BabyBabyJuliaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

3.9

ジャスティンチョンの素晴らしい映画だった。ずっと悲しくて最後まで悲しくて、悲し過ぎるので満点つけられないけど、人には絶対薦めたい作品。アメリカの「今」が映し出されている。

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

3.5

予備知識もなく原作も知らなかったので、今ひとつ内容にのめり込めなかったが、台湾映画の良さのひとつである、ある種のノスタルジックな映像美があって、ホラーなんだけどあまりホラー映画とは感じなかった。自由を>>続きを読む

ノーボーイズ,ノークライ(2009年製作の映画)

3.7

妻夫木くんのインスタがらみで鑑賞。ところどころ、詰めが甘い感じはしたけど、ハジョンウの圧倒的存在感よ…ブッキーの韓国語、新鮮だった。
いまも親友と呼び合うのがわかる、ふたりのケミがよかったな。

祝宴!シェフ(2013年製作の映画)

3.1

台湾料理が見たくて鑑賞。
料理映画って、たいがいコメディタッチでアレな展開が多いけど、これもまた然り。
しかし前半の台南での食堂風景は、すさまじくノスタルジックって素敵だった。

ハウス・イン・ザ・フィールズ(2017年製作の映画)

3.6

ほぼドキュメンタリーのようだが、デジタル社会の現代とは隔世の間があり、今の話ではないような感覚に陥る。モロッコでも山奥の少数民族という方々は確かにいて、コロナ禍の今はどう暮らしているんだろう?その後の>>続きを読む

最高の花婿/ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲(2014年製作の映画)

3.6

多国籍なヨーロッパ、とりわけフランスの方は動じないイメージがあったけど、実はなかなか複雑なんだなあと思った、この作品がフランス国内で人気あると言うことは。
それでも毒のない明るいタッチで面白かった。

恋するシェフの最強レシピ(2017年製作の映画)

3.5

チョウドンユイちゃんがとにかく可愛い。お久しぶりの金城武ともケミ、ばっちり。安心感のあるラブコメ。

ふたつの祖国、ひとつの愛 イ・ジュンソプの妻(2014年製作の映画)

3.7

ところどころ妙な間があるのが気になったが、ドキュメンタリー映画なのでその点は問題視せず、ただ受け止めた。
歴史に翻弄された芸術家の哀しい物語。でも残されたご家族がきちんと往復書簡などを保管されていたか
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.0

続けて鑑賞した🇺🇸映画の中で、1番胸をうった。

アメリカ中西部ラストベルト地帯で、スケボーに青春と人生をぶつけた3人の若者のドキュメンタリー映画。映像も編集も素晴らしく何度も泣いた。辛くても前を向い
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ラスト・シフト(2020年製作の映画)

2.9

なんともまとまりのない内容だった。結局言いたいことはなんだったのか。

エンド・オブ・ロード(2022年製作の映画)

3.5

大好きなクィーンラティファ、健在を確認。でもネトフリのオリジナルなのにいたるところでチープ感が漂う。もうちょっと脚本とセリフとラストに、ひねりがあってもよかったかな。

原題がEnd of the r
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.8

もうちょっと捻りがあるのかなと思いながら見ていたら終わってしまった….大好きなイーストウッドの作品なので見れるだけで幸せ。

Untold: パレスの騒乱(2021年製作の映画)

3.8

当事者達に話を聞いて作られていたので、より一層闇の深さが感じられた。
スポーツの世界の頂点とどん底。一般人の自分には到底計り知れない悲しみと、またうまくいったときの多幸感を、忖度なしに見せられた感じが
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Untold:架空の恋人(2022年製作の映画)

3.7

記録用。

しかしネトフリのドキュメンタリーは毎回すごいのを持ってくる。

女優 原田ヒサ子(2019年製作の映画)

3.6

良かった。もっと長く見たかった。
お母様と美枝子さん、お年を召してからの方がそっくりだった。
温かいご家族だったんだなあ。

悲しみより、もっと悲しい物語(2018年製作の映画)

4.0

何が1番悲しいって、映像や演出が落ち着ついていて何かこうオシャレな感じまであって、それでいて「それ」に向かって進んでいくことを誰もが止められないという悲劇が、1番悲しかった。
悲しいのに、とても良かっ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.8

ああ懐かしい。90sのLAのあの空気感がぱんぱんに詰まっていた。
愛と郷愁の90年代。

僕を育ててくれたテンダー・バー(2021年製作の映画)

3.7

アメリカ映画のカッコいいとこ、全部詰まってる。ベンアフレック、いい役者。ジョージクルーニー、素晴らしい!

君が最後の初恋(2021年製作の映画)

3.9

ベタだけど良い。

中盤あたりから様子が変わっていったが、それもひっくるめて力技で見せちゃうところとか、台湾映画独特のノルタルジックな中にもクスッと笑えるような脚本とか、映像の具合とか、いろいろベタだ
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八月の物語(2006年製作の映画)

3.3

時間的にも内容的にもディーンのPVっぽかった。
🇭🇰の退廃的で芸術性のある絵を撮りたかったんだろうなと思った。昭和感あった。

アイたちの学校(2019年製作の映画)

3.3

タイトルに惹かれたけど、授業中に見る教材みたいな内容で惜しい….

角頭 - 彷徨人(2021年製作の映画)

3.4

全般的に古臭いのは演出の意図なのか、それとも敢えてなのかそのあたりがよくわからないが、台湾マフィア映画としては古い感じでも十分。ただ脚本的に?の部分が多かったのは惜しい。

セバーグ/セバーグ 素顔の彼女(2019年製作の映画)

3.4

主演のクリステンがジーンセバーグになり切っていて素晴らしかった。
生涯を通じて哀しい女優人生だったが、その信条となるバックグラウンドが知りたかったなあ….
でもジーンセバーグの透明感は、スクリーンに今
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ひとつの太陽(2019年製作の映画)

3.5

映像の陰翳が、さすが台湾映画と言った感じで素晴らしいが、とにかく長い。
役者さん達もいいし、もうちょっと脚本のコアな部分が絞られたらよかったなと。

対決! 広東料理vsフレンチ(2017年製作の映画)

3.4

映画というより、テレビドラマっぽかった。料理の鉄人的な。
正直、展開は読めるし胸に来る感動はないけど、エンタメとして良かった。ノスタルジックなセットも良かった。

PASSING -白い黒人-(2021年製作の映画)

3.5

1920年代NY。白人のように生きる黒人の旧友と再会したことから始まる物語。
モノクロの静かな映像にラグタイムの音響がマッチしていた。

血筋(2019年製作の映画)

3.7

おそらく膨大な時間を費やしたと思われる父と息子のドキュメンタリー。

お酒が入っているせいもあるだろうが、いろんな切り口で息子に威厳を見せたり、挑発したり、しおらしく謝ったり、詐欺師のような父親の側面
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