きくりんさんの映画レビュー・感想・評価

きくりん

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パーフェクト・ルーム(2014年製作の映画)

3.3

この栄華のタイトルは原題のままでよかったんじゃないかな?
おぉっー!というどんでん返しではないけれど、なかなか面白い作品でした。

ブロークン・シティ(2013年製作の映画)

2.7

雰囲気はよいのですが脚本が雑ではありませんかね?

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

4.2

素晴らしい作品でした。
政治にもラグビーにも偏らず、絶妙なバランスで描かれている作品でした。
現実はきっともっともっと厳しいのでしょうが、赦しを説き、国をひとつにまとめようとするマンデラ大統領の言葉と
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アビエイター(2004年製作の映画)

3.3

レオさんはこれだけの演技できるんだぜ的な映画でした。
公聴会のシーンはなかなか良かったです

ダーク・プレイス(2015年製作の映画)

3.0

私にはちょっと合わなかった。
悪い作品ではありません。相性が悪かっただけです

殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

3.5

あまり期待せずに観始めましたがなかなか良い作品でした。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

ずっと観たくて、テレビ放送も所要で観られず、ようやく観ることができました。
こういう場合、往々にして期待が膨らみ過ぎて、うーんとなることが多いのだけれど、「シン・ゴジラ」は期待を全く裏切らない快作でし
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64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

3.1

原作をかなり以前に読みましたが細部の記憶は薄れての鑑賞。
原作では県警内の人間模様が細かく描かれていましたが、映画は娘を持つ親の視点を全面に押し出しています。
映画ではなく、TBS日曜夜9時からドラマ
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突入せよ!「あさま山荘」事件(2002年製作の映画)

4.0

もう何度も観ています。
あまり評価は高くないようですが、私は好きな作品です。
歴史的な事件の映画というよりはビジネス的視点で描かれていると思います。
組織の足枷に苦悩した経験がある方が観たら、きっと面
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藁の楯(2013年製作の映画)

2.9

藤原竜也さんは追い詰められてく人物を演じると天下一品。
この映画でもいかんなくその真価を発揮しています。
大沢たかおさんと対峙したシーンの表情は狂気がかっています。
永山くんもこのメンツの中では見劣り
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.8

一瞬足りとも飽きのない作品でした。
マジックには本人が自覚するしないに関わらず、サクラが必要です。(この映画でも描かれています)我々もまた無意識なサクラなのかもしれません。
エンターテイメントの全てが
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.0

この類の映画は苦手なのでスコアは高くないけれど、苦手な私に最後まで観させた何かがこの映画にはありました。
しかし、観るのがつらかった。

シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012年製作の映画)

3.0

ジャンレノさん、あなた何回日本に来てるんだよっ!とつっこみたいシーンもありますが、楽しい映画でした。
頑固で偏屈で融通が効かない人は現実ではなかなか上手くいかないけれど、映画の中ではいいじゃいですか、
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百瀬、こっちを向いて。(2013年製作の映画)

3.1

役者さんたちの演技はそれほど上手いわけでもなく、登場人物たちはそれぞれに自分勝手で……。
だけど十代はわがままで傲慢で矛盾に満ち、常に傷つき、誰かを平気で傷つける。
みんな、心の中の怪物に振り回される
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靴職人と魔法のミシン(2014年製作の映画)

2.6

なんとなく途中からわかっちゃったので、ラストはそれほどでもなかったです。
こういう設定ならば、恋愛に絞ったほうがハートフルになったような気がします。
脇役がみなそれぞれ中途半端に描かれており、もう少し
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キツツキと雨(2011年製作の映画)

4.1

鑑賞2回目。
ストーリーがわかってても何度でも観返したくなるそんな作品です。
日本映画の予算のなさを嘆きつつ、素敵な作品に仕上げる沖田監督、さすがです。
役所広司さんのおかしみがフルに発揮されています
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ディーン、君がいた瞬間(2015年製作の映画)

3.6

スターへの階段を駆け上がろうとする瞬間、本人は決して幸せではなかった。夢を叶えても得るものより失うものの多さに立ち止まりもがこうとするジミー。
そのジミーに惚れ込み、彼を追うデニス。
特別何かが起こる
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.8

疲れていたので最後まで観られないかも、と思いながら再生スタート。
一気に惹きこまれ、結局ラストまで鑑賞しました。
最近、実話に基づく映画を観ることが多いのですが、それらに共通するのは過度な演出がなくて
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252 生存者あり(2008年製作の映画)

1.9

東京に高潮?津波?が押し寄せるシーンがハリウッド映画を見慣れている我々にとって非常に安っぽい感じでした。
首都東京にあれほどの甚大な被害が出たのなら当然自衛隊も出動しているはずですが、影も形もありませ
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

3.5

事実に基づいたストーリーで必要以上の過度な演出もなく、それだけにアジトへの突入シーンはリアルでかなりの緊張感がありました。

ただ、信念と言えば聞こえはいいですが思い込みと表裏一体。
あそこにビンラデ
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ぶどうのなみだ(2014年製作の映画)

3.4

「繕い裁つ人」を観て、三島監督作品なので、この「ぶどうのなみだ」を鑑賞。
なんだか評価が低いのであまり期待しないで観始めましたが、なんのなんの、なかなか素敵な世界が描かれておりました。
大泉洋さんの抑
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

3.9

マリア役のヘレン・ミランがかっこいいおばあさまです。
脚本がしっかりしているとやはり無駄な時間がなく、観ていてダレることがありません。
第二次世界大戦当時、ナチに従った同胞に対する複雑な心情は考えさせ
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繕い裁つ人(2015年製作の映画)

3.6

三島監督の作品は「しあわせのパン」も観ましたが、映像が常に暖かく優しいのです。
ダイレクトにセリフで伝えるのではなく、比喩や描写で心情を語る、映画って本当はそうだよね、と思います。
なんて偉そうなこと
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ザ・インタープリター(2005年製作の映画)

2.9

テロ、独裁者暗殺計画とワードからアクション系と思って観ると痛い目をみます。ヒューマン系のお話です。

ストーリーは少々ダラダラ感はありますし、うーんと思う箇所がなくもないですが、ニコールキッドマンとシ
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小さいおうち(2013年製作の映画)

3.4

黒木華さんが観たいと思い鑑賞。
ご存知のとおり、この作品で黒木さんは第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞したわけですが、ほんとに素敵な演技です。「幕が上がる」の先生役と同じ女優さんとは思えない
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

4.2

何十年ぶりかに観ました。
初めて観たのは十代の頃だったかと。
あの頃は少年時代のシーンが大好きで何度もレンタルして観たけれど、後半は長かったせいか、いつも集中して観ていなかったようで、今回は自分も中年
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幕が上がる(2015年製作の映画)

4.0

ももクロにはなんの興味もなく、黒木華さんが出ているから、と観始めました。
しかし、これが本当に良い作品で、ただのアイドル映画ではなかった。
直球ど真ん中の青春映画です。
撮影は順撮りで行われたらしく、
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トランセンデンス(2014年製作の映画)

3.0

いろいろとツッコミどころはあるのですが、細かなカットに様々な意味が込められ、内容もなかなか考えさせられるものでした。
後半かなりダラッとなるのですが、鑑賞して良かったです。

ケイト・マーラにもう少し
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二流小説家 シリアリスト(2013年製作の映画)

2.5

出演者の面々を見て、かなり期待して観てしまいました。
映画館で観る必要のない映画、テレビでいいんじゃない?
そんな映画でした。

マジェスティック(2001年製作の映画)

4.5

古き良きアメリカの風景の中で古き黒歴史赤狩りが背景に描かれた作品。
これまでトゥルーマンショーがジム・キャリー主演映画の中でNo.1でしたが、この作品に変わりました。
ジーンとくるシーンが随所にあり、
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脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

3.0

脳内会議は面白かった。リアルな場面がもう少しなんとかならなかったかなぁ、と。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.3

かつては凄腕の殺し屋でありながら、引退していたとはいえ、なぜ自宅が無防備なのか……なんて細かいことは考えてはいけない。
単純に楽しみなさい、そういう映画です。実際楽しめます。