まさと

あのこは貴族のまさとのレビュー・感想・評価

あのこは貴族(2021年製作の映画)
3.8
東京は棲み分けられている。
自分の心地良いところで、見たくないものはなるべく見ずに過ごすことができるのが都会の特権なのかもしれないです。
やっぱりスカイツリーじゃなくて、東京タワーが東京なんですよね。
東京の外れで生きていると別世界の人と感じます。
慶應は東京の縮図と感じます。学内でこれだけ分断されているの面白いけど、外部から行く人は衝撃を受けそうです。
東京に住んでいても東京の人と交わることは少ないと感じます。
外から来た人が住むことのできないところ
育ちが違うからかしら
東京の人が良い
原作からどうしても逸子が好きに慣れないです。努力できる環境があって、ちゃんと努力して自分の力で生きていこうとしている人。片田舎では努力の仕方なんて教えてもらえなかった気がする。たぶん純粋な嫉妬。

高良健吾の内から出てくる自信というか余裕が良いです。物語の中心が自分だと疑わないような。
ラストシーンは必要なかった派です。そんな簡単に分かり合えるものじゃないから、物語になってると思います。
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