幾人ものエゴや罪悪感。
ラストには登場人物の多くが心的解放を成し遂げるけれど、観客の中には却って罪悪感を抱くものもいるかもしれない。
無力感が残る映画だった。
研修医の存在は、もう少し考察の余地>>続きを読む
児童貧困、LGBT、親のエゴやなんやと社会問題に切り込んだ作品。
泣ける作品だし、荻上さんらしい「なんでもない幸せ」感もあって悪くは無いのだが、トイレットの時のようなスッキリした感じはそこまでない。>>続きを読む
狂気。狂気。これに尽きる。
狂気をモノにした青年と狂気に救われた老師のセッション。
罵詈雑言が飛び交う中美しいジャズが流れ、血まみれになりながら叩くドラムを端正にカメラに収める。
憧れる50.60.70年代の映画風
事前知識無く見たのだが「シェルブールの雨傘」に似ているなと感じたところ、帰って調べるとやはり参考にしたらしい。
大変情緒的でありながら、見た目にも美しい色や構図が>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
大切なのは形ではない。
プラモデル、血の繋がり、固定観念、異性に求める目に見える安心感。
悩んだら一度捨ててしまえばいい。
男がスカートを履いたって、情熱が空想(エアギター)だってそこに心があるの>>続きを読む