ysmさんの映画レビュー・感想・評価

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白夜 4K レストア版(1971年製作の映画)

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3回目
包摂し合う身体の、音ひとつない抵抗。絵の具の色彩で汚れたジャックの掌、威圧的な母の捜索のなかで下宿人とマルトが密かに合わせる裸体、そしてテーブルの下で暗い結託の徴のように握られた手。肌の静けさ
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ブルータリスト(2024年製作の映画)

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オープニングは鳥肌が立つほど良かった。逆さの自由の女神。やはり『サウルの息子』以降(あるいはダルデンヌ兄弟以降)、被写界深度が極端に浅くブレが激しい画面が商業大作映画でも妙に頻出しているような気がする>>続きを読む

コロッサル・ユース(2006年製作の映画)

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2回目(35mm)

ほとんどのあいだ壁や天井に対面していることになる。視線はそれ以上先に行けない。鳥瞰的な視野を徹底的に廃したスラムの生態学。その閉鎖的な水平性は白い団地が放つ幾何学的な垂直性のヒエ
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Travel Songs(原題)(1981年製作の映画)

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「ジャガイモ畑というのは人の命を救う場所でもあるのです。このことは以前詩にも書いたことがあるのですが、子供のころ、ドイツの兵隊が家にやってきて父を尋問し始めた。私は窓から飛び降りて、ジャガイモ畑の畦
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ゴダール・ソシアリスム(2010年製作の映画)

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イニエスタにゴダール作品への出演歴があったことがわかった

私を町まで連れてって(1953年製作の映画)

5.0

ありえないことばかりが起きている。これが81分なのが信じがたい。牧師がフルパワーで人を殴りすぎだし、下着姿で木の上からライフルで熊を撃っちゃったことが馴れ初めになることなんてないだろ

他人の顔(1966年製作の映画)

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表象文化論的にあまりに徴候じみた映画。リュミエール兄弟によって映画が興行された1895年にレントゲンはX線を発見し、フロイトは『ヒステリー研究』を発表しているわけで——安部公房はともかくとして勅使河原>>続きを読む