あきぴろさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

あきぴろ

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FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

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生まれつき持ってる者と持たざる者。持ってない人間は、持ってる者を勝手に想像して、その境遇をなぞろうとする。
芸術的な分野やと、その差は他のものより埋まりづらいんやろなぁ。何をしても裏目に出るってのは観
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

そんなに長い作品じゃないのに、ずっと緊張した空気感のせいで疲れた。

だんだんとトムが暴力やら閉鎖的な空間に飲まれて狂っていくのが怖すぎた。ほんまに。
兄貴はアメリカの象徴になってるんやろうけど、最後
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ザ・ゲスト(2014年製作の映画)

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この監督の前作「サプライズ」は、あまり面白いと感じなかったのに今作はとても楽しめた。

前作は荒削りな感じがあったけど、今作は丁寧に撮ったんやろなーって感じ。
それにしても、この監督はサイコパスが好き
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蜩ノ記(2013年製作の映画)

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んー、なんだかなぁ。
すっごい嘘臭いっていうかなんと言うか・・・
同じ位の時期にやってた柘榴坂と比較しちゃうのもアレなんやけど、どーしても見劣りするというか・・・
イマイチ乗れない映画でした。

グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札(2014年製作の映画)

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最後のスピーチに全部持ってかれた。高潔な人の言葉ってのは、それだけで、打算とか政略なんてものも吹き飛ばして心に染み渡りました。
高潔な人ってのは産まれでも出自でもなくて、覚悟を決めた人なんやろうなと思
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カムバック!(2014年製作の映画)

4.5

王道のエンターテイメント作品!
なんだかんだで王道物に弱いせいで、最後泣いてしまった笑
最後のダンスシーン観てて「世界に一つのプレイブック」思い出したけど、こっちの方がカタルシス!!!って感じあったな
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未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

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1985年にこれだけ近未来っぽさを創造出来た事とか、あのラストシーンにしようと思った事とか色々すごい。当時観た人はやっぱり度肝抜かれたんかなぁ。

個人的には時計じかけのオレンジっぽさとかあった気がし
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.5

SFあり、サスペンスあり、ヒューマンドラマありと80分の尺で本当に上手い事作ったなーと。
ラストシーンが観たい為に何回も観てしまう笑

凡才であっても努力をしない人間には、結果はついてこないとしみじみ
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.0

秒速もそうなんやけど、新海監督の楽曲ありきのストーリー作りはやっぱりいいなぁ。
気だるいような台詞回しとかもこの人独特で好きだ。

綺麗な雨の日の景色とか、劇中歌とか見所も多いし、定期的に観たくなる。

セックスと嘘とビデオテープ(1989年製作の映画)

4.5

監督がソダーバーグでビックリした。こんなの撮ってたんですね。

個人的な話で申し訳ないけど、映画でこんなに登場人物に感情移入出来たの初めてかも。自分のことみたいで納得してしまった。
落ち着いたらもっか
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泣く男(2014年製作の映画)

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アジョシが良かったから勝手に期待しすぎたかな…
ハリウッド狙ってる感がしちゃって、あんまり楽しめませんでした。

アクションシーンは相変わらずのクオリティです!

太秦ライムライト(2013年製作の映画)

5.0

今更ながら劇場で観てきた。
一緒に観に行ったおっさんは途中寝てましたが、最高に面白かったです。

「一生懸命やれば、どこかで誰かが見ていてくれる。」確かにそーなんやけど、本当に地で行く方が言われると言
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

4.0

どれだけ友情や信頼が芽生えても、猜疑心や憎悪に囚われれば木っ端微塵。人間同士でも分かり合えてないのに、共存なんて夢のまた夢なんかな。

話は変わるけど、目力が本当に凄い映画でもあったと思う。
最後のシ
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.0

なんかこういうガサツで不器用なんやけど、爛漫な性格の女性は応援したくなってしまう。

色んな悪循環から抜け出せたラスト30分位は、観ていてこっちまで嬉しくなってしまった。
あと、フランシス・ハのタイト
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イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所(2014年製作の映画)

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クロエちゃんもお年頃で可愛い女性になったなーとしみじみ思いながら鑑賞。

映像がクリアで綺麗やったんで、女性の監督かと思ったら男性やったんですねー、意外。
ストーリー自体はあらすじから想像されたもので
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アンダー・ザ・スキン 種の捕食(2013年製作の映画)

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間違い無く今年1番の奇作。
ほっとんどセリフもないし、説明とかも全然ない。
ただ、監督がミュージックビデオ出身なだけあって映像は個性的で面白かった。

色んな方のレビューを拝見してると、こういう見方も
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.0

んー、まさにマジック。
前半は本気で観るの辞めようかと思ったくらい笑
ストーリーに特筆するような点とかはないのに、不思議と何かを満たしてくれるような感じ。

どんな人でも心を開けば居場所は与えられる。
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

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普通の人間、少し体術の凄いお姉さん、脳みそ筋肉なマッチョ、口の悪いアライグマ、癒し系の木。
チームに華とか豪華さとかは全くないけど、こういうヒーローチームが一つ位あってもいいかなーと笑

全体的にテン
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

4.2

イーストウッド監督らしいとても丁寧な作り。
主演のジョン・ロイド・ヤングの歌も凄い上手くて、四人が揃って初めてのギグのシーンは鳥肌もんでした。
映画館の音響でもっかい歌聴きたいなぁ。

柘榴坂の仇討(2014年製作の映画)

4.5

やっぱり昔の日本人はカッコいい。
当時の人が見たら鼻で笑うような位の脚色とか美談なんかも知れんけど、それでもこんな律儀な日本人が大好きです。

るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

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あれだけ雑に扱われる十本刀陣の中で、宇水さんのあの輝き。ほんま愛されキャラすぎる。
殺陣のシーンも凄かったし、藤原竜也の志士雄さんもキレキレで満足。さすがに四人相手やとイラついたのか、ちょっと怒ってて
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.5

なんとも気持ちの良い映画。
思いやりってのは大事ですね。親しき中にも礼儀あり。
結婚式のスピーチも良かった。あんなこと言える深みのある人になりたい。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

5.0

毎日の1分1秒がもの凄く愛しくて、大事な物ということを再確認出来る映画だった。

「幸福が現実となるのは、それを誰かと分かち合った時だ」
偉い人の受け売りやけど、改めて実感したし、1日を2倍生きる姿勢
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NO(2012年製作の映画)

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ガエル・ガルシア・ベルナルが好きなので鑑賞してきました。
こういった形での戦い方もあるのかーと感心した反面、やはり、プロの広告マンが作るCMは使い方次第で、良い方にも悪い方にも人を煽動出来るのだと痛感
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.0

哲学な映画。
どちらが悪い訳でもないのに一緒にはもう居れない。生活していく中で覚めて行く恋が上手く表現されていて痛切。

ラストシーンは日本人として色々と思うことが多い。

わたしたちの宣戦布告(2011年製作の映画)

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実話系の話というのは知ってたけど、まさか主演のお二人の話だったとは…
そんなお二人なだけに、映画の雰囲気も生々しく、観ていて辛くなるようなシーンも多い。
映画なのに映画じゃないようなリアリティがあるか
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アジョシ(2010年製作の映画)

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とにかくウォンビンがかっこいい。かっこよすぎる。ストーリーや設定もよく練られていて面白かった。
レオンの二番煎じとか思っててすいませんでした。

恋する惑星(1994年製作の映画)

4.0

恋愛を缶詰の期限切れに例えるのは言い得て妙だと思う。
前半と後半で別の作品だけど、後半はアジア版アメリな雰囲気とフェイ・ウォンの可愛さが半端じゃない。

シンプル・シモン(2010年製作の映画)

5.0

シモンの考えはいつもシンプル。だけど、人間関係はシンプルにはいかない。でも、大好きな兄の為に頑張るシモン。そんなシモンが報われるんだから、こっちもハッピーにならない訳が無い!

観た人が100%幸せに
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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

4.0

青春時代の眩しくてピュアな雰囲気がバリバリに出てます。
男受けしそうな下ネタとか、日本の漫画ネタも出てくるので、恋愛物が苦手な方も是非。

わたしを離さないで(2010年製作の映画)

4.3

なんだか見たくないもの突き付けられたようなテーマ感。
キャリー・マリガンの達観してるような、どこか悲しい演技が辛いです。

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.5

実際、ここまで超人的な母親はいないのかもしれないけど、何回観てもハナの姿に心打たれます。
自分が親になった時、こんな風な人になれるようにありたい。

2/12
久しぶりに観直した。
4回位は観てると思
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.0

まさに劇毒エンターテイメント。
怖すぎるでんでんと血塗れのスクリーンに、思わず変な笑いが出てくる。笑えるシーンでもないのに。
でも、どんなに凄惨なシーンよりも、最後が1番ズシンときた。

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

黄金期と言われてる時代の人も、自分達の前の時代が黄金期だと思っていた。目から鱗なセリフでした。

ドライヴ(2011年製作の映画)

4.5

冒頭の強盗シーンのカッコ良さと、独特の色使いで一発でレフン監督のファンになった作品。

暴力描写が結構ドギツイので注意!

ニューイヤーズ・イブ(2011年製作の映画)

4.0

大晦日のNYを舞台にした群像劇。
幸せに年を越す人だけでなく、そうじゃない人も描かれていて良かった。
年末の独特の空気感がよく出てて好きな映画です。