あきぴろさんの映画レビュー・感想・評価

あきぴろ

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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.6

綺麗なものは綺麗。
素晴らしい物に外見の良し悪しは関係無いのです。ラヴィ。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

OPのガッツポーズからの間延びした感が否めへん。

それを差し置いても、怒涛のラスト30分は必見。ゴスリング先生は相変わらずゴスリング先生やし、エマストーンは歌上手いしで、よく出来たエンタメ作品やと思
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

-

正直、印象的なシーンもアフォリズムも無くてしんどい。
ドランは好きやし、どんな映画撮ろうが多分これからも観ると思うけど、この映画は2回目は無いかなと思う。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.0

当時、劇場で観た時はガラガラやった気がする。

子供を通して、アメリカの絶望と再生を描く的なやつ。
言葉回しもやけど、タイトルがよー出来てますんなーと思いました。まる。

イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

5.0

幸せは誰かと分かち合うことで現実となる。
この言葉の意味が分からないが為に、毎年多くの自分探しヤングマンが大量生産され、終わる頃には旅に出た理由なんて、大体なんにも無かった事に気付くのです。

ヒッピ
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

4.0

レタス可愛すぎて死ぬかと思った。ストーリーとか演出とか多少杜撰やけど、謎のアニマルパワーで解決。ずるい。

「残像に口紅を」とか、身近なモノが消えていく系の作品は、テーマが分かり易いだけに、心が抉り取
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.5

イーストウッド映画はあまり見返さないと決めてたけど、見返してしまったので記録として。

ウォルトの家族は彼の行動を見て、ただの老ぼれのヒロイズムって捉えんのかな。現代人って案外そんなもんなのかもしれん
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

5.0

いや、なにこれ。

最初の1時間くらいは大雑把なストーリーやな、くらいにしか観てなかっただけにビックリした。
レビューすんのも無粋な気がするし、とりあえず鑑賞するなら絶対に前情報無しで見て欲しいとだけ
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凶悪(2013年製作の映画)

4.0

冷たい熱帯魚が途中から笑けてくる怖さなのに対して、凶悪は全く逆というか終始笑えへん。爽快さの全然ない暴力と狂気。ポップコーン食いながら観れるような劇毒エンターテイメントではなかった。劇毒ではあると思う>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.5

ハイハイハイゼア!
このホラーショなシニーのあらすじは、ここでスルーシュしていってくれよな!ライティ・ライト?

このシニーは開始10分くらいでデボチカにイン・アウトしたり、真っ赤なグルービーをビディ
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ソラニン(2010年製作の映画)

4.2

よくあるモラトリアム映画かと思ってたけど、クライマックスの宮崎あおいの熱唱で涙腺もクライマックスになりました。

若者よ、書を捨てて街へ出よ。とは至言であり、モラトリアムからの脱却には新たな出会いが一
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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

4.2

ラッセル幸福論の"大地の生と接触する快感"って、こういうことを言うんやろなぁと。
いち子姉さんの日本人として四季を感じ、文化を愛でる、この意味を言葉でなく心で理解した。(ジョジョォ…

自分の居場所は
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

4.2

タイトル通り、小森町で生活するワイルドウーマンこと、橋本愛のお話。

「苗を植える、稲を刈る、クルミを拾う。これをあんたが産まれる前からやってきた。」

なんか分からんけど、この台詞が一番グッときた。
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テッド 2(2015年製作の映画)

-

いちいちネタが細かいことに定評のあるTedの続編。

前半30分位までは本気で腹よじ切れそうなった。後半のシリアス展開には疑問符付きそうになるけど、続編もんにしては良かったと思いました。まる。

キャロル(2015年製作の映画)

-

ドランみたいに派手でキラキラはしてないけど、シャープビンビンで大人びた雰囲気のポートレイトがクソかっこいい。

1人の少女が女性に変貌していく過程が、ええ具合の熱量で描かれているので、カップル共はこぞ
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君が生きた証(2014年製作の映画)

5.0

重い腰をようやく上げて鑑賞。
こんなんどーやってレビュー書いたらええねん。

"なかったことにしたい事"
これに立ち向かうのが正解なのか不正解なのか。絶妙なラインで物語が作られてるから、何も間違って
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

5.0

DVD頂いたんで見直しました。劇場で観た時よりも考えがまとまった気もするし、再レビュー。

とりあえず2回目観て思ったのは、S-14法案ナニコレ怖い。これが物語の肝やったんやなぁと。あんなけマミーヤバ
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.5

「私や、私の愛する人達は、どうして酷いことをする人を選ぶのかしら。」
「自分に見合うと思うからさ。」

この小洒落た台詞からも分かるように、とても良く出来た青春映画であり、世界的にも有名な「ライ麦畑で
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プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)

4.0

完全に観る時期を間違えた。コタツに入りながら観る映画ではなかった。

内容的にはよくある夏物の青春ドラマやから割愛。「キッズ・オールライト」なんかに割りかし似たような雰囲気やと思った。

それにしても
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ヒミズ(2011年製作の映画)

5.0

劇場合わせたら3回目くらい。初めて観た時と印象が180°変わった作品。

原作がヒミズである必要性があるんかとか、震災の映像を入れる意味があるんかとか、当時はなんか色々言われてた問題作的なやつ。
個人
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グラスホッパー(2015年製作の映画)

-

伊坂作品で意気込んで観に行ってみたものの、なんか消化不良感が拭えへん感じ。

yukiちゃんのtonightは最高でした。まる。

エベレスト3D(2015年製作の映画)

-

とりあえず"山"。豪華キャストを差し置いてメインキャストが"山"。それ位のインパクト。

同じ日にインターステラーみたせいか、エベレストいうのは同じ星にあるくせに、全く別の星のものみたいで、「そこに山
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ピンポン(2002年製作の映画)

4.0

おっけー、今更過ぎて何も書くこと思いつかへん。おわり。

とりあえず、原作読んでから観た方がより楽しめるんじゃないかと思います。愛してるぜ。ラヴィ。

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.0

サンライズより約1年。寝かせ過ぎた感はややあるものの、毎年秋にビフォアシリーズを観るとかロマンテックの塊やん。とか思いながら鑑賞しました。

サンライズの頃とは打って変わって、歳を重ねて会話も落ち着い
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.5

アダムは撮影中に正気でおれたのか、と心配したくなるほどに音楽愛に満ちてた。

ゲリラレコーディングのシーン観てると、本来なら不要な音も楽曲の味を深めてたりして、都会の喧騒も悪いもんじゃねーなとかシミジ
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

-

男からするとよく分からん女心であるとか、愛は性別の垣根を超えるとか、おフランス感満載な映画。

商業的な恋愛映画感が無く、ドキュメンタリーを見てるようで、まぁこうなるよね。っていうのをまざまざと突きつ
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

-

各所で絶賛されてた(タイトルのダブルミーニングがイカす)から期待値高めで観たんやけど、個人的には気分が乗らんかったかなぁ…。

底でしか光れなかった千夏が、達夫と出会うことによって一緒にいるその瞬間、
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LIFE!(2013年製作の映画)

4.8

正直、初めて観た時は壮大な景色とスケボーが自分の中でフォーカスされすぎて、チンケな生活とオサラバして世界へ飛び出そうぜ!!!フォー!!!な映画やと思ってました。アホですんません。

この映画は「壮大な
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

4.0

年甲斐もなくワクワクしたわー。
過去作とか大人になってから見た覚えがないけど、やっぱり観たら思いだすもんなんやなぁ。パークのイメージが強烈やったんもあるやろうけど。

ありとあらゆる男のロマンが溢れて
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SHAME シェイム(2011年製作の映画)

-

周りから勧められても中々観る気が起こらなかった映画Best3。
仄めかしが仄めかし過ぎてて、なんやよー分からんけど洒落乙アンニョイ感が凄い。物語は白黒ハッキリした方が好きな人にはオススメできなさそう。
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.3

流し見も含めると1年に1回位の頻度で見てる気がする。特に今更書くことなんてない位の名作。

堤 真一の演技見ると俳優ってほんま凄いと改めて思う。

さよなら渓谷(2013年製作の映画)

-

じめじめ暗すぎて頭痛が痛くなりそう。真木よう子の演技が鬼気迫り過ぎてて、ハネケの言う感情の氷河期ってこんな感じなんやろなと思いました。おかげさまで私のインサイドヘッドは、本日休業の見通しです。

全然
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