えねろぺさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

シャドー・オブ・ナイト(2018年製作の映画)

1.3

イコ・ウワイス観にきた
運動量から繰り出させる超暴力と引き伸ばし感一切無いアクションがお好き

TENET テネット(2020年製作の映画)

2.5

本物志向のノーランは、遂にタイムラインにも手を染めた時なのだ
「0→1」ではなく「1→0」へ2つの時間軸を組み合わせ構成する物語はこの監督が作り込めた偉業だと思う。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

現在の多様性が受け入れられた社会とは裏腹に、60年程前まではレイシスト社会だったのが悲惨

音楽を通じた人々の交流から、少し胸が痛む部分有るが、笑顔あふれるラストが素敵な作品でした

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.0

サメモーションの美しさやダイナミズムが強く、アメリカ受けがめっちゃ良さそう。
物足りなさも無くあらゆるアイディアの凝縮されており、鮫という一面的で退屈だと思わせて、「姿を見せない恐怖」という手法の演出
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ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

3.7

シリーズ一貫して飛花落葉な作品であり、老いてゆくマイケルから若きヴィンセントへの譲葉だろう。
人生のターニングポイントで闇社会から宿命を受け1.2を通じて愛憎渦巻く屈折した関係から生まれた展開だと思う
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.9

緊張と自明性の崩壊
任務を背負った"刑事とマフィア"
互いにリスペクトすべき相手が同一でグロテスクに交接し、追って追われての2時間だった。
利害関係が複雑化していくにも関わらず、最前線の当事者が、物語
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

殺意の湧出と揺れ動く擬似家族
切り裂いた皮膚から飛び出す鮮やかな血とメルヘンチックの衣装との抜群の組み合わせ

復刻としてみたけどイザベルファーマンが童顔で違和感🈚️
再構築ではなく前日譚なので先進性
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.9

疾走する血のメンフィス
愛の強さが速度に比例し、また加速,更に加速して行く。
アンチ・ヒーローアレルギーのみんなも観てほしい、制約や倫理を寡黙なメッセージと共に打ち破り、愛する者の為に命を張れるのだ。
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マイル22(2018年製作の映画)

1.0

気を抜いていたらドン底に落とされる
ノアを演じたイコ・ウワイスはザ・レイド以来の観賞だがシラット、カポエイラなど驚異的な身体能力を孕んだスパイなのが読み取れる。
単なるハッピーエンドではなく、苦味が有
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.1

新境地へ足を運んでも決してその歩を停めずエネルギー溢れる精神性でTOPへ進むのだ。
クソ美女のハンコックにドキドキが止まんねえし、繰り出すモーションすべてに溺れてしまう

ヒップホップに多大なる影響を
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.7

カイザー・ソゼはチャンスを逃さない

というか視聴してる我々もソレを見破るチャンスが散々とあったのかもしれない。

一連の流れをタイムテーブルで並べてる警察諸君も不毛に近い捜査だったのだ。

真実の行方(1996年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

真実をデマだと言い、正気を気狂いと言って出口を塞ぐな。

アーロンとロイは他人だ。だって演じていた"だけ"
他人のためと言っても、他人の寿命を縮めることはするな。
弁護士だけじゃなく、我々や映画全体が
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

5.0

出生も学歴も不明瞭だが上に立つ才能アリ
まあ成功の為なら取捨選択も厭わないし、この人自身が魑魅魍魎の住処だよね。
妖怪とかの悪巧みとは違うおどろおどろしい側面を巧く捉えてる👏

Memory Rebo
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.2

ミルクで感覚がより鋭くなる。"ウルトラ・バイオレンス"の準備完了だ,
非常に風刺的で強いセックスを渇望した作品,また。選択の余地を失うと"人間では無くなる"という選択における過程が如何に大切か理解でき
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

3.2

巣作りを一生懸命進めるキジバトのような御父様素敵です。
イヌたちと歩数の達成を目標であるバイトであるように、サムのような素直な人間が世界を明るく照らせる。時々千鳥足になっちゃうけど

バックドラフト(1991年製作の映画)

3.0

午前十時の映画祭13
額に汗を流すことはいいことだが、その汗が却って仲間に恩返しが出来たのか?的なサスペンス要素が意外とマッチ
大事なのは銃社会では無く最後まで人を助けるハートが必要だとカート・ラッセ
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リング(1998年製作の映画)

1.0

一応20年前
4Kの貞子とかどお?
20年でテレビ含む受像機は恐ろしく進化しており放送内容は恐ろしく劣化した

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

4.5

ぐぎゃぁすき
聴くもん聴いてきな的なヨタ話がまた自然界の基準を掻き回しているかの様
例えこの物語の全容がウソだとしてもそのウソを100回言えば真実になるという歴史的遺産のような作品になるのかもしれない
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.2

生きて初めて芽生えた愛が共有されない逆の孤独

ヒーローとして活動を艱難辛苦として過ごし越えるが、尚孤独。
エネルギッシュは無いものの機械音のようなアダマンチウムは健在でいちばん共有出来たのは消耗され
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.7

失踪したエイミーは聡明であるが。その後狡猾な女性として再び夫の前に現れ、逃れられぬ真実を飛ばしてくる

頭が混乱して未だに掴めないが、これってマジックとかに近しい感覚なんだと思う。

メメント(2000年製作の映画)

3.0

凍結された記憶を逆光し続ける
善行なんて積んでないのに近寄っても逃げない人たち
1:刻んだ"要点"
2:効きすぎるシャッター音
3:思いもよらない掘り出し物
ノーランが公にする価値が芽生えて、全米公開
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デイズ・オブ・サンダー(1990年製作の映画)

3.5

元祖カーズのようなタッチと90年代の良きカルチャーが詰まってる作品
若かりしトムとニコールキッドマンが青春突っ走ってた。
こういった観客席からの陽炎がアツく夕方がこうも似合う映画は中々無い。
トニース
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.0

プロ根性のベンアフかっこよかった
こんなぶったまげたニセ映画企画にGOサインを出す政府もぶっ飛んでる

架空のSF映画『アルゴ』

サイコ(1960年製作の映画)

3.6

展開うっすら憶えてたけどやっぱ衝撃だなーー
地下室のシーンとかモノクロならではの良さが引き立つ
チワワでもビビるわあんなん

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.8

ホント痺れる。全員動いてる
滲む時計の針
最強山王のヤバさ伝わる。

"ヤマオーは俺が倒す!!"

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.1

前人未踏の連鎖で苦しい展開でも燃える作品
予告でもそうだが、劇中ショットがローマからノルウェーなど世界最高峰から繰り出さられる美しさがミソ。
そこと相まって、歴代イチ素晴らしいトム・クルーズのビジュア
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.2

ノンバイナリーを取り入れた大島渚に何より魅せられるし
ハイビスカスが残されたジャワ島人々の新しい恋っぽくてウットリ,
ラストのたけしドアップの笑顔

教授が彫んだ音楽に涙が溢れたよ

パプリカ(2006年製作の映画)

4.5

従属的世界を亀裂からじっくり支配するんだけど、時間という垣根を超えた存在に揺さぶられた、、、

夢って過去とは違って。嫌悪と同時に概念とかあまり意味が無いから。全容が把握できない畏怖がある
それらを所
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

勝手に救われたと思ってるけど
アナタは最初から救われてたよ?"ジョーンズ博士"
だって自分の好きな事を胸に世界中冒険できるんだもん。

ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.6

色々と度肝抜かれました。ハイ

仕事を終えた際A10神経の快楽及び達成感ヤバかったんだろな
この人のオリジナルな存在であるキャラも愛されてるんだな〜〜

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

"マルチバースとは一体?"
このストレートな問いかけに満点のアンサーだった。
ファンが唸る大サービスを詰め込んだようなDCの真髄

ゲーム(1997年製作の映画)

3.0

やはり裏切らないなフィンチャー
息継ぎが出来ない!!息継ぎが出来ない!!
CRS社が用意した大きな札束のプールにニコラスはクロールはくり返す。
弟が次の(堆く積もる)リレーの走者🏃‍♀️
バトンは繋が
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