プールの冷たさも、父の手の温もりも、日焼け跡も、大人達の恋も、喜びも不安も…懐かしくも生々しいあの夏が蘇る。
映像美から伝わってくる全ての”感触”。
子供の視点から観る、親は何を考え何を伝えたかった>>続きを読む
ストーリーもアクションも本当に酷すぎるけど、この豪華メンツを劇場で拝めたからそれでヨシ!!!…
ともいかないくらいに見ていられなかった…。
毎度サプライズ程度に登場しては消える豪華キャスト陣こそ”消>>続きを読む
シャマラン味溢れる最高の終末。
独特なカメラワークの画力と演出で、永遠と言葉に出来ない不穏さが映画を覆い尽くす。
世界が崩壊していく様を客観的に眺めるだけの恐怖。何が起こっているのか1mmもわからな>>続きを読む
離陸の集合シーンのためだけに、エクスペシリーズは存在してるんだ…としみじみ感動するくらい胸熱。
精肉屋が人肉を販売したら大繁盛しちゃったやん!!
で、始まるブラックコメディ。
差別もヴィーガンの主張も全部笑いに調理して提供する清々しい脚本で笑いまくり。
同時に人はここまで自然と殺人鬼と化してい>>続きを読む
無闇矢鱈に他人を受け入れ、都合よく拒絶する…人との触れ合いを求め、より過激化するSNS社会を風刺する降霊会演出が見事。
文字通りブッ飛んだ。
出オチ的ワンアイディアをYouTuberがここまで面白く>>続きを読む
最高に気持ち悪い。
けどその気持ち悪さに共感してしまう。
何も持たぬ者の憧れや愛憎が、暴走し狂気と化していく。
それらをバリーコーガンの怪演と美しい構図で語りエンタメに化けさせる凄み。
上品な世界の>>続きを読む
ヴィム・ヴェンダースが切り取る日本の日常。
何気ない日本人のルーティンでさえ芸術に昇華させてしまう巨匠の手腕。
贅沢で美しい画作りと役所広司の微笑みだけで永遠と観ていたくなる…終わらないでと何度も願>>続きを読む
何がしたい映画…なんだ?
怖がらせたいのか?
エンタメホラーをしたいのか??
配役も、演技も、演出も、カット割りも、音楽も…要素が全て噛み合ってない映画久々に観た。
十分面白くなりそうな題材をここ>>続きを読む
第6話『デスリミット』の完全延長戦。
あの時の違和感が全て紐解かれていく気持ちよさ。
放送禁止シリーズお馴染み言葉遊び伏線はよりハードに、物語はよりドラマチックに、演出はより楽しくなった。
だがス>>続きを読む
ワンシチュエーション映画で飽きない映画は良作確定!!
現代ツールを用いた脱出劇としても面白いが…男の些細なぼやきも何気ない違和感も全てが伏線となって、予想外の展開へ広げていくアイディア力に満足。>>続きを読む
徹底的子供視点で覗く世界の全て。
優しくカラフルな世界と1人の少女に突きつけられる戦争と現実。
言葉で語らない…喜びも悲しみも子供のイマジネーションを丁寧なアニメーション演出で語る。
おてんば少>>続きを読む
ゲーム少年が本物のカーレーサーになる映画が『グランツーリスモ』以前にあるんですよ!!
しかも日本で!!
ストーリーがどうでもよくなるくらいに、CG無し本物のレースが凄まじい。
どう撮ったの!?ってレ>>続きを読む
今見ると雑CG、何でもありの展開と、全てが無茶苦茶だけど子供をワクワクさせる全てが詰まってる。
3Dの先駆け的作品としての演出は楽しかったなぁ…。
ドンデン返しで人を気持ちよくさせるのは案外難しい…。
だが”俺はこんな映画が作りたかったんだ!!”
とドヤ顔で楽しむロバート・ロドリゲスの手のひらで転がされる…思わず笑顔がほころぶ微笑ましい快感。>>続きを読む
バートン監督版のミュージカルをベースに、『パディントン』キング監督の優しさとオシャレ美術をふんだんにミックスした…魔法にかかった様な底抜けの楽しさ!!
夢は誰かと分かち合ってこそ現実となる、チョコを>>続きを読む
心温まる映画の頂点…何回泣かせるんだ。
パディントンの超純粋無垢な優しさが、本来の姿でいるべきことの素晴らしさを教えてくれる。
モフモフで可愛すぎるし。
善人も、悪人も、全世界の人間が”パディント>>続きを読む
初見でしたけど嗚咽するほど号泣。
”記憶”という少女と家族のノスタルジー。
ノスタルジーの要因が擬人化するのがピクサーの着眼点の素晴らしさ。
まさに大人の絵本。
様々な感情があるからヒトは成長し、>>続きを読む
疲れてる時こそ、幸せと笑顔が詰まっているもふもふエンタメ映画が必要だった。
小さなドジが大きな事故につながっていくコメディこそ原点にして頂点の笑い。
派手なことは起こらないけど一生浸っていたいこの世界。
緊張感と狂気と笑い、そしてリアルが絶妙に混在する会話劇の面白さで突き進み、事実を派手に塗り替える…これぞ映画の力。
映画の面白さが詰まりに詰まっ>>続きを読む
うーん、マイノリティの要素を集めてメッセージを言わせてるだけの映画に感じる。
マイノリティを己や他者が認め昇華される瞬間や過程という、一番大事な部分が描き切れてない。メッセージや役者が良いだけに惜し>>続きを読む
1500万円の価値は人それぞれ。
神も仏もない世界で人は演技をして生きる醜さと、カメラを向けることで見えてくる本音と家族の美しさ…なんちゅー対比。
泥臭さ、実直さ、熱さ、石井裕也監督の魂の叫び!!>>続きを読む
シチュエーションが目まぐるしく変化する冒頭ドタバタスイッチングバトルが超楽しい!!
けどそこがピーク。
なんで3人を合流させちゃうの!?
尺短いが故の既視感ある物語の粗さと、魅力皆無のヴィランでひた>>続きを読む
文字通り日本の総力をあげて生まれた映画。
戦争の負の遺産として何度でも日本をドン底に突き落とす圧巻の熱線と…圧倒的絶望。
超絶山崎貴監督らしいザ・劇映画として蘇った反戦ゴジラ映画の新たな傑作でした>>続きを読む
タランティーノ味溢れる大真面目なギャング映画かと思いきや…まさかのアホすぎる展開に大爆笑。
いや、そうなる!?!?
ロバート・ロドリゲスの”真剣に映画で遊ぼう”という全力エンタメ。
オモロ演出もあり>>続きを読む
ギャレス監督初期作品。
エイリアンが住み着いたエリアで、2人の男女が生き抜く。
ただそれだけだが面白い。
あくまでエイリアンは背景設定であり、焦点当てるのはいつだって”ヒト”。
ギャレス監督毎回ラ>>続きを読む
神映画『スパイキッズ』生みの親ロバート・ロドリゲス自らによる完全新作。
あのテーマ曲とOSSで懐かし汁大放出!!
家で赤青3Dメガネをかけ何度も観たあの頃の自分に戻った。
ただ普通の薄味スパイ映画>>続きを読む
SF映画のひとつの究極到達点。
スゴすぎるよ。
ビジュアル先行で魅せるSFは数あれど、信仰と文化をミックスさせた人とAIの実存感をここまで描く作品は他にない。
”共存”という言葉の重みが響く。>>続きを読む
岩井俊二の魔法を浴びまくる至極の3時間。
震災を巡る人々の運命を音楽を通して描き上げつつ、作家性を全面に出して創る凄まじさ。
音楽の力を長年信じてきた岩井俊二の集大成。
アイナ・ジ・エンドで最大出力>>続きを読む
最強隠居おせっかいおじさん最後の逆襲劇。
とにかく優しい周囲の人々が酷い目に遭うことで、スカッとさは100点満点。
マイケル・マイヤーズも顔負けの暗闇での敵を引き裂く暴虐っぷり。
アクション映画では>>続きを読む
『イカゲーム』のアンタが主演兼監督かい!!
勢いで作ったにしては面白すぎる。
主演2人の睨み合いに尽きる。
男と男の疑心と信頼、そして信念で揺れ動く激アツ漢ドラマ。
80年代韓国の史実を織り交ぜつ>>続きを読む
なんだコレ!!
サイコーに面白い!!
80年代SFホラーと昭和特撮の古臭さをベースに、超気狂いガールのジュブナイルとコメディとゴアをこれでもかと詰め込んだ最高の映画。
最強の悪魔が、少女に好き勝手>>続きを読む
邦画でここまでのものを作れるのか!!
凄いぞ。
アウターヘブンを建国しほくそ笑む大沢たかおと、ボスを制止する後輩玉木宏…このヒリつく構図がもう最高。
実際に潜水艦を使った撮影や緊迫感ある潜水艦アクシ>>続きを読む
原田監督の創り上げる世界はやはり一級品。
情緒やメッセージなんて一切無い、騙し騙され生きるか死ぬか…私達の知る大阪をクズの巣窟に豹変させる演出力は見事。
世界観重視の”側”で見せるドライさが好き。>>続きを読む