まさとさんの映画レビュー・感想・評価

まさと

まさと

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.8

最初の戦争シーンが作り物感あったので微妙かなと思いましたが、想像より原作に忠実で良かったです。原作が元々内容詰め込まれた漫画なので、原作を見てからの方が楽しめると思います。
北海道の大自然が良い。20
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.4

子どもの頃のわくわくやドキドキがこの映画の中にはあると思います。
訳がわからない?トトロも千と千尋も完璧に分かってないです。
辻褄が合わなくとも、前に進んで行く勇気をもらえました。
どうしようもない日
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.2

印象的なシーンがたくさんありました。全体的なファンタジーで、現実みたいな夢見てるみたいな雰囲気が好きです。台詞くどくて、最初は入り込めないけど気づいたら入ってるかんじ。透明で淡い光もいいです。
志田未
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.8

原作よりも北村一樹推しになっていて、個人的には好みです。
柴咲コウと福山雅治の掛け合いが見れたので満足です。

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.5

アメリカの青春ってこんな感じなんですかね。全員のキャラが立っていてわかりやすかったです。
主人公がいつの間にか引き込まれていたので、あんまり共感はできなかったです。コメディ感強いので気楽に見れます。み
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.9

ご都合主義でもハッピーになれます。変わり方極端すぎて別人感あるし、なんでもできてスーパー感あるけど、アメリカっぽくて楽しいです。最後は教組が伝えたいことまとめてくれて落ち着きました。考えないことはよく>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.8

ほぼ若手の頃だけの実体験で、映画一本ができてしまうビートたけしの人生、濃すぎます。きよしとのやり取りとか監督業とか何本も映画化できそう。
お小遣いとヒールのシーンがハイライトだと思います。どんな状況で
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.0

オールスターが集合したらそれだけで楽しいというのは分かりきっていて、スパイダーマンとして、これ以上は無いのかなと思います。
物語が繋がることで世界の奥行きを感じられるのかなと。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

東京は棲み分けられている。
自分の心地良いところで、見たくないものはなるべく見ずに過ごすことができるのが都会の特権なのかもしれないです。
やっぱりスカイツリーじゃなくて、東京タワーが東京なんですよね。
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.4

何歳なっても高校生と変わらないなと思うこの頃だったので、懐かしくもありとても刺さりました。
文字通りの死と再生が描かれていました。物語の面白さに非現実的かどうかは関係ないと思わされます。見ていると、ど
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はちどり(2018年製作の映画)

3.9

とても空気感の良い映画でした。夜に見ていると凄く眠くなります(いい意味で)。
ウニが目の当たりにしている学歴社会とか家父長制とかの理不尽さが、絶望では無いけど諦めとして写されていました。穏やかな閉塞感
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.7

素敵な映画館で見たので、記憶に残るかもと思います。

シリーズものだからか、キャラが多すぎ問題は難しいなあと。通しで見ていけば気持ち良く繋がるんですかね。
クリーデンスはちょっと良く分からなかったです
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.7

キラキラした世界で、観ていると楽しくなります。ニュートが魔法を隠そうとしないの他の人とギャップあります。焦りがあんまり伝わらなくて、ニュートかわいいです。
魔法生物逃すのは、本人が焦っていないから分か
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.9

話全体がスッキリしていて爽やかでした。
超人が当たり前の世界でも隣人を守る誰かが必要で。等身大の主人公というところはすごく好感が持てます。少し抜けてる行動とヒーローに憧れているところかわいいです。ヒー
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.7

登場人物の立ち位置が分かりにくくて、感情移入しずらかったです。
思わせぶりな人物アップがところどころありますが、特に意味はないんですかね。カッコいいですが。
ストーリーはすごく難しいわけではないと思う
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ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

3.7

アラサーになると、こういう映画見ると生き方を考えさせられます。社会的な目みたいなものとか感じちゃいますよね。
自分自身の行動ですら、自分が思ってた通りに行かなくて言い訳を探してしまうのに、他人に自分の
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トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

4.0

順風満帆に見える人生のどこに落とし穴があるか分からないのって見ていて辛くなります。外から見ると至るところにほつれた糸が見えるけど、本人達からしてみると当たり前で、再出発って自分が思ってるより簡単で難し>>続きを読む

ポルト(2016年製作の映画)

3.7

映画の始まりは120点です。音楽も映像もノスタルジックで、この街には物語があると感じるような始まりです。

映画自体もそれぞれのシーンを切り取ると映像も話してることも素敵だと感じることが多いです。
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野火(2014年製作の映画)

3.7

グロいし、後味悪いしで見た時の気分と正反対な映画でした。極限状態で、右も左も善も悪も分からなくて、きっとこれが前線なんだと思いました。
ジャングルのねっとりするような湿度を感じます。いつ裏切られてもお
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EXIT(2019年製作の映画)

4.0

壁を登る緊迫感を見せることから逆算されたであろう話が見事です。パニック映画?にありがちな矛盾がなくて、どうやって逃げるのかというところを集中して見れました。
ところどころ笑えるところがあって、絶望感は
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.6

映画じゃなくても良いのでは感があります。言ってることわからないので、途中から文章読んでる気分になりました。吹き替えだったらもう少し良かったのかもしれないです。
主人公に共感できないところもうーん。とい
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.2

エマ・ストーンカッコよすぎました。目力ある人観てるだけで楽しいです。

101匹わんちゃんうろ覚えなので、また見たいなあと思いました。

ハッピーエンドなのに、この先どうなるんだろうと思わされる終わり
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

クイズと絡めて人生を振り返るのは面白いですが、クイズシーンが緊迫感なくなんとも言えないです。ジャマールの目的がお金じゃないから、最後の問題正解でも不正解でもどっちでも良くなってしまった気がしたのもなん>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

3.0

色々考えたけど高評価にはできませんでした。どうしても脚本が気になります。
最後の吉岡の行動の理由が保身としか思えなくて。しかも守りたいものが、エリート官僚の地位とタワマン住まいと美人な奥さんと可愛い子
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.9

アニメと外伝の予習は必要だと思います。映画館で観るべきです。
映像綺麗すぎでした。音もすごくいいです。

泣かせようとしてるの分かってても揺さぶられて負けました。終盤に畳み掛けられて、感情が溢れるって
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僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46(2020年製作の映画)

-

そこまで詳しくないから間違ってるところもあると思うけど、欅坂というグループとして積み重なっていくものとか変遷を想像すると面白いです。
他の坂道グループと比較できるのも面白いです。速く行きたければ1人で
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真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.9

映画館かせめて高画質テレビで見たかったです。家の小さな古いテレビでも綺麗なスカヨハでしたが。
ふとした瞬間が絵になりそうな、引きこまれる映像でした。

絵を描くという行為は凄く官能的なんだなと。
心ま
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.9

ジョーカーを観た後に観ました。順番が逆だったら評価も違うかもです。

ヤバい人で終わらせるのは違う気がします。
ヤバくとも面白いから受け入れられるのは、面白さこそ正義という価値観であって、しかも辛い実
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

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日曜の昼に観る映画ではなかったです。

映画の感想も書きたいけど、自分の無知の備忘録として。
福祉制度を頼ればいいし、日本の福祉の現状から離れていて現実感が無かったとコメントしてる人がいて、たしかにそ
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.6

自分を自分たらしめているのは、自分を含む周囲の思い込みなのかなと思いました。
今を少し変えるのも、自分の少しの行動だといいなとも。
学生の自分の記憶による自分の洗脳は、逆タイムスリップと原理的には同じ
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.8

クリスマスに誰かと見たい映画です。(1人で見た)

出てくる人多すぎて、誰が何か分からなくなりました。特に少しだけ出てくる人達。それぞれのクリスマスだから、みんなに焦点当てていると言えばそんな気もしま
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.0

退廃的を映像にしていて良すぎます。特に雨の映像が。音楽も好きです。とても物語的です。

デッカードとレイチェルのやり取りが素敵です。レイチェル美人なのに可愛い。
寿命を迎えるレプリカントの行動が悲しい
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.7

話としては好きですが、結局前作の博士が天才的すぎたということになりそうで、前作の続きということを考えれば微妙な気持ちになります。30年経っても人類は何も変わらないというどころか、より強欲になってる気が>>続きを読む

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.3

噂に違わぬパケ写詐欺でした。
人類がエルファニングを理解するには早すぎたのだと思います。
前半のMV的な映像が素敵。

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.1

小説のような映画でした。文章がそのまま映像化されたような。
演技が上手くないことが、物語を面白くしている稀有な映画だと思います。表情の読めないあさと、どことなくぎこちないばくとりょうへいは、ほとんど言
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.4

異世界転生ものでした。嫌いじゃないですけど、ビートルズ好きな人ほどははまれませんでした。
でも実は、どこまでが自分の作品なのかやよい作品とは何かを問いかけられていて、とても難しいと思いました。
問いか
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