あー、「ウルトラセブン」だ。というより実相寺昭雄の画。そのヴィジュアルと時折り入り込むホワイトノイズ。監督が理想としたであろうか、少女と海の静寂で神秘的なシーンも含めて、まー近代工業化による人間疎外の>>続きを読む
ジャンヌモローの、最後の、最後の、わずか1秒にも満たない、その表情を"目撃"するためだけに、たいそう胸クソの悪い話を百十一分間も我慢しなければならない、これはそういう映画です。未見の方、頑張って!
時おり、ハッとする印象的なショットがある。ホラーサスペンスで押すのかと思いきや、始終コミカルな感があるのは果たして、ドナルドプレザンスの眼鏡のせいか、ライオネルスタンダーのダミ声のせいか、。面白いです>>続きを読む
ニコン、ハッセルブラッド、ヤードバーズにジェーン・バーキン。スウィンギングロンドンと呼ばれる60年代ロンドンポップカルチャーを満喫する。しかれど。戦後20年の、その誰もが欲望を全的に解放した時代も、>>続きを読む
「ウィヒヒヒヒヒ」
あの笑い声を表記するとこうかしら? 違うかなー。
我らがリチャードウィドマークの独特の卑き笑いが存分に楽しめる当作品は、家族のために仲間を裏切り、密告屋になってしまった草臥れ>>続きを読む
ジーンティアニーの最重要作品。アカデミー賞主演女優部門にノミネートもされている。
婚約者のヴィンセントプライスがいるにもかかわらず、死んだ父親とよく似た男に一目惚れをし結婚をするも、奇矯な独占欲ゆ>>続きを読む
全編にわたり不穏、不吉さに覆われた作品。
序盤から保育園の職員は激務なのであろう、始終いらだってるし、母親たちは文句ばかり。老人(ノエルカワード)は明らかに変態。と断言していいし、老女は「この人おか>>続きを読む