Hikaruさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Hikaru

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午後8時の訪問者(2016年製作の映画)

3.5

幾人ものエゴや罪悪感。

ラストには登場人物の多くが心的解放を成し遂げるけれど、観客の中には却って罪悪感を抱くものもいるかもしれない。

無力感が残る映画だった。

研修医の存在は、もう少し考察の余地
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.5

児童貧困、LGBT、親のエゴやなんやと社会問題に切り込んだ作品。

泣ける作品だし、荻上さんらしい「なんでもない幸せ」感もあって悪くは無いのだが、トイレットの時のようなスッキリした感じはそこまでない。
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セッション(2014年製作の映画)

4.0

狂気。狂気。これに尽きる。
狂気をモノにした青年と狂気に救われた老師のセッション。

罵詈雑言が飛び交う中美しいジャズが流れ、血まみれになりながら叩くドラムを端正にカメラに収める。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

憧れる50.60.70年代の映画風

事前知識無く見たのだが「シェルブールの雨傘」に似ているなと感じたところ、帰って調べるとやはり参考にしたらしい。
大変情緒的でありながら、見た目にも美しい色や構図が
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トイレット(2010年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

大切なのは形ではない。
プラモデル、血の繋がり、固定観念、異性に求める目に見える安心感。

悩んだら一度捨ててしまえばいい。

男がスカートを履いたって、情熱が空想(エアギター)だってそこに心があるの
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グリーンフィンガーズ(2000年製作の映画)

2.5

悪い映画ではないが、中身が少し薄いように感じられた。