だいごさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

007/サンダーボール作戦(1965年製作の映画)

3.2

相変わらずところどころ馬鹿っぽい映画なんだが、ああ予算が潤沢になったんやなってヒシヒシと感じる。
水中撮影は当時は珍しかったのかもしれないけど、今見ると非常にもったりしてる。
脊柱の牽引機で死にかける
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007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

3.4

岡田斗司夫の本『「世界征服」は可能か?』でも取り上げられてたけど、金塊をただ盗むのではなく、アメリカの保有する金が貯蔵されているフォートノックスを核物質で汚染させて使用できなくして、自分の保有する金価>>続きを読む

ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

3.8

『TOMORROW パーマネントライフを探して』とかこの手の映画は定期的に観たくなる。Amazonさん配信助かる。
こういう生き方はめちゃくちゃ憧れる。しかし不可能ではないが無謀だ、っていう周りの言葉
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.0

昔々、ある所に国があった。

本作と相似形な混沌としたユーゴスラビアの歴史に想いを馳せれる。とにかくこのカオスを圧倒的熱量でを描き切ったのすごい。
旧ユーゴはコソボも含めてセルビア以外は全て行ったが、
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ノスタルジア(1983年製作の映画)

3.2

映像の詩人タルコフスキーの本領が遺憾なく発揮されている。
アンナアフマートヴァは「イタリアは、死ぬまで何度となく蘇ってくる夢だ」と言った。イタリアほど郷愁を描くのに最適な国はない。
『国境のない生き方
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん(2012年製作の映画)

3.2

普通に考えれば見所のはずの投稿動画がつまらんくて、むしろキャラの喧嘩、ぼやき、掛け合いの方が面白いという。
コワすぎ!って水曜どうでしょうみたいな楽しみ方する映画だよなとつくづく思う。
助けたいより、
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説(2013年製作の映画)

3.2

前半たるい。やっぱ工藤の強引さが引き締めてるんやなって。お前ら話聞き出せねえだろ?ってのは正論。
いがみ合ってた農家のおっさんとの共闘熱い。こいつと仲良くせねばと思えば自重する男なんやな工藤。やる気だ
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

3.3

白石映画の「バケモンにはバケモンをぶつけんだよ!」理論はこの時から既にあったのだ。
面白いんだけど、二作目はあんまり怖ない。音で脅かすのは下の下やろ。
工藤の「つまんねえ幽霊だな」すき。髪の毛投げただ
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

3.4

ターボばあちゃんとか八尺様、悪皿、テケテケみたいな現代妖怪もたまに生まれるけど、妖怪は絶滅する方が圧倒的に多いよなあ。
例えば障子の向こうから覗く目目連とか、障子自体が減ってるから。そういう意味では口
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.3

そもそも結婚した時に「家事は私がやるからゆう君は仕事に集中して」って言ったのそっちだろ?
そんな考えとっくに変わってるよ!のやり取り身につまされる。

マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

3.4

やっぱりマイケルはすごい。キング・オブ・ポップだ!
名曲のオンパレード。ジャクソン5時代の曲もあるのはアツい。
やっぱり何でもトップにいる人は妥協せず人が気にしないような細かい部分にまで注意を払ってこ
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.1

チョボスキー映画。ゾーイ役『ブックスマート』のケイトリン・デヴァーじゃんマジ好き。
安直すぎるところ、荒い部分を勢いで誤魔化すのはミュージカルの効用の一つだと再認識した。
隠し方は上手でも楽なわけじゃ
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場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

3.3

最近オルガ・トカルチュクの『逃亡派』読んでるし、これ観たし、うーん海外行きたくなった。お盆に行くが。
世界一周したって、世界観ががらりと変わるみたいな劇的な変化はない。しかし価値観のものさしの幅は増え
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.5

キアヌのタバコの吸い方かっこよ。
万事いい加減な感じのジョンウィックより比較的だが世界観が作り込まれてる気がする。

デモンズ(1985年製作の映画)

3.2

有名なのに全然配信なかったやつ。ついにアマプラに来てくれた。
しかしなんかとっ散らかってるなあと。
『サスペリア』といいイタリアのホラー(というかダリオアルジェントの噛んでる作品?)は色合いは良いのだ
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.4

色々と唐突なんだよな。庵野の脳内では作中で発露されるキャラの感情それぞれにちゃんと文脈があるのだろうか。途中式が省かれて説明されたみたいな気持ち悪さがある。
まさみ様はまさみ様だったけど、あまり見れな
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.5

3Dセルルックアニメによる新時代の戦闘描写は迫力がある。ピッコロさん好きとしては嬉しい映画。もはやみんな忘れていた設定引っ張ってきたのはえらい。
神龍のパワーアップってそんな感じでいいのかよ。
クリリ
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エヴォリューション(2015年製作の映画)

2.7

不愉快な思いをさせることを企図した映画なら成功しているのかもしれないが。

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.6

靴はただの靴よ 息子が履くまでは

オニツカタイガー(アシックス)の靴を輸入して、売ることから始まったナイキ。昔『シュードック』は読んだ。
ソニーの熱が人々を巻き込んで結実していくのが気持ち良い。すっ
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.9

当時読み切りで原作は読んだので、映画見てなかったけど、これは凄い。アニメの方がいいまでもある。
緒方恵美の少年ボイスはやはり良いものだ。乙骨に合い過ぎ。
「誰かと関わりたい 誰かに必要とされて 生きて
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駅馬車(1939年製作の映画)

3.6

「この映画を見ない奴は馬鹿だ」と小津安二郎が言っていた。
有名な襲撃シーン結構後半で焦らすねえ。
そういえば当時まだ配給会社の新人宣伝マンだった淀川長治が邦題を考えたと自伝で書いていたな。

ソードフィッシュ(2001年製作の映画)

3.4

クライムムービーの佳作。
今や子供騙しっぽいテクノロジー演出は気になるが、所詮それは枝葉だし、素直に娯楽を楽しめばいい。色んな筋を綺麗に捌いていくバランスの良いプロット。
「よーしいい子だ」みたいなハ
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

2.6

知は力なりだね、ベーコンじゃないが。
きさらぎ駅の噂は知ってたんだけど、浜松が舞台で、遠鉄は単にロケ地なだけかと思いきや元の書き込みもそうだったんや。
棒演技のイキってる役柄の俳優が根はいいやつそうで
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ドクトル・ジバゴ(1965年製作の映画)

3.3

大作主義のデヴィッド・リーンらしい映画。
全然褒められた人ではないユーリジバゴ。動乱の荒れた時代だからこそというのもあるが、エゴむき出しで女を愛してしまうのは仕方がない。男は同時に何人も女を愛せる。

WE ARE X(2016年製作の映画)

3.7

東のX、西のCOLORのX。
お化粧バンドから"ヴィジュアル系"を結果的にだが作り上げた偉大なバンドのドキュメント。まあヴィジュアル系という呼び名は当人たちには複雑な呼び名なのだけども。
HIDEの死
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劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者(2005年製作の映画)

3.4

戦間期のドイツとかいうエモい時代をハガレンを通して体験出来るのはなんと素晴らしきか。
フルメタルと違って旧アニメは見てないので、アルのために扉の向こう側に行ったエドくらいの認識で見始めたけど普通に理解
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イヴの時間 劇場版(2009年製作の映画)

2.9

これも新たなツンデレの形か...。
場面の繋ぎも、会話のテンポも、キャラの感情の起伏も何もかも不自然に思える。

劇場版 フランダースの犬(1997年製作の映画)

3.4

話は知っていたけど見たことなかった。マジ誰得な話なのかこれ。よってたかって子供をいじめて、ただ辛い。
舞台のアントウェルペンに旅行で行った時、何処にこんなに隠れていたの!?というくらい日本人がいた。ネ
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オールド(2021年製作の映画)

3.2

新手のスタンド使いかッ。
なかなか楽しんで観れたけど、やっぱ途中でダレたし、終わり方が雑すぎる。

アニマル・ハウス(1978年製作の映画)

3.4

ジョンベルーシの出世作みたいなところも相まって伝説的な作品。
遊ぶ時は思いっきり、そして学生時代くらい馬鹿やらないと大きな人物になれない。俺もトーガ着たい。
みんなの将来文字で示唆してくれる演出好き。
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GANTZ:O(2016年製作の映画)

3.3

"学生時代…………ピンポンやッとッたんやッ"

新要素が続々出てくるワクワク感と玄野不在だからこそ読めない展開&大阪組のかっこよさで原作一好きな大阪編。ここだけでも映画化しようって提案したやつ有能すぎ
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.6

これ『さんかく』と同じ監督かッ...。
嫌だなあ。しんどいなぁ。こんな露悪的な作品撮って何の意味が(困惑)
一瞬ブチギレかけたもんの人好き。いるわーこういう奴。
最近『死なばもろとも』読んだからタイム
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イーグル vs シャーク(2007年製作の映画)

3.2

逢ひ見ての のちの心に くらぶれば
昔はものを 思はざりけり

オフビートな映画すこ。たまに見たくなる。リリーがフラフープやるとこがツボ。
リリーの属性盛って話がちなジャロッド何。

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.4

人の振り見て我が振り直せ。色んな意味で反面教師にしたい映画。
果たしてこの手の女性はダメ男を引き寄せるのか、作り上げるのか謎。

ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)

2.9

先々週はずっと香港にいたので、香港映画でもと選択したのだが、ロケ地がほぼタイ笑
映画はダレてるのだがしかし若いブルースはキリッとしてて格好良い。
しっかり尖沙咀の彼の銅像と共に写真撮ってきた。

余命10年(2022年製作の映画)

2.9

リリーフランキーっていいな、いい声してるなっていう映画。
娯楽に加上説たあ無粋だけど、これ過去の類話との差異はどこ?著者の属性込みの評価か。