Mialさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

真実の行方(1996年製作の映画)

3.9

途中まで見ていて、この辺りの年代でこういうのが生まれたのか!と思ってたら全然その上だった

主人公と相対する側が仕事とプライベートの両方で関わることのできる2重の構造だからこその複雑だけどわかりやすい
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Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

3.8

好きなジャンルで面白かったです、とても
ちゃんと終わらせて始めてる終わり方よきでした

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

前評判で良さそうだと思っていた上で、あらすじだけでもわかりやすすぎる主人公の葛藤がどのように表現されているのかに興味があって見た。

実際にはあらすじ以上の葛藤があって、さらには主人公が「10歳かつ愛
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の議会のシーン、主人公がスパイに選ばれた経緯、最終的なオチを含め、これが実話をベースにした物語であることにびっくりするくらい物語だった。
一般人の主人公が徐々に自覚の芽生えと共に壊れていく様はとて
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

主人公が旧体制的な考え方と新体制的な考え方の間で揺れ、温故知新を体現する作品で、MARVELを追っている一人として期待していた展開であったし、アクションもその見せ方も圧倒的だった。

ただ、期待をして
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

最初から、主人公のキャラクターにありがちな見ていて苛々するタイプの黙り方ではなく、自分の身分を踏まえながらも(他の人からなんかいえ!とかじゃなく)内的要因で振り絞った一言で我を通すタイプの人間なのがと>>続きを読む

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.7

元々の作品のことはほぼ覚えていない状態で鑑賞したけど、少なくとも序盤から中盤くらいまでは知らない人が見る前提で丁寧に展開が進んでいってくれたので、楽しんでみられた。
また、複数主人公っぽい作品で、しっ
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.3

とても好きだったことだけを覚えていて、ふとおすすめに出てきたので二度目の鑑賞をしました。
映画全体を通して、チューリングテストとしての「人間とマシン」をはじめ、とても難しい二項対立が常に突きつけ続けら
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.1

びっくりするくらい完全な勧善懲悪で、1を見て『こういうのでいいんだよ』って思ってたら、2を見終わったら『こういうのがいいんだよ』になっていました。
1から続いていたテーマはそのまま変わらず、爆走感が最
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.9

よくあるご都合展開的な外的な要因によって主人公が覚醒するのではなく、あくまでもご都合よく用意された障壁を全て主人公自身が筋肉で解決していくようになっていて、とても楽しめた。
細かい点とか伏線とかを考え
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

序盤から圧倒的に物理的に汚い描写が続き、やや苦手だったので見るのをやめようか迷った。
ただこの描写は当初、無駄な描写なのかなと思っていたけど、中盤あたりでなんとなく慣れていることに気が付き、最初客観で
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

映画全体を通して出てくる悪党が、中途半端な立場に陥ることはあっても必ず悪党でいるところが妙にリアルに感じられた。
内容としては、序盤は何の話をしているのかを掴むことが難しかったけど、中・終盤にさしかか
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