8さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い(1994年製作の映画)

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何故かすごく刺さった大好きな映画。
良さを言語化できず日が経ってしまったので是非もう一度観たい。
ただ、ラストは読者に委ねても良かったのでは。文章だけなら一層余韻が美しかっただろうなと思う。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

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"鍵は必ず何かを開ける"
彼が求めて、探し続けていたものではなかったかもしれないけれど、たしかに開いた新しい世界は広くて狭くて、明るくて暗い。
でもきっと自分に向けられる大きな愛を知った彼にとって、そ
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ショコラ(2000年製作の映画)

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語り出しを聞いて北風と太陽を想像したけれど、見終わって余韻に浸る今、小粋でお洒落で美しい童話を見たように感じている。
酸いも甘いも、温かさも寒さも、全部が沢山詰まっていてまさにチョコレートのような作品
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旅立ちの時(1988年製作の映画)

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今の生活が一生続くことへの覚悟と、そこから脱することを求めずにはいられない葛藤。
覚悟している、というより捨てきれない弱さもあったのかもしれない。
踏み出そうとした彼と最終的に背中を押した家族の強さが
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イコライザー(2014年製作の映画)

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曲や画が全体を通して渋く、くどい盛り上げがないのが格好良かった。ホームセンターラストの登場は、手にしている凶器を除けばMVを見ているくらいの気分。水と影。
彼は人への感情も愛もあるのに、いやあるからこ
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モ’・ベター・ブルース(1990年製作の映画)

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音と照明、衣装、カメラワークが素晴らしい。終始雰囲気が好みだった。

アルゴ(2012年製作の映画)

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現実に基づいていることが前提にあるが故の面白さ。台詞の回収も良かったし、映画化する以上作戦は成功したんだろうという予想があっても心拍数は上がる。
フィクションとして観ていたら「んなわけあるか!」とやや
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

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ベルリンの壁と絡めるのは面白いなと思いつつ、話にはついていけない。

グラン・ブルー完全版 -デジタル・レストア・バージョン-(1988年製作の映画)

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映される海がいつだって美しくて。その美しさの裏側というか根底にある、ジャックの抱く怖さとが表裏一体なのがなんとも切ない。
映画として鑑賞した私ですら、海の中から見上げる太陽と水面の煌めきは忘れられない
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

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好きだった。
(イギリス)英語という言語のテンポ感と、音の滑らかさと荘厳さと。それから軽さと。それらを王との信頼関係を構築する中で教えた、というより伝えたのが素敵。
激昂しかけても、ライオネルの思いと
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アメリカン・ギャングスター(2007年製作の映画)

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"善人"とは?"成功者"とは?
後半の加速と、現実との重ね合わせが良かった。

ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

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流石に強すぎるボーン、そして出てくる女が全員格好良くて好きだ。
ラストニヤッとしてしまうニッキー、可愛い…!

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

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側室が離婚を求めるシーンの青みと音楽、そして婉容の花を食すシーンが好きすぎた。狂気的で美しくて。

中国史に対する自身の知識不足により理解し切れなかった部分が多かったのでまた見直したい。また会話が全て
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オブリビオン(2013年製作の映画)

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冒頭から既視感がありすぎて。音響というか曲を入れるタイミングと、音楽の系統?、バイクを真上から撮るアングルも…
監督を見て納得。マーヴェリックでした。
未来らしい清潔感ゆえの怖さと、まさかの展開。ラス
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ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

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3日間続けてI・Ⅱ・codaと観たからか、どこか印象が薄い。いや、目立つシーンはいくつも思い出せるのだがなぜだろう。
アルパチーノの歳の取り方が良いなと思った。

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

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回想による父との対比が面白い。
そしてⅠでも書いたが画と色味がやはり好きだ。
冒頭のアルパチーノの目を伏せた顔が残像としてずっと残っていたのだが、ラストでそれと重なるように吸い込まれるものだからもう…
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

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常に漂う重厚感と緊張感に興奮したり、ファミリーとして併せ持つ冷徹さと暖かさに恐怖を覚えたり。
ストーリー展開にそこまで大きな起伏はないはずだが、ラストを迎えて初めて自分の肩に力が入っていたことに気づく
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ウォーターワールド(1995年製作の映画)

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USJで初めて見て、随分と見入ったので映画も楽しみに。
諸々緩い(ラスト30分特に)ですが割と楽しめた、かな、でもUSJのショーをまた見たくなってしまった。時間と場所の制限ゆえにカットされているのが見
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

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描かれる影の美しさ。
戦争を題材にした作品特有の(という言い方は好まないが)銃撃・爆撃音がこの作品を見終わった今一つも余韻として残っていない。むしろ静謐さが大変印象的で、その静謐さゆえの恐怖というか、
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ドリーミング村上春樹(2017年製作の映画)

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まさにパラレルワールド。
村上作品はなんとなく敬遠していたが、この映画内だけでも核心をついた言葉が多く、多言語に翻訳して読まれる彼の作品を是非読んでみたい。

プラトーン(1986年製作の映画)

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「戦争なんか超越して光ってる」

I love this place at night.
The stars... there's no right or wrong in them. They're
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

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服を散らかした部屋と Rhapsody in Blue の印象が強すぎる。残像と余韻が長い。
それから水。
美しくて、派手で、自宅にそれを持つ豪奢な生活を強調しているようにも思える。
だからこそ彼の水
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

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バズラーマンらしさが詰め込まれていながら台詞は古典的。そのギャップを楽しむものなのか…?と少し困惑してしまった。
現代版というならもっと振り切っても良かった気がするが、文学的な古めかしさこそがロミジュ
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