前々から薄々感じてたけど今回で確信した。ギャグ映画だこれ。
小学生の時、金ローで見た処刑シーンが強烈だったけど今見ても辛かった。死は救済なのかねぇ。
あの発言の意図は?あのシーンの意味は?考えるほどじわじわくる余韻。映画の醍醐味が詰まってる。
宮﨑駿から俺たちへのアンサーが詰まってる。はず…。
色々考えたけどやっぱり腑に落ちんかった。坂元脚本は絶対そうはならんやろをいかにもあり得そうな感じで見せるのが上手いよな。
後のシャマラン作品は結局これを超えられないのがつらい。
ガチで「見えてる人」が関わってるという逸話がたまらない。
彗星みたいなちひろ。
しばらく沈んどけって優しく言えるリリーフランキーが、さすがに憧れすぎる。
意味がわからなくても、登場人物に感情移入できなくてもいいんだ。
兎に角ものすごい映画だ。
劇場で観れてよかった。
埃っぽいジム、街中の喧騒、夜の空気と臭い川。ケイコの迷いや葛藤と共にスクリーンの向こうから伝わってきた。
3時間アクセル全開で突き進んだ最高の映画。中だるみが1秒たりとも存在しないと言う奇跡。
ナートゥをご存知か?
軽快な会話劇と人間味溢れる魅力的なキャラクター達。そばかすには100%共感できる訳ではないけど、たまらなく愛おしい。すみっこ達への人間讃歌に僕も走り出したくなった。
タイトルバックと健さんの表情で導入からもう泣きそうになる。稔侍もしのぶも、演技が良すぎるよ…。