ぶてぃさんさんの映画レビュー・感想・評価

ぶてぃさん

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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

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対になっているオープニングとラストシーン。地上から天上へ。滑らかに流れるカメラは、寡黙なクレオを取り巻く混沌とした世界を捉え、雑多で遠慮なく溢れる音たちが世界を豊かなものにする。そして水はこれから起こ>>続きを読む

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

5.0

”人々を助けるために必要な面倒事をしよう”
私自身、公共機関で働く一員としてとても刺激を受けたし勇気づけられた。
図書館スタッフやボランティアたちは熱意に溢れていて、彼らは図書館が人々にとって重要な施
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

5.0

あのメッセージ群、いまだったらスマホを通してあっという間に群衆を洗脳してしまえるだろうな。描かれた世界は公開された80年代よりも現代のほうがより強力なメッセージとして訴えてくるのでは。

異常に長い殴
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

5.0

すべてのショットが潔くてかっこよい。
タランティーノ『ヘイトフル・エイト』は西部劇版『遊星からの物体X』だったという発見もあり。カート・ラッセルとモリコーネで繋がってるし。
爆破のカタルシスで終わらせ
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

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10年ぶりくらいに再見
映画館のスクリーンで爆音上映で見るパルプフィクションは最高だった

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

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秘密の暗号やメッセージの解読、様々な引用やオマージュなどがこれでもかと詰め込まれていてる。妄想か現実か。
自分好みのものが散りばめられているので音楽についても青春時代にオルタナ好きだった人間としてはが
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スプリット(2017年製作の映画)

5.0

シャマラン映画はいつでも心の奥底にしまいこんでいるものを揺り動かしてくる

イワン雷帝(1944年製作の映画)

5.0

一つ一つのショットが尋常じゃない。それらショットの連続性は見るものを疲弊させるほどのエネルギーを放つ。すごいものを見たという興奮とともにどっと疲れた。

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

5.0

極音上映で大きいスクリーンで観れたという体験込みでの最高評価。音楽もめちゃくちゃかっこいいので、(ジェームスブラウンと2Pacのマッシュアップ曲とか最高に良い)極音上映で観れて本当に良かった。タランテ>>続きを読む

暗くなるまでには/いつか暗くなるときに(2016年製作の映画)

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爆音映画祭タイ特集で。切断と違和感が詰まった映画だった。普段接している映画の文法に慣れきった状態で整合性や意味を求めて見ると混乱すると思う。次はこうくるだろうという予期がことごとく裏切られる。
切断さ
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

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ほぼ室内でのシーンだが、3時間近くある上映時間も気にならないほど楽しめた。人死にすぎ、血出すぎ、いろいろひどい(褒め言葉)が、最後は不覚にも感動。
あと極音上映で体験するエンリオ・モリコーネは最高だっ
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search/サーチ(2018年製作の映画)

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この作品の場合、映画館で鑑賞するよりも家のパソコン画面で見たほうが没入できるのではないかと感じた。
メールの打ち方だけで感情を表現できるなんて、一昔前なら想像もできなかっただろうなと思う。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

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雪国の若者たちは夏が一瞬で過ぎ去ってしまうことを知っている

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

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忘れられないのはオリヴァーの時折見せるとても哀しげな目。
終盤まであまり心を動かされないまま見ていたけど、最後の父と子の会話でこの映画の印象が変わった。オリヴァーにとっても父親にとってもエリオは希望な
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パーク(2016年製作の映画)

5.0

『泳ぎすぎた夜』を観てからダミアン・マニヴェルのこの作品を観たいと思っていて、「カイエ・デュ・シネマが選ぶフランス映画の現在」という特集で上映されると聞いて楽しみにしていた。


日中から夜、そして朝
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夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

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ヨンヒの悲しみの深さがもたらすものなのか、どこまでが現実なのか境目が揺らいでしまうような混沌とした世界

それから(2017年製作の映画)

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男が1人に女が3人。登場人物はほぼこの4人のみで、最後までミニマルに展開していく。しょうもないような話なのだが、だからこそキム・ミニの存在が際立っていた。

思うようにうまくいかない、ままならない人生
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

5.0

人は死んだらどうなるのか。この映画で描かれる、死後に《残される者》は、生きている人間ではなくゴーストのほうだ。愛する人が去ったあとも、二人で過ごした家を離れることができずにそこに佇むゴースト。永遠にも>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

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立川シネマシティの極音上映で鑑賞。音響がいい映画館で観るべき映画。冒頭の20世紀フォックスのファンファーレから感極まってしまう。最後のライブエイドは、迫力と熱狂が劇場全体を包み込んで最高だった。エンド>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

5.0

濱口竜介がこんなに良いと思わず今までの作品を見てこなかったことを後悔。過去作も見なければいけない。

Daydreaming(2016年製作の映画)

5.0

早稲田松竹のポール・トーマス・アンダーソン特集で上映されていたものを鑑賞。扉から扉へ彷徨い続けるトム・ヨーク。まさに白日夢のような美しい映像。スクリーンでしかも35mmフィルムでレディオヘッドのMVを>>続きを読む

ザ・マスター(2012年製作の映画)

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65mmフィルムで撮影された作品を35mmフィルム上映で鑑賞。ファーストショットから鮮やかな海の青に目を奪われる。フィルム撮影の美しい映像を堪能。俯くホアキンの顔の深い陰影。

あみこ(2017年製作の映画)

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良いとか悪いとかで形容できない、心に貼りついてしまうような映画。監督が映画学校を辞めてからこの映画をつくりあげるまでの抱えていたであろうさまざまな思いや欲求やエネルギーとあみこの純粋な行動力を重ね見た>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

5.0

オープニングシーンでこれからはじまる物語に心躍らせるのもつかの間、主人公イライザの毎朝の日課のシーンで、これはなんだか普通ではないぞと気づく。他にもグロテスクな描写や生理的嫌悪を感じる場面も多々あり純>>続きを読む

ブロンド少女は過激に美しく(2009年製作の映画)

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印象的な長回しの数々。ショットは完璧なのに捉えどころのない妙なゆるさが同居していてその差異がなんとも不思議で魅了される。

そしてそれまでの少女の存在をすべてひっくり返してしまうようなラストのワンショ
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イレブン・ミニッツ(2015年製作の映画)

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偶発的な出来事を解体し、登場人物たちが11分の時間の中で時に交錯しながら集約されていく。さらに黒い点として俯瞰されるラストは、神の視点を現代的に表現すればこうなるのかとぞくぞくした。緻密に配された音、>>続きを読む

ポーラX(1999年製作の映画)

5.0

後戻りできない狂気の渦。圧倒的なエネルギーに打ちのめされる。人生に深く刻まれるような映画だが人に簡単に薦めることはできない。覚悟をもって観なけれればならない。もうこの世に存在しない主役の二人に想いを馳>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

5.0

ブニュエルが出てくると聞いたため本作を鑑賞したが、思いがけずロマンティックで素晴らしい映画だった。

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