べさんの映画レビュー・感想・評価

べ

映画(115)
ドラマ(0)
アニメ(0)

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

フランス映画って感じ

観るのにめちゃくちゃ体力がいるけれど
構成は無駄がなく緻密

物語としてはそこまでだけど
臨場感のある演出でした

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.4

そうそう!
映画ってやっぱり
こうでなくっちゃね〜

っていう映画。

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.0

スゴイ。

とにかくスゴイ。

退廃的な雰囲気もたまらないけど

なにより同時間的に不思議な世界を
追体験できるこの感覚が

スゴイ。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

まさにランティモスワールド

大人の寓話

1ページ1ページが嘆賞レベルの美しさ

美しすぎるが故に

目を覆いたくなるような現実の醜さが

痛いほどに浮き上がる

※これだけ天真爛漫な主人公なのに脇
>>続きを読む

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

4.0

疾走感あって良し
中身も濃ゆくて良し

山田涼介の生尻良し
友情出演の怪演も良し

唯一の難点は
聞き取りづらいドぎつい関西弁

水のないプール(1982年製作の映画)

3.0

カルト映画ということで
ハードル高すぎたかもしれない

設定に無理がありすぎて
感情移入できず

ただ内田裕也は色気があって
とてもよし

タモリと赤塚不二夫の存在感が
とても良かった

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.3

ジブリの総決算みたいな作品

ただただ感動

自然と涙がこぼれた

こんな経験

美輪明宏のコンサート以来だ

精神(2008年製作の映画)

3.3

大学時代に一度鑑賞して

強烈な印象を受けた


今回再び出会って

同じ場面で同じくらいの衝撃を受けた

生後1ヶ月の子どもを虐待して亡くした女性の一人語り

良くも悪くも彼らにとって
彼らを取り巻
>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

仮面ライダーよりは劣るなあ

原作リスペクトを感じるカメラワークがとてもいい

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.5

大好きな人が観ることをわかってて
大好きな人がこれでもかってくらい『これ!これ!』っていう要素を盛り込んで創ったから

そりゃいいものになるわなあ

エンディングまで最高じゃないか

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.9

よくもまあこんな複雑なプロット思いつくよなあ

ソーセージと石

なんかよくわかんないけれど、泣けました。

RRR(2022年製作の映画)

4.5

映像体験は新しいのに
ストーリーはかなり古典的
というか神話的

人類共通の悲喜劇だからこそ
時代も国境も越えるのかな

圧倒的でした

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

4.0

タイトル通りの悪夢小路
自分の人生なんて
実は誰かの夢の中の出来事なのかもしれない

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.9

幸せ
シアワセ
仕合わせ

個人の幸福実現のために
他者の人生に手を加える
その歪みが大きくなる

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.2

バカヤロウ!
面白ぇじゃねぇかコノヤロウ!

作りが丁寧で見やすいし
哀愁ある笑いが良かった

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.5

あの頃の時間ってあっという間だったのに、今の歳になってもちゃんと覚えてて、辛いときいつも思い出す

広瀬すずより能年玲奈(のん)が適役だったかなぁ
あと高校生時代の女優、よく似てる子見つけてきたなあと
>>続きを読む

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

2.0

体調悪いときに観たら、もっと悪くなりました。
ミステリとしてもパニック系としても中途半端。

圧倒的中途半端。

ゾッキ(2021年製作の映画)

3.2

地元愛知県がロケ地の映画。
鬼才が奇才の原作を映画化したらそうなるわなって感じの映画。
映画ポスターとかウルトラQのオマージュだとか色々小ネタが散見されて面白かったな。
3.0点の内容だけど、プラス0
>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.8

現代版フェリーニの81/2か。
傲慢な鼻は打ち砕かれる。
残された娘は父の進化を見たか、それともしがらみが消えた自由を見たか。

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

赤と青が象徴的な映画

時間の流れは直線的に捉えれば生から死、創造から破滅へ向かう

逆行すれば破滅から創造へ

むかし、三途の川の源流は生と死が混在しているという話を聞いたことがあるが

なんとなく
>>続きを読む

大誘拐 RAINBOW KIDS(1991年製作の映画)

4.4

獅子の風格と

狐の抜け目なさと

パンダの親しさを兼ね備えた

そんな映画でした

アップグレード(2018年製作の映画)

4.6

映画の娯楽としてのおもしろさが存分に詰まった作品でした。

肉体と精神。
精神がその肉体を支配する。
その支配構造は逆転しないのか。

肉体の主人は、肉体それ自身にはなり得ないのか。

絞殺(1979年製作の映画)

3.9

自分で自分の首を絞める
とは、よく言ったもので

この時代の映画が好きだ
とくにATG映画大好きだな
挑戦的な主題や
どうにもならない閉塞感がたまらない

嫌いな人は嫌いだろうなあ
とも思う

残酷で異常(2014年製作の映画)

3.5

タイムリープものとしては上質。しかし、あまりカタルシスは感じられない。
キリスト教的世界観を全面的に押しつけられた感のある映画。
私個人はこの映画で語られる罪の概念について、手放しで容認はできない。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.2

もともとQueenが好きでよく聴いていたのもあってか、すごく良かった。
あれだけの紆余曲折を見せられたあとで、あらためて歌詞とともに曲を聴くと、また違った角度で心に響いた。

いまでさえ多様性は認めら
>>続きを読む

ホテル・ルワンダ(2004年製作の映画)

4.0

主人公ポールがホテルに戻って、ネクタイを結ぼうとするも上手く結べないあのシーン。とても印象的。

世界の人々はあの映像を見て、
…怖いね。と言うだけで、ディナーを続けるんだ。

あえてポールの視点で淡
>>続きを読む

愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

4.5

ドラマ版を鑑賞しない限り、この作品をしっかり理解することはできないと思う。

『自殺サークル』を理解するために『紀子の食卓』を見る必要があるように。

園子温監督は映画がうまい。
ほんとうに。

氏の
>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.5

アニメ映画史上の転換点
映画好きなら観ておくべき作品と言われながらやっと観賞

これは観なきゃダメだと思いました
今観ても全く違和感がないということは、これ以後まだこの映画に追いついていないということ
>>続きを読む

真夜中の弥次さん喜多さん(2005年製作の映画)

4.4

頭パッカーン
てやんでい
べらんめいな映画

原作も好きだけど
映画版も好き

キングスマン(2015年製作の映画)

4.2

マナーが人を作る
音楽と暴力がとてもいい塩梅
全体的にお洒落

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.4

観賞中に貧血を起こす

小規模の共同体では共感よりも共鳴

冬から春 死と生
自然界、輪廻

今村昌平の『楢山節考』と通ずるところを感じた。
すばらしい作品でした。

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.8

男が女を救う物語のようで
女が男を救う物語でした

絶望のあとは這い上がるだけ

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.3

走る走る走る走る走る
時代も超える走りっぷり
映画として新しい

>|