ねぇ素晴らしいさんの映画レビュー・感想・評価

ねぇ素晴らしい

ねぇ素晴らしい

暗黒街の弾痕(1937年製作の映画)

3.8

コップ芸ここでもやってた。コップキャンセル。
ラストカットがブラッドシンプルの匂いかと思いきやあちらの悲劇的な薄ら笑いすら許されない、もっと恐ろしい面構えをしてる。

チャイム(2024年製作の映画)

4.1

CUREの最後の握りは背中を目標としていたってことだから、文字通り。大人が暴力をふるってしまうとき、その直前の、みえない髄液が鼻の穴からでてくるような変温の仕方という話は古くから聞く体験談として想像の>>続きを読む

殺人捜査線(1958年製作の映画)

4.0

こんにちは完璧な現実さん二回のフォーリングダウンうちワンバウンド一回を希望僕はシーゲルです。

事実:彼は双眼鏡を直し、感謝された

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.7

そういえば藻とオタマジャクシ眺めるの苦手で、旅行嫌いだった。三体みよか。

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.8

物量のせいか混沌とした制作プロセスのおかげか今回のマッドネスなクオリティのCGは、この場合Undoしまくる軽さを裏付ける最高の働きをしている。アーカムナイトのインゲームの映像を最高設定で録画してんでし>>続きを読む

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.8

人が横いっぱいに並ぶのは面白く、アナキンとパドメがデートするシーンは面白くないが、その二つは切り離せないというのが多くの識者の見解だ。
心配しないでほしい。トルーパーがパドメの命に「わかりました」とい
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トラッシュ・ハンパーズ(2009年製作の映画)

4.1

『ポニョはこうして生まれた。』の駿がマッサージ受けるシーンのテンションなのだから眠くなっても目は離せず終盤には誰もが映画をつくりたくなるというもんだ。ポンヌフは誰でもできるって。

ハンニバル(2001年製作の映画)

3.8

困った衒学ちゃんだねぇ。腹ペコ大魔神じゃん。

突破口!(1973年製作の映画)

3.9

私はこの男が少女をブランコで押しながら検事と話す方法が大好きだ!最もよくできた70年代の映画のひとつです。つまり、ボンネットが開いたまま走行する車や支店長が振り返ったときに銃を構える強盗の仲間など、す>>続きを読む

狐狸(2022年製作の映画)

2.9

字幕のタイミングレベルで内在する瑕疵はたしかに多いが警察の到着は本当にイケてる

刑事マディガン(1967年製作の映画)

4.0

がんばれベアーズと本質を共有していることがクローゼットに収まる犯人の連れと人質にもわかるだろう。いるのは、悪い警官ともっと悪い警官だけだということも。

鯨の骨(2023年製作の映画)

3.5

返しが遅いか極端に少ない人間が人を追いかけることになるのがもっともらしく現世代でやる場合の必要なんだったらそれは僕が興味を失う理由として十分だ。刺突を避けられる男は街を行ったり来たりする資格がない。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

これが従来の製品といかに違うかを説明しようとした社員を取締役が制止する。まず”本来の”と言うべきであると訂正。そしてその製品は”狭い”のか、それが肝要であると。潜水艦、ローマの道、フィアット、路地裏、>>続きを読む

エクソシスト3(1990年製作の映画)

4.2

たとえば餓死する過程や癌の骨転移の苦しみを最もよく伝えられるのが文章であるように、殺人という行為について最も伝導率の高いのは口頭による回想ではないか。形式的に二人称で語られる主観的事実?

血が広がっ
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.8

手配度5で警官を相手にし続けて4時間目のGTAのような感じは3の方が強く、今回はよく人を轢いてもらえたしホットラインマイアミだし階段をいっぱい落ちてくれた。

刑事マルティン・ベック(1976年製作の映画)

4.0

タイトでも長尺でもないが手首が太く手が大きい。肩ががっちりしている。撮影は傷だらけだが不思議と傷に損なわれないなにかが残っておりみんなくたくただ。梯子をかける人間と外す人間の二種類がいてそれ以外にも梯>>続きを読む

インソムニア(2002年製作の映画)

3.7

黒い罠の脂乾的反転。浮き/沈み方はどちらかというとナイトムーヴス。ちょっちょっ…!(ボコ)バツンな割り方が好きなノーラン。

犬王(2021年製作の映画)

3.2

犬王が生まれるとこは本当にいいねえ。ドリーインの描いてるとこと置いてるとこの繋ぎ目。

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

4.0

奇声界隈。サイレンと間違われるくらいクオリティの高い、地鳴きみたいな。山田涼介の使い方がいい仕事。「やばい」がボリュームアップする速度の加減。

愛のメモリー(1976年製作の映画)

4.0

居心地悪い、欠陥が大きい、いい仕事。スローはこうやれmtv勢。ずっと目が潤んでいて怖い。めまいどころかゆすりの気持ち悪さだよ。

マダガスカル(2005年製作の映画)

4.0

I like to move it、もちろんまずそのオブジェクトを動かすのが好き(本作のCGの総体は決して半端なものではなく完成されたものだということに注意。レンガブロックや水の解像度に疑問を抱くのだ>>続きを読む

私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

3.9

共有しえない光の、その共有しえないということの軽さを共有していくこと。そのケツを持つこと。

Cigarettes & Coffee(原題)(1993年製作の映画)

4.0

自然界に否定が存在しないのであれば自分が相手を噛まないということを伝えるには噛まないということを行わなければならない。

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.3

適切な工具によって八分目まで締められている。それは取り替えを想定してのことだが、結局その隙間を三歳児が考える「お母さんもしむの?」みたいな夢が埋めてくる。

フレンジー(1972年製作の映画)

3.9

冗談じゃないよ、まずはじめから発見者たちをクルクル振り返らせてるんだもんなぁ。変すぎ、みしゃきしゅぎ。魚料理の名前。

泥棒成金(1954年製作の映画)

3.7

バーヴァの観光映画よりは力が抜けていていいのかなというところもあるがけっこうくだらないな。しかしエンジン音だけが響くチェイスシーンはここでも良いわけだ、ブレスレス。そこで張り付くグレースケリーの笑顔は>>続きを読む

アレックス(2002年製作の映画)

3.8

仔猫と天然ガスに縦の線が加わると。アレックスがタイトルにもなってるしまああれよりは作品外に悼まれてるわけだけども、転換時の壁か天井の繋ぎ目の通り過ぎ方はどこまでわざとなんだろう。

ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.2

坂を上がっていくなかで反芻される台詞たちはけっこう映画的にしょうもない人生。たくさんの書類の中から一枚を抜き出すことは大統領の陰謀から引き続く気高い行為。『最悪な航海』がウォーミングアップになったのか>>続きを読む

ディーバ(1981年製作の映画)

4.0

パンパン ポップディーヴァ シャンシャン!今すぐ〜に〜

大人のためのグリム童話 手をなくした少女(2016年製作の映画)

3.8

穀物越しに親子で野糞するガチの名シーン。当事者以外が描写するときに適当さこそが唯一の戦い方であるのと、カールセーガンが生命の神秘を喝破したことと、描線が確定されないことは無関係ではない。絵を描くとき、>>続きを読む

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.9

精神分析すウルやつあせいぜい大長編絵巻で感心していればいーい。この地点とあのジ点を比較して筋が通っててそれをぜんぶ指摘する言葉があるだら嘘と思います。こうして大まかにつかむこことこそがそこその誠実さな>>続きを読む

街をぶっ飛ばせ(1968年製作の映画)

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靴のサイズが小さいけど撮影中にも成長を続けるタケ→「火をつけてもいいかもね」

幕末太陽傳(1957年製作の映画)

3.9

このスクリューボールネットワークナラティブをついに現代に置き換えて「うまくいくと思うか?」と聞くのが粋なんじゃないの店長。『巨人と玩具』とみくらべよう。

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