おいちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.1

昔のジェームズ・ガンにブロックバスタームービーでの仕事を経て蓄積した経験が反映されたハイブリッド映画。

前半の勢いの掴み方は素晴らしい。
岡本太郎ちっくな宇宙人の怪獣映画っぷりはガチ。(台詞でカイジ
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スペース・プレイヤーズ(2021年製作の映画)

3.6

アメリカ人バスケ大好きね。
ロックスターかバスケ選手くらいまであるのでは。

マイケル・ジョーダンをレブロン・ジェームズに変えてほぼリブートと言ってもいい続編。
息子の将来の夢がゲームクリエイターで今
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.6

誰が誰か把握するのにちょっと苦労してしまった。

今泉監督はオリジナルの方が好きかな。

スイートガール(2021年製作の映画)

3.6

「なるほどね〜」という気持ちと「でもそれってありなのか?」という気持ちに溢れるまさかの結末。
伏線はやたら丁寧だし何かするときの準備の描写が入念なのも良い。

モモアのアクションと見せかけてイザベラ・
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ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

3.3

アン・ハサウェイとレベル・ウィルソンが好きすぎて何でも許せる人向け。

劇場版 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い(2017年製作の映画)

3.4

うーん5年前とはいえ劇場でこれはちょっと......

イリヤたちがほとんど出ないという大胆な内容はいいですね。

アルゴ(2012年製作の映画)

3.8

大使館を取り囲む群衆の臨場感とクライマックスのドタバタが映画史に残る。

G.I.ジョー バック2リベンジ(2013年製作の映画)

3.8

ドウェイン・ジョンソンを初めて知った映画。

前作の続きだと思って見に行ったら衝撃のオープニングから主人公が変わり知らんハゲマッチョが出てきたらめっちゃ良い俳優レスラーだったという思い出の映画。

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セントラル・インテリジェンス(2016年製作の映画)

3.9

昔助けたいじめられっ子がCIA捜査官のドウェイン・ジョンソンになって自分の前に現れるという夢見たいなコメディ。

劇場で見た時なんであんなゲラゲラ笑ってたんだろうってくらい見直したら微妙だった。
吹替
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ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

3.8

冒険あり、興奮あり、迫り来る敵に一時のロマンスあり。
夏休み映画の名に恥じない様式を取り揃えたインディ・ジョーンズ的な大スペクタクル冒険活劇。(どっちかと言えばロマンシング・ストーン?)
ジャウム=コ
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明日に向かって笑え!(2019年製作の映画)

3.6

アイリン・サニノビッチのキュートさを味わえただけで十分に価値を感じる映画だと思う。

あとは可もなく不可もなし。

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.7

あのタフな汚いタンクトップ爺さんが帰ってきた。

今回も1mmの同情も湧かない奴らの殺し合いを見せられて気持ちのやり場に困る映画。
今回はとりあえずこの子だけは幸せになってほしいという女の子がいるから
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クリスマス・クロニクル PART2(2020年製作の映画)

3.7

まさかの続編。
デップー2のジュリアン・デニソンが全く同じようなクソガキを演じていてビックリ。

クリスマス映画のレジェンド監督クリス・コロンバスが今回は自らメガホンを取る。
そのせいか前作より子ども
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.8

ジャスティン・リン監督の帰還でキャラクター愛(特にTOKYO DRIFT勢!)が復活。
ハリウッドを代表するドル箱映画のひとつであり、劇場版名探偵コナン方式で大成功を収める貴重な事例である。

私はド
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三十四丁目の奇蹟/34丁目の奇蹟(1947年製作の映画)

4.5

アメリカで4度もリメイクされた傑作。
自らをサンタだと名乗る老人と彼を信じる弁護士が商業主義に汚れたクリスマスを取り戻す戦いに挑む。
クリスマスの奇跡と子供たちの笑顔を守るための活動はやがて法廷劇へと
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.8

自分に自信がない少年が父に会うため冒険する過程で成長する誰もが共感できるであろう映画。

監督の人生が反映された現実的で親近感が湧くが地味な物語をファンタジー要素でエンタメ化する。
魔法はあるが廃れて
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ザ・ラスト・マーセナリー(2021年製作の映画)

4.0

かつて、ジャン=クロード・ヴァン・ダムが大好きだったあなたに贈りたい奇跡のヴァンダミングアクション。
開始1分で観客の心を掴むヴァンダムにしかできない冒頭シークエンスでこの映画は信頼できると思ったが、
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.9

定期的に現れるワンシチュエーションで見せるサスペンスドラマ映画。

電話の向こうは一切映さず本当にオペレーターの顔と声だけで約90分やり切るチャレンジ精神が素晴らしかった。
話もなかなかだったし初監督
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.9

宇宙最強の怪物がクソガキの言いなりになってしまうアメリカの奇才が生んだぅゎょぅじょっょぃ映画。
ゴアマンの名に恥じない容赦ないグロを盛り込んだニチアサ特撮風味の映像に、アメリカ制作映画とは思えない郷愁
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.4

テレビシリーズの総括であり長大なエピローグでもある完全新作劇場版。
本編から引き継いだテーマやこの作品のファンが見たいものを全てやろうという愚直なほどに誠実な作品。(帰還兵の描写が日本製とは思えないく
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

4.0

縦構造をモチーフにした映画にハズレなしの法則がまたしても発動。

格差社会の現実と人間の内面を美術のグロテスクさで見せるビジュアルのセンスの良さが光る。
一見めちゃくちゃな世界観のSF映画だが風刺の内
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<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事(2019年製作の映画)

4.1

片渕監督だけでなく、名前を知ってるアニメーターの貴重な顔出しと作業風景の映像がてんこ盛りで最高。
紙を開いて植物の種がコロコロする地味だけど地獄みたいなカットの作打ちで悲鳴を上げるシーンが神。

エー
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.7

追加シーンによって全く別の意味を持つ映画に変わった長尺版。
これをディレクターズカットや完全版と呼ばなかった監督の思いも見れば必ず理解するはず。
すずさんというキャラクターや周りの人々、描かれる物語そ
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.7

実は派手なアクションよりも難しい日常芝居のアニメーション。
これを究極まで突き詰めた片渕監督の洞察力と研究の結晶。
語り継いでいきたい戦争映画として当時衝撃を受けたことを今も覚えてる。

マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.8

高校生の頃に見て以来のお気に入り。
正解を提示しないライトマン節が本作でも炸裂している。

フロントランナー(2018年製作の映画)

3.5

文春砲で失脚した大統領筆頭候補の実話ベースドラマ映画。

お堅い真面目な作りで前半は退屈に感じたが後半怒涛のテンションに引き込まれていった。
誰が正しくて何が真実かではなく、この話を聞いてあなたはどう
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ジュラシック・シャーク(2012年製作の映画)

1.0

久々に自然光で撮った映画を見た。

そしてこんなにサメが出ないサメ映画もなかなか見ないと思う。

水着のお姉ちゃんさえ良ければ許されるジャンルでまさかそれすら許されない罪深い作品とは。
数ある映画の中
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マイ・ブラザー(2009年製作の映画)

4.0

面白い原作があって出演者全員名優とくればそのクオリティは間違いない。
トビー・マグワイア、ジェイク・ギレンホール、ナタリー・ポートマンに脇を固めるサム・シェパードなどドラマ映画でこれだけ集められるのは
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きみの声をとどけたい(2017年製作の映画)

3.5

あまり見ないテイストのオリジナル作品でまあたまにはこういうのもいいかなというくらいの感じ。
新人声優発掘企画の一端として作られたにしてはちゃんとしていたとも言えるかもしれない。

リヴォルト(2017年製作の映画)

2.6

人類の団結と勇気とちょっとかっこいいロボットをクッッッッソつまんない映画にするとこうなるって感じ。

ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ(2019年製作の映画)

4.4

衝撃の金尾哲夫さんに始まり、本編では出来ないVシネならではのハード指向が良かった。
戦兎と万丈だけの世界になるビターな最終回も好きだけど、そこに救済があるところも見たい人だけが見るVシネの良さを上手く
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楽園追放 - Expelled from Paradise -(2014年製作の映画)

4.8

イコライザーのついでに友達に誘われて興味ないのにな〜〜と思いつつ見たら、あまりに傑作すぎてその日から2ヶ月毎週映画館に足を運び入場者特典を貰い、後年のリバイバルも毎回出席しコミケ限定の設定資料集も買い>>続きを読む

チャッピー(2015年製作の映画)

3.9

テンションとかニンジャとか某ゲーム機をたくさん繋いだコンピューターとか怖いエンディングとか色々あるけど、ヒュー・ジャックマンが楽しそうに悪役をやってるところが一番好き。

第9地区(2009年製作の映画)

3.8

ブロムカンプと出会い大好きになった作品。
当時高校生だった自分の「こういう気鋭の監督の斬新な映画を評価できるオレカッケー」から始まった感は否めなかったが、最近見直してやっぱ面白いなと。
続編も見たい。