BabyBabyJuliaさんの映画レビュー・感想・評価

BabyBabyJulia

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ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

3.7

実際に偉業を達した人物を演じる難しさを、アネットべニングとジョディフォスターが、軽々とやってのけた素晴らしさ。かっこよくて強くて泣いた。ラストに出てきたナイアドご本人の気の強さと皮肉っぽい負けん気が、>>続きを読む

アイズ・オン・ユー(2023年製作の映画)

3.1

なんか薄気味悪いのはしょうがないとしても、人物描写が薄すぎて共感も感動も持てず、ただ何なんだこれ、という後味悪い感想しかなかった。残念。

ミヌとりえ(2022年製作の映画)

3.6

導入が少しわかりづらいかなと思ったけど、ショートフィルムとしてはまとまっていたし、群山の風景が素敵だった。行ってみたいと思った。

愛しきソナ(2009年製作の映画)

3.8

ヤンヨンヒ監督の「ディアピョンヤン」に続くドキュメンタリー映画第二弾。
監督の今までのインタビューなどから、だいたいの内容はわかっていたが、タイトルの姪のソナちゃんとの関係性というより、監督一家のドキ
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Dear Pyongyang ディア・ピョンヤン(2005年製作の映画)

3.9

大好きなヤンヨンヒ監督の、父親の半生を描いたドキュメンタリー。20年前の作品だが、監督はこれを撮っておいてよかったなあ。思想は違えども、愛すべき家族。ストレートでわかりやくて憎めない。事情はいろいろあ>>続きを読む

人生って、素晴らしい/Viva La Vida(2024年製作の映画)

4.0

いやあ、良かった。ちょっと展開読めたところあったけど、主演のお二人の熱演で何度も泣いてしまった。中国映画って、ときどきこう、純朴で筋の通った、猥雑ででも野蛮じゃなく、あったかくて泣けてくるというすっご>>続きを読む

戦と乱(2024年製作の映画)

3.4

カンドンウォン見たさに鑑賞。相変わらず彼の殺陣姿は素晴らしかったが、脚本が…。ディテールが雑だし、結局何が言いたいのかよくわからず残念😢

ジェイルブレイク: 愛の逃避行(2024年製作の映画)

3.5

事実に基づいたドキュメンタリーとは言えど、人の気持ちはわからない。純愛なのか、そうでないのか。ジャッジは誰がするのか、しないのか、してはいけないのか。
やりきれない。

最後に。ネトフリのドキュメンタ
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海山 たけのおと(2019年製作の映画)

3.9

自分も伝統音楽をやってきているけれど、彼のような溢れる才能も情熱もなかったし、薄い解釈で奏でていたなあと猛省。そして、リスペクト。
老人ホームでの演奏を、お年寄りの方々が目を閉じて聴き入っている姿があ
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メネンデス兄弟(2024年製作の映画)

3.7

Netflixのドラマ、「モンスターズ」を視聴後からの、こちらドキュメンタリー映画鑑賞。

両方通じて感じたのは、人が人を裁くことの難しさと真実はどこにあるのかわからない点。ドラマと映画、それぞれ視点
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ユアプレイス、マイプレイス(2023年製作の映画)

3.5

こういう王道ラブコメが観たい日もあるので、コレはコレで合格❤️

あんのこと(2023年製作の映画)

4.1

アマプラにこんな早く来てくれてありがたい。今年見たマイ映画ドラマ(合わせて100作品くらい)の中で、間違いなく上位に入る。河合優実、圧巻の圧勝。
映画に漂う絶望感と諦め。いま日本でこれほどまでの現実が
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.0

最近見たアジア映画の中では1番刺さった。結ばれなかった恋の終わりって、きっとどれも似たような捻れた「縁」のような気がする。自分の記憶にもオーバーラップして、ラストはぼろぼろ泣いた。しっとりして、それで>>続きを読む

極限境界線 救出までの18日間(2020年製作の映画)

3.5

機内にて鑑賞。
ヒョンビン、かっこよかった。映画に向いてる。

アイヌモシリ(2020年製作の映画)

3.9

アイヌについてもイオマンテについても前知識のなかった自分に、強烈なインパクトを残した作品。伝統儀式と現代と大自然の絶景と。多くを語らず映像で静かに見せる。阿寒に行ってみたくなった。

ラブリセット 30日後、離婚します(2023年製作の映画)

3.7

安定のラブコメ。カンハヌルとソミンちゃんのケミはバッチリ。韓ドラで連続ものを観たいなあ。

ファミリー・アフェア(2024年製作の映画)

3.4

可もなく不可もなく、浅くて軽くてサクッと見るにはいいような….何かに似てる、でもその何かが思い出せず、明日になれば内容忘れちゃいそうな….

PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ(2022年製作の映画)

3.5

イハニとパクソダムちゃんがバチクソかっこよかったけど、内容がなあ….全篇ほとんどドンパチしてたような。

コード CODE 悪魔の契約(2016年製作の映画)

3.4

ウーカンレン見たさに鑑賞。2016年の作品だから、この手のデジタル・サスペンスはやや古臭い印象になってしまう。ラストに近づくとだんだん雑な展開になってしまい、からくりもよくわからず今ひとつだった。

取り違えられた双子たち(2024年製作の映画)

3.6

病院での赤ちゃん取り違え事件は昔からあるものの、双子が25年間入れ違って発覚したこの事実…を病院は損害賠償もしないし政府も補償しないしテレビやメディアで取り上げるだけ…なのにそれを慈悲深い愛情で受け入>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.5

うーん、北野武監督らしい作品というか、ああこういう映画を撮りたかったのかあと思ったが、評価が難しいような気がした。個人的にはちょっと物足りなかった。

カレとカノジョの確率/一目で恋に落ちる確率(2023年製作の映画)

3.6

よくあるラブコメ見たくて鑑賞。期待通りのラブコメで満足。ロンドン、行きたくなる。

Brother ブラザー 富都(プドゥ)のふたり/アバンとアディ(2023年製作の映画)

3.7

他民族国家マレーシアの社会的背景を踏まえた問題作。あまり希望が持てず終始暗い内容….にしてもウーカンレン。圧巻の演技。ウーカンレンじゃないとダメだった。

アンチソーシャル・ネットワーク: 現実と妄想が交錯する世界(2024年製作の映画)

3.5

流れ的には知っていても、こうして編集されると匿名性の持つ集団のエネルギーの怖さを改めて感じた。

消えない罪(2021年製作の映画)

3.6

サンドラブロックはさすがの演技で引き込まれたが、内容が悲しすぎて最後まで胸が苦しかった。

瀑布(2021年製作の映画)

3.5

言わんとしてることはわかるけど、ちょっと冗長的でテーマがぼやけた感じ。最後はどういう着地するのか気になったけど、うーん….

ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.7

明るくて爽やかで、無駄なお涙ちょうだい物語になっていないところがいいと思った。サモア、良い島だなあ。行ってみたい。

お料理帖~息子に遺す記憶のレシピ~(2017年製作の映画)

3.3

知ってる俳優さんが誰も出演していなかったけど、もうちょっと骨太ハートウォーミング作品かと思っていた….全体的になんとくまとめた、というような映画だった。

国境の夜想曲(2020年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリーで、ナレーションなどもいっさいなく、ただひたすら中東の国境付近の「いま」を伝える手法…..は緊迫感はあるものの、編集に一貫性がなく切り取りが多くて、どこの国のどこなのかわからないし、正>>続きを読む

HERO(2002年製作の映画)

3.3

色使いとエキストラの圧倒的な絵面、その世界観は素晴らしい。マトリックス感のある剣の舞。がしかし豪華キャストだけに、なんかもうこの脚本、もう少しなんとかならなかったのかなあ、もったいない….

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.9

ちょっと難しかったけど、ファンジョンミンとイソンミンの演技合戦が見応えあり、チカラ入ったまま2時間超えでぐったり….。南北統一まで、こう行った作品は定期的日上がってくるんだろうなあ….。

スライ・ストーン(2015年製作の映画)

3.3

2回見たけど、結論的には今も隠遁生活しながら曲作りに励んでいるという内容で、ちょっとドキュメンタリーにしては内容が絞り切れておらず、テレビのあの人は今?的な演出になってて残念。

サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

4.0

50年以上の前のフィルムが、これだけ鮮やかにデジタル化されて、まずそこに感銘する。当時のハーレムだと、どうしても政治的な思想なしには語れなくなってくるが、本来人々が集まって音楽を聴くということはある共>>続きを読む

俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー(2024年製作の映画)

3.5

下品で笑っちゃうけど、最後うまくまとめるのが🇺🇸映画だよなあと思った。

タミー・フェイの瞳(2021年製作の映画)

3.5

ジェシカチャステインのなりきりぶりが素晴らしかった。題材的にもセットも配役も良かったけど、なんかこう視聴者を引き込めないというか共感できない話だった。伝記なので脚色できないにしても、テーマがぼやけたの>>続きを読む

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.8

いろいろ生々しいというか成人向き。
ディテールが細かいところと、わりと雑な箇所があって、でも全体的に流れは逸れていなかった。フランシス役の女の子が全部持って行った感ある。泣いた。