RYOさんの映画レビュー・感想・評価

RYO

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(1961年製作の映画)

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この二人の恋愛は達観しすぎてて放つ言葉一つ一つ虚無すぎる。

モダンでお洒落な夜を静かに彩るエロティックな表現がとても白黒映画と相性が良くて見入っていた。

恋愛の定義はとても難しいが、永遠なんて言葉
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恋する惑星(1994年製作の映画)

4.5

自分もこういうレトロな映像とか写真撮ってみたい!

ざくろの色(1971年製作の映画)

5.0

これが絵画じゃなくて映像なのが未だに信じられない。神の領域に達した作品だと思う。

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.5

芸人という役職に自分は全く縁がないけど、一人一役を演じて人を笑わせる人間の心情心理が狂気的に見えて自分に響いた。
現代アートぽいインテリアとか絵とか構図も綺麗だね。

チャイナタウン(1974年製作の映画)

3.5

普通の映画あんま記憶に残らなかったけどこの普遍的な要素やハードボイルドな感じが良いんだと思う。あと、初っ端から主人公の鼻が切られるの驚いた。

ベティ・ブルー 愛と激情の日々(1986年製作の映画)

5.0

フランス映画何が好き?って言われたら迷わずこのタイトル出すくらいめっちゃ好き!

お互いが支え合わないと成り立たない依存恋愛を描いているのも現実的だと思うしこんな素敵なカップル憧れるw

シチュエーシ
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ好き!

レイラの青いシャドーメイク綺麗だと思うしこういうこじらせてる変わった主人公が恋愛を通して変わる話、個人的にどストライクすぎる!

最後の終わり方も最高に甘くて素敵な映画です!

エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

3.8

東京が舞台なのほんと嬉しい!今まで見てきたドラッグ映画の中でも本当にドラッグ異常者が見ている独創的な世界を視覚的に体験できる映画だと思う。
マジで美しいよこの映画!日本人だからこそ見て欲しい!

ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

5.0

自分の中で歴代で一番頭おかしくて絵画のような作品で好き。
ジョンレノンが当時ハマっててめっちゃ好きなのも共感した。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

2.0

いつから自分は人の努力を笑う人間になってしまったんだろう。

初めてこの映画を見た時、演奏のCG浮きが気になって一人だけ映画館で大爆笑してた。

でも、もうこういう作品自分見飽きたんですよ!努力しまく
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.8

戦争映画嫌いな自分だけどこれは好きな方
戦争風刺コメディ通り越して狂気を感じたw特に終盤マジでバカやってて好きw

灰とダイヤモンド(1957年製作の映画)

4.5

ロマンティックな話で、めっちゃ好き!

第二次世界大戦の波に翻弄されてしまった青年マーチェクの象徴である、サングラスを肌身離さず身につけている理由だったり、戦争に対する皮肉めいた性格やセリフとか惹き込
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.5

性への心理的描写が、屈折しすぎてて自分には、あまり理解ができなかった。

まだ、結婚という概念が理解できない歳だし、この夫婦の瞬間的な快楽でしか愛を感じれない問題が、あんまり自分には刺さらなかったけれ
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突撃(1957年製作の映画)

3.0

戦争風刺映画にしては、比喩表現がコミカルで面白かったと思うし、スタンリーキューブリック作品で毎回テーマが被っていて気になったのだけれども、この人が着眼する社会風刺的な部分は、現代でも通づるテーマだから>>続きを読む

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

2.7

終始意味不明だったけれど、リンチシーンとか奇形児を引き裂くシーンとか、作り物とは思えない質感やリアリティだったし、当時の撮影現場とか気になるな。

特に意味はないんだろうけど、怖いもの見たさで視聴する
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.5

アイディアとしては、好きだけど日本人が演じている以上、どうしてもカタカナ英語が目立つしインターナショナルな世界観に没入することができなかった。

しかし、岩井さんといえば邦画で有名な監督だと思うしナイ
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

3.0

なるほど!これは、シラフじゃいれないわW終盤は、誰も救われなくて鬱!

ドラッグ映画好きでよく見るけど、この映画はちゃんとドラッグの危険性について、嘘偽りなく訴えてる映画だったね!たまにはこういう真面
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薔薇の葬列(1969年製作の映画)

4.5

1960年代末期の新宿、六本木、原宿が舞台のアンダーグラウンドな若者文化が背景として、取り上げられていてとても興味深かったです。

現代では、LGBTなどといった取り組みがあり、大分受け入れやすい世の
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トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

3.5

クシシュトフ・キェシロフスキ監督による、フランス国旗の色を題材とした3部作の1作目。

タイトルの通り本作では、青色を基調としていて視覚的に感情や空気感を映像で表現するのがとても美しく、ブルーな気持ち
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

友達に誘われて今日見た。
良い話だけど、自分には刺さらなかった。

どんなに家族が不自由でも、優しさや愛で乗り越えるのはとても良いメッセージだったと思うし、主人公と親の見ている世界が違くても、歌を通し
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アリス(1988年製作の映画)

3.0

あまり好みではない画だったけれど、原作よりも皮肉で残酷な描写は気に入った。

映像技法とかも、人形とアニメーションを融合していて面白い表現だった。

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

4.0

全部夢だったパターンの映画でした。😭

主人公が、一途に夢の中の女性を追い続けるのが切なすぎる。

特に記憶に残ったのは、シーンの切り替わりが本当に上手いですね!内容が意味不明でも、美術的な部分だった
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ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

3.5

キチガイすぎるけど、ドキュメンタリー映画としては秀逸な映画だと思う。

彼の言動は、狂人すぎるしコメディにも見えるのだけれども、この狂った正義感が愚直に伝わるのが好きだな〜戦争経験者がしゃべるからこそ
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人魚伝説(1984年製作の映画)

3.0

女の恨みは海よりも深いとは、まさにこの映画のことだと思う。

最後の女性一人の力で、大量虐殺するのは流石に無理があるし謎のパワーで警察を返り討ちにするのは、ちょっと面白かった。それに、白都真理さんが綺
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AFRO SAMURAI アフロサムライ(2006年製作の映画)

4.0

モノクロアフロサムライカッコ良すぎる✨✨本当にGONZOの持つ美術だったり映像はカッコいいし数あるサムライアニメの中でもかなり異色で好きだったな〜

二度と目覚めぬ子守唄(1985年製作の映画)

3.8

少女椿の監督と一緒のアニメ。題材もいじめや差別がテーマで、いろんなものが崩壊する作画が地味によく出来ている。普通のアニメに飽きてたらオススメ。

セッション(2014年製作の映画)

5.0

最高だった👏👏👏
音楽で最後仲直りするの素晴らしすぎる。努力に狂気や音楽への情熱を感じた。憎しみから生まれる激しく熱いジャズに圧巻です。

Flying Luna Clipper(1987年製作の映画)

4.0

普通のアニメに飽きた人にオススメしたい作品。今までドット絵をまるごと映像作品にしたのもこの作品が初めてじゃないかな?内容意味わからないけど、夢の世界が舞台らしくて狂気じみた独創的な世界観や絵が好きな人>>続きを読む

サイコ(1960年製作の映画)

3.5

サイコパスの心理的描写が伏線回収になっていたのは、面白かった。あとシャワーのシーン好き。

下妻物語(2004年製作の映画)

4.5

全く異なるバックグラウンドと対照的な美学を持つ2人のギャルは、違いの中にも共通点があることによって親密になるのが、面白い。この二人の戯れ合いがめちゃ可愛いし神と私がどのように見えるかが好き。アニメ好き>>続きを読む

ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ(1985年製作の映画)

5.0

マイベスト映画です。

この映画を超える作品は、もう存在しないと感じた瞬間とてつもない寂しさや悲しみに襲われ思わず涙を流しました。

視聴者があるドラマが好きになるときは、そのドラマが好きになるのでは
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HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

3.6

出てくる物全てがチープだけど、展開が昔の映画とは思えないほどの速さだから切り替わりとかも端折りすぎてて違和感。
最後のは、壮大なオナニーを見させられた気分だったなんかもう今まで見てきた作品の中でもやり
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いとみち(2020年製作の映画)

4.0

元秋葉原のメイド喫茶オタクだった私にとって、この映画の内容はあまりにも響きすぎる。三味線を弾くメイド控えめに言って最高だった👍私が忘れかけていたメイド喫茶のコンセプトだったりメイドさんの気持ちを思い出>>続きを読む

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