度々ニュースになるし映画の中でもよく取り上げられるとおり中国てのはあの分野の最前線なんだなとつくづく思う。公安当局から電話掛かってきたら誰でもビビる。中華圏の人にとっては何より怖い存在だろうし。映画好>>続きを読む
インドの片隅で生きる姉妹のお話。二人とも賢くてたくましい。この作品が現状を変えるきっかけになることを願う。
リゾバイといえば沖縄のイメージなのに岡山の島が舞台てのがジワる。途中までは大したことなかったけど終盤からラストの展開が意外性あってよかった。低予算ながら健闘している作品。
前作の内容は覚えてなくても無問題。主人公をポップスターにしたのは大正解。トラウマが深いほど惨劇は激しさを増す。スケールアップした続編の成功例なのでは。まあ終わり方はどっかで見たような気はするけど。これ>>続きを読む
MyFFF2025長編
なんのこっちゃな話。主演二人がダスティン・ホフマンとイーサン・ホークに見えた。
MyFFF2025長編
児相vs母親。結末がフランスらしい。『ベネデッタ』のヴィルジニー・エフィラが肝っ玉母ちゃんになっていてびっくりした。
ドラクエ的な世界観にディズニープリンセスのようなお話を掛け合わせた作品で期待していなかったものの結構よかった。作り込みに力が入っていてチャチな部分が一切ない。王道的なラブストーリーながら不覚にも最後ち>>続きを読む
エリック・カントナといえばカンフーキック。世代が違うのでプレーしている姿は見たことないが引退してからはちゃっかりいろんな映画に出ているもよう。昔のマンUのユニホームなつかしい。終盤のカントナ大作戦は最>>続きを読む
ヨルゴス・ランティモスの話題の短編。彼はいつも電車の中でこんなことを考えているのだろうか。やはり常人とはものが違う。創造力の源泉に触れたような気がした。
搾取と暴力に塗れた知られざるアメリカの一断面。悲惨な内容でありながら青春映画のようなエモさを纏っているのは当事者へのリスペクトを示したかったからだろう。良くも悪くもアーティスティックな作風でわかりやす>>続きを読む
今年の「ちょうどいい映画」もしくは「午後ロー枠」は早くもこれで決定か。無駄なく飽きさせない90分アクションエンタメのお手本のような作品。密室劇に会話劇のおもしろさが重ねられていて作り手は「会話=アクシ>>続きを読む
人間が一切出てこずセリフもナレーションもないので常にこちらのイマジネーションが刺激される。これがとても気持ちいい。考察を促す映画。ノアの方舟的な物語に身を委ね流麗でダイナミックな映像美に酔いしれる。劇>>続きを読む
前情報なしで見たのでフィクションなのかノンフィクションなのか曖昧なまま見たもののどちらのよさも取り入れたような絶妙なバランスでオスカー脚色賞受賞にも納得。何よりあんな神の一撃かのような強烈なツイストに>>続きを読む
止まらない破壊衝動。いざ社会に出て働くとなった時の絶望感はよくわかる。チャリ坊は『バッドランズ』見て親父さんの演技研究したんだろうか。こっちは振り回される役だったけれど。
何の屈託もなく人を殺す男と付き従う女。これは一体どう捉えればいいのだろう。感情の持って行き場がわからなくなる。今ではなく「若い頃たまたま深夜にテレビを点けたらやっていた」という出会い方をしたかった映画>>続きを読む
確か1年前に1分間だけタイムリープするという話だったはずなのに何が始まったのかわからず頭の中がはてなで埋め尽くされた。断片カットの乱れ打ちであっという間に脳のメモリーを超える。すさまじい映画だ。『去年>>続きを読む
「この10年でいちばん〜」とか「『羊たちの沈黙』以来の〜」てのは完全に誇大広告。画作りや雰囲気はしっかりしていて悪い作品ではないけれど平坦で盛り上がりに欠ける。序盤で想像はつくものの結局そういう話かよ>>続きを読む
この前リバイバル上映していたのに見逃してしまった。ヘンな人しかでてこないヘンな話に心惑わせられる。かと思えば狭いアパートの中で繰り広げられるまさかのスペクタクルに心沸き立つ。これは劇場で見るべきだった>>続きを読む
ドラッグの影響下でないと作れないようなブッ飛んだ映画。内面的な変化はわかるけれど肉体の変化は飛躍しすぎで理解に困る。細胞にはそんな力が備わっているのだろうか。ロマンのある話ではあった。
舞台はアメリカの荒野でありながらどこか無国籍で時代すら超越した感があって不思議。これがジャーマンニューシネマというやつなのか。マカロニとはまた違うんだろうな。ちょっと掘ってみたくなった。
第4次世界大戦後の2024年が舞台なのでめっちゃタイムリー。主人公と犬がなぜか普通に会話している。ドタバタ騒がしい話であまり集中して見れなかった。地下世界のディストピア感は気持ち悪くていい感じだった。
先日見た『ケナは韓国が嫌いで』とセットで見たことで韓国社会の解像度が上がったような気がする。孤独が好きな人なんていなくてみな平気なふりをしているだけなのだろう。親近感を覚えた。
サンティアゴ・デ・コンポステーラへの800km巡礼の旅。多くを語らずひたすら歩き続けるのがいい。お遍路でいう「同行二人」が普遍性を持って体現されていることに感動した。
ケナと自分を照らし合わせていろいろ考えてしまった。彼女のような勇気と行動力があれば人生変わったのだろうか。うらやましく感じた。「幸せってのは過大評価されている」全くもってそのとおり。人間やりたいことを>>続きを読む
日本最先端の刑務所の取り組み。彼らの話を聞いていると罪を犯した人間とは思えない不思議な感覚になった。もっと言うと自分ごとのように感じられた。最後のテロップのメッセージが突き刺さる。学びの多い作品だった>>続きを読む
ドストエフスキー×ブレッソン。ポンヌフでの4日間。その始まりは運命的なようであっさり終わったりする。まるで夢幻のごとくであり一生忘れられない瞬間でもある。美しい映画だった。
80年代サッチャー政権下のイギリスが舞台なので社会派な内容かと思いきや割とパーソナルな話だった。というか皮肉の意図を読み取れなかった。この分野には『ビデオドローム』という権化がいるのであれに挑むのは分>>続きを読む
取り憑かれたような人、狂気じみた人の話はやはりおもしろい。クラシック界3大悪妻のひとりらしいけど単にピュアなだけだったような気もする。実際はどうだったのだろうか。今回は伝記映画だからなのか控えめだった>>続きを読む
ずっと劇場で見たいと思っていたのでリバイバル上映マジでありがたい。世界観を堪能できた。普段のコワモテなバトーより自宅でくつろぐ姿が妙に心に残る。彼の胸に去来するものは何であったのだろうか。即座に古今東>>続きを読む
上映中に涙止まらず。上映後も涙止まらず。
何年かに一回あるかないかの映画体験。
圧倒的なリアリティと凄まじい没入感。
完全に心を抉り取られてしまった。傑作。
見ている人が少ないので
・ダルデンヌ兄弟>>続きを読む
有名になりたいという願い。舞台が現在なだけでこういう映画は延々と作られているような気がする。先の展開が全部読めてしまうのが残念だった。
グレタ・ガーウィグがオールタイムフェイヴァリットに掲げる一作。ちなみに『リオ・ブラボー』も選んでいて彼女はこの監督・主演コンビによる西部劇が好きな模様。
大量の牛を集めて撮影するのは当時としては破格の>>続きを読む
『アシスタント』の監督・主演コンビが描く女性が被る恐怖。
別の映画でもあったけれどオーストラリアの田舎ってのは殺人鬼が潜んでいたりロクなもんじゃないな(偏見)
ジョン・カーペンターが映画作りを志すきっかけとなりクエンティン・タランティーノが無人島に持って行く一本に選び濱口竜介がフェイヴァリットに掲げる本作をやっと見た。
正直そこまでかなあという印象。長いしこ>>続きを読む