作品において科学と魔術の対比とも構造的綺麗に対応しているように思った。
また、時代が19世紀中頃
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野いちご(1957年製作の映画)

3.0

『夏の遊び』の次にこの作品を観賞。共通していたのは、主人公が昔の記憶を遡るという構造とそれがある1日の中で行われるという時間の構造。
中でも、ロードムービー的な物語展開や、冒頭の夢のシーンは結構面白く
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夏の遊び(1951年製作の映画)

4.0

特に印象的だったのは、ミキシングされている音。街から船でいく島に生息している鳥の鳴き声や、そこで鳴り響いている不気味な風の音。それらの音が画面外から入れられることで、かなり独特な画面が毎回構成され、何>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

4.0

最後のロックフェスのシーンは、本当に素晴らしい。「古武術」と「古美術」のコラボレーション!その音楽が、フェスの観客そして映像それ自体にも干渉することで、ライブの熱量が伝わってくる。
終始、洗練されたミ
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セトウツミ(2016年製作の映画)

4.0

河原で高校生2人がただくっちゃべってるだけだけど、こうゆう放課後の過ごし方すごくいいな。

エイリアン(1979年製作の映画)

3.0

エイリアンが人間の腹の中から、生まれていくシーンはなんとも言えない、痛々しい感覚を覚える。けど、そのエイリアンが意外に可愛い。

エクソシスト(1973年製作の映画)

3.0

精神分析の講義で、初めて見た。体が重力に逆らって浮いていくシーンは、驚く。そしてサブリミナル的なショット!

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.0

盲目のオヤジが、実は軍隊上がりの人で、チョー強かったという、まさかの展開。終盤のシーンは、ハラハラする。

仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

4.0

タイトル通り、水がモチーフとして印象的使われていた。例えば、冒頭のザアザア降る雨の中、親子2人がそれに包まれるかのように歩くシーンは、この作品全体の構造と通じているようにも感じれる。
あと、ロケーショ
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赤線地帯(1956年製作の映画)

4.0

溝口の作品を見てると、同一画面内での人物の入れ替わりや動きが、すごく計算されて撮られているんじゃないかと思う。(小津はぴたっと止まってる印象)
そして、それに応じるカメラの振り付け!凄すぎる。このカメ
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男はつらいよ 寅次郎純情詩集(1976年製作の映画)

3.0

渥美清、京マチ子、笠智衆が出てきて感動。なにより、渥美清と京マチ子が共演していたんだというのにただ驚く。
中でも寅さんが病気の京マチ子に尽くす姿は見ていて良いな〜と感じる。ただ、友達の庭師的な友達をも
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.0

小津のカラー作品を毎回見てて思うが、今から見ると当時使われてた掃除機とか、デザイン性もあるし何よりオモチャみたいで可愛い。飲み屋街の看板の文字とかも良いですね。
そして、最後のシーン。笠智衆が娘のミチ
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疑惑の影(1942年製作の映画)

4.0

『疑惑の影』はヒッチコックの中でも結構好きな作品。叔父さんとその姪との間の、禁断の愛というテーマを扱って、観客を冷や冷やさせるような演出が行われているから、全く飽きない。個人的には、冒頭のシーンのチャ>>続きを読む

お早よう(1959年製作の映画)

5.0

実と勇のコメディタッチの描写もすごく面白かった。自分自身も次男ということもあって、勇ちゃんに感情移入してしまう場面が多々あった。
あと、英語とかを子どもに勉強させる大人たちが、「西洋風」の寝巻きを着て
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岸辺の旅(2015年製作の映画)

4.0

個人的には好きな作品。
『岸辺の旅』というタイトルの「岸辺」が示唆しているように、生者と死者の世界が混在していく。が、確かに、その2つの世界は溶解して識別が困難になっているのだが、途中の小松政夫がバイ
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.0

一つの自分ではなく、別の自分になる可能性を探ることを、SF的なモチーフで考えた作品なんだろう。

概念をとられてしまうのは一見すると残酷なように感じられるが、この作品の人物たちはなんというか、とても溌
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世界は今日から君のもの(2017年製作の映画)

3.0

5年間引きこもりだった主人公を門脇麦が演じているが、本当に役にハマっていて素晴らしい。例えば、話す時に目線を合わせなったり、身体をモニョモニョしたりといった動作が徹底して行われていた。だが、ありのまま>>続きを読む

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