ちょっと冷静に考えると何でこのストーリーが成立するのかわからない気がするけどそういう翻弄されたまんまの余韻がいい。最後の最後まで訳の分からないまま美しいお話でした。
淡々と進んで行って一番良いところで終わった。もうちょっと余韻を引っ張る演出が欲しかった、。
意外と豪華な映画だった。他の人の感想聞くと大体は初めて音を鳴らしたシーンとか音楽的なものを感じるシーンの描き方の話になるんだけど、自分は尻を触って殴られるシーンが一番好き。ああいうどうしようもない想い>>続きを読む
全体的に水分量多目。性的倒錯のオンパレード。全体を通しては散らかった印象として残ってるけど面白かった。ナイスヒップ!
色々と思うところがあり過ぎる。1番印象深かったのは憔悴仕切った由紀にぶつけられた赤の他人の言葉。傷ついた人にかける言葉として、何も知らない他人だからこそ言える本心だと思った。優しくて厳しい現実に向き合>>続きを読む
自分はどうにもならない状態から偶然に吹いた追い風に乗って生き延びてこれた様なものなので、本当に他人事とは思えなかった。それにダンだけでなく役人たちの感覚が麻痺してる様子も見ていて辛かった。あれをただの>>続きを読む
観終わった時めちゃくちゃ清々しい気分になれました。言ってしまえばほぼスコセッシ監督作品のオマージュみたいなものかもしれないけど、僕は好きです。
ちょうどこういう映画が観たかったので、選んで良かった。好きな話。生きる事から切り離せない矛盾がいつまでも人生に絡みついて逃げ場がなくなる息苦しさ。と、その先の話。陰鬱とした空気の中で描かれる人の思いの>>続きを読む
結構期待して観に行ったんだけど、特に好きな映画でもなかった。感想も特にないな。。。
ホロコーストも人の恥も複雑に絡んでいてカタルシスにたどり着くにはどうしたって遠過ぎる。連鎖を断ち切る為のいくつかの大きな決断も静かで小さい事に見えてしまうけど、どんなにがんじがらめであってもそこを諦め>>続きを読む
一人を思い続けて自分を縛って隠者として生きる人の暮らし、ですかね。自分に響いたのはその部分。昔はこういうの好きだったんだけどな。あんまり入り込めなかったら。美しい話なので好きな人は楽しめそう。