C3110さんの映画レビュー・感想・評価

C3110

C3110

映画(35)
ドラマ(0)
アニメ(0)

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.0

鑑賞するか迷ったが、評価がそこまで悪くない事に後押しされて鑑賞。
あくまでも個人的感想だが、脚本が大変残念だった。
素敵なパリの街並み・痛ましいパリのテロ事件・心地よい音楽・感情移入した俳優陣の素敵な
>>続きを読む

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.6

家族や世間から遠ざけられ居場所を失い、それぞれの過去を背負った者たちが入院生活を送る「閉鎖病棟」。
冒頭のシーンから衝撃的で最後まで涙が止まらず…10月末に試写会で観てから今まで、レビューを書く手が止
>>続きを読む

永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

4.0

ゴッホの絵と出会ったのは、もう15年以上前…シアトルの美術館でのこと。
当時 彼のことを何も知らずに見たその絵からは、すごいパワーを感じた。
この夏 偶然にも地中海4カ国の旅の中でアルル・サン=レミへ
>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

3.5

現代の闇を表しているようだった…風評被害ほど、怖いものはない。
一体人々は何を見て聞いて、善悪を判断するのだろうか。
すごくいたたまれない気持ちになった。

自分の目で見たこと、耳で聞いたこと、感じた
>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.8

原作は未読…それは映画で感じた世界観を、原作でさらに深めたいから。

音楽は聴く人によって解釈が変わる。
完璧に演奏された音楽が良い音楽とは限らない。
音楽を愛し、心から好きで音を奏でた者の演奏が私は
>>続きを読む

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.3

ストーリー展開もさることながら、菅田将暉さんはじめ俳優陣の演技が素晴らしい!

失礼ながらあまり期待をしていなかったが、あっという間の2時間。

今までの戦争映画とは違った視点でストーリーは構成され、
>>続きを読む

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

3.5

あの手のこの手で死んだふり…微笑ましいけど、実生活で毎日やられたらどうなんだろう。笑

榮倉奈々さんがこの役を演じる事にイメージが湧かなかったけど、実際に観てるととてもハマり役。
ほんわかしてて、可愛
>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

2.5

ブラッドリー・クーパーもレディ・ガガもさすがの歌唱力。
歌声はとても心地よく、ずっと聞いていたかったのに、ストーリーがそれを打ち消していたように個人的には思えてしまった。

誰にでも失敗はあるし、その
>>続きを読む

ライオン・キング(2019年製作の映画)

4.0

IMAX3Dで鑑賞。
自然の壮大さ、動物たちの躍動感、声優陣の歌声…これ以上ない贅沢!

内容は有名だし、想像もつくからどうかなぁと思って鑑賞したものの、そんなつまらない事を思っていた自分に反省。
>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

是枝監督の人間描写に圧巻。

派手な展開はなくも、静かに進む物語の中に深いメッセージが散りばめられている。

血の繋がりだけが「家族」ではない。

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

2.8

賛否両論あると思いますが、映画としてのストーリー展開が私的には微妙。

俳優陣も素晴らしく、内容も良いのに、
映画にするのはもったいないという言葉につきる。

各々役者ごとのストーリーは良いけど、一つ
>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.2

恋愛は理屈ではない。

主人公の朝子も麦も自分勝手で、周りを振り回して傷つけて…観ていてモヤモヤ。

正解不正解がない事はよくわかるが、朝子が出した答えにモヤモヤ。

失ってから初めてその大切さに気づ
>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

QUEENの事をほとんど知らずに鑑賞。
あっという間にその魅力に惹きつけられる。

成功の光と陰がうまく表現されていた。
良いものはお世辞抜きに良い。
最後のコールアンドレスポンスに鳥肌が立った!
>>続きを読む

レンタネコ(2011年製作の映画)

3.5

監督の世界観…日常をうまく切り取った描写は流石です!

役者さん一人一人の個性が主張し合って消されることなく、うまく調和している。
メッセージ性も抜群!!

人格ならぬ猫格を大切にしている主人公。
>>続きを読む

劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

吉田鋼太郎扮するお父さん。
一生懸命コントローラを操作してる時の肩の力の入り具合…なんとも愛おしい。

最初は何の気なしに観ていたけれど、気がつけば自分の父の姿を重ねていた。
私の父はまさにこの映画と
>>続きを読む

旅猫リポート(2018年製作の映画)

3.8

人間と動物の物語ではなく、大切な家族の物語。

最近は悲しいニュースも多いけど、いつから優劣がついてしまったのだろうか。

いつまでも誰に対しても愛する気持ちを忘れずにいたい。

悲しくも、暖かい気持
>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.8

コメディとアクションが分けられていて、笑える場面と真剣な場面の切り分けが絶妙だった。

個人的には岡田准一のアクションを期待していたが、今までの出演作に比べると若干少なめに感じた。

また配役やテーマ
>>続きを読む

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

4.5

2019年最初の映画はこの作品と決めていた。
やっぱりこの作品を選んで、間違いはなかった。

わがままで自由奔放な主人公に最初は戸惑いを感じたが、すぐに彼の人柄に魅了された。

「どんなに重い障害があ
>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.5

命が尽きた時ではなく、人の記憶から消えた時が本当の意味での死である…亡くなった時は悲しみにくれ、その時の気持ちは時間の経過とともに徐々に薄れていく。

この映画を観て、故人との思い出を改めて探ってみた
>>続きを読む

ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.2

人間と動物の共存…いつの間にか忘れ去られてしまった大切な何かが、この映画の中に詰まっている。

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.8

結末を知らずに、鑑賞。
ポアロの推理に、最後まで引き込まれた。

正義か悪か…殺害の動機が切ない。

世の中の全てがその2つで割り切れる訳ではない。

日日是好日(2018年製作の映画)

4.0

日日是好日…人によって、解釈はそれぞれだと思う。
今日という日は二度とない…だからこそ毎日が特別であり、一日一日、一瞬一瞬を大切に生きる。

毎日毎年同じ事ができることの有り難さ、当たり前が当たり前で
>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.0

大人になって、忘れてしまった大切なものを思い出させてくれる映画。

劇中でプーさんが言った「何もしない事をする」…気がつけば、大人になった自分は怖くてできなくなっていた。

大切なものは何か…改めて考
>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.8

「グレイテスト・ショーマン」
まさに、その名のとおり。

オープニングから、その世界観に引き込まれた。
映画ではなく、ショーそのもの。

「愛」「差別と偏見」「自由と平等」
人の心や世の中の光と影をう
>>続きを読む