特別な事件が起こることもなくゆったりとした時間が流れるだけの映画だが、人と人との距離感がとても好みだった。
それぞれの登場人物が少しずつ変わった人なのだけどその違いを楽しめる余裕が作品全体に漂ってお>>続きを読む
今回はレビューというか気になったことメモ……
・ほぼ全てのアクシデントが現実世界の人間からするとレアな部類の愚か者のドジによって引き起こされるのが解せない。
・途中で原始人vs恐竜の再現をやりたかった>>続きを読む
コメディともSFとも感動モノともつかない、あるいはその全てに当てはまるような不思議な映画。
あまりネタバレしてしまうと勿体ないので詳しいことは省くが、日常の下らないことから生きている上でどうしようもな>>続きを読む
作品の中で実際に回していたカメラの映像という設定なので(カメラマンがいるんだよな……)などの余計なことを考える余地が無かったのが良かった。
また、映画的なカメラワークが無いことでメタ的な予想ができず、>>続きを読む
20世紀初頭のデンマークで心と体の性が一致しないという性質に悩み行動した人のお話。
持って生まれた性質を社会から、更には自分ですら間違っているものとして偽ったり否定しなければいけない人生はどれほど辛い>>続きを読む
上層から下層へ残飯が下りて来る仕組みの施設のお話。
階によって不自由せず生きられることもあれば飢餓で死んでしまうこともあるという極限状態を通して「余裕のある人が貧しい人へ何か施しをするわけではない」と>>続きを読む
もしも一切の電気が使えなくなってしまったら?を描いた作品。当たり前だったものが無くなることで今までの生活が一変してそれまで自分を支えていると思い込んでいたアイデンティティやプライドを捨てて本当に大事な>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
地球外生命体とのコミュニケーションをどのようにとるかというテーマで話が進むのかと思って序盤は観ていたが、終盤になって言語によって時間の概念すらも変化して未来の事象を捉えられるようになるという展開になっ>>続きを読む
ネットの匿名性を盾にして好き勝手な書き込みをしていた主人公が急に命懸けの戦いに巻き込まれることでワイルドになっていく様が爽快だった。
戦闘シーンも主人公のフラつきに合わせてカメラが揺れたり残弾数がゲー>>続きを読む
ちゃんと怖かった。
序盤からゾンビや非常事態下の人間がどのような性質か、いかに怖い存在かが丁寧に描かれており、その蓄えから後に続く全てのシーンで緊張の糸が緩むことなくエンディングまで観続けることがで>>続きを読む