ショタイトさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ショタイト

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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.0

原作というかブログはリアルタイムで見てた。ゲーム自体も5年ほどやっていたので、設定自体にはすんなり入れたけど凡作かなぁ

ビジネスパートが無理ありすぎて。
別にプレゼンのくだりとかいらなかったんじゃな
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

韓国が抱える格差社会を極上のエンタメに昇華した作品。

コメディとサスペンスが絡み合ってニヤリとしたり、ハラハラしたり、貧困家族の思い通りに進む前半部の痛快さとそれが少しずつ瓦解していく緊張感の対比が
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.2

こんなに映画で泣いたのはいつぶりだろう

ティム・バートンの映画はあまり得意ではないのだけれど、最後まで楽しく観られた

社交的な父、現実的な息子、幼い頃からうんざりするほど聞かされたドラマチックで非
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.5

昔からずーーーっと観たい(観なきゃ)と思ってた作品で、やっと観られた。

映像クオリティ、音楽、色彩がどれも素晴らしくて、短い尺もありサクっと観られる。

夢と現実が曖昧になっていく様は安部公房の「壁
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アイ・アム・マザー(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

個人的には駄作かな。

創世記をなぞってるんだろうけど、エンタメ系でも哲学系でもなくて中途半端だし、そのくせ説明がほとんどなくて「ほら!動物の折り紙がアチコチにありますよ!ノアの方舟の暗喩ですよ!気づ
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.8

2007年 アメリカのサブプライムローン問題から端を発した世界金融危機。日本ではリーマンショックという言葉の方が馴染み深いかも。

ある程度の金融経済に関する知識がないと2時間ポカンと置いていかれるか
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42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

3.8

黒人初のメジャーリーガー ジャッキー・ロビンソンの伝記的映画。

いやーよかった。基本的に「黒人初の〇〇」って題材は好物ではあるんだけど、チームメイトたちが徐々にジャッキーを仲間として認めていく過程に
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7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

3.8

ベトナム戦争の帰還兵が半身不随を抱え、自らの信仰と矛盾に葛藤しながらも反戦活動に身を投じていく実話をもとにした物語。

肥大化する国家単位の愛国心、冷戦、キューバ危機、ベトナム戦争。第二次世界大戦後の
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アメリカン・ソルジャー(2017年製作の映画)

4.1

イラク戦争の帰還兵を題材にした映画。
戦争によるPTSDや記憶障害、退役後の生活、そういった負の要素にスポットを当てた作品。

「戦場なら英雄でも平和な世じゃ狂った殺人者だ」というメタルギアのスネーク
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.8

まず内容以前に製作者たちの気概に拍手。

内容は若干の物足りなさはありつつも、主演2人の演技は素晴らしかった。

今の日本社会を描き出してる。

ただ政府・官僚側を暗く重苦しく描きすぎて、プロパガンダ
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(2017年製作の映画)

3.6

25分で魅せる。

寂れた田舎。嫁入り前に故郷に帰ってきた昔の彼女。親から継いだ昔ながらの理髪店。

センチメンタルすぎるかもしれないけど、こういうの大好き。

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

4.0

太平洋戦争末期から宮城事件までを史実に基づき描いた作品。こちらはリメイク版。

一般的な太平洋戦争ものの映画が庶民や兵隊の視点から描かれるのに対して、政治家をはじめとした戦争指導者たちの視点からなのが
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.0

もっと露骨なハッピーエンドもバッドエンドも可能なのにあえてしない生々しさが良い。

「それから4年後…」

えぇっ?!ってなる笑

20キロ以上役作りで減量したトム・ハンクスに拍手!

セブン(1995年製作の映画)

4.1

最後に観たのは多分中学生の時で、その時はただただ陰鬱で胸糞悪い映画という印象。

やっぱ大人になってから観るとまた感じ方違う。

随所に散りばめられたキリスト教感だったり、雨や夜ばかりの作中に置いてラ
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

超スルメ映画。
特に観るものがない時に流しておけるタイプ。

些細なSNSトラブルが原因で店を辞めた実力派シェフがフードトラックをはじめる話。

ひょんなことから別れた妻に引き取られた息子も同乗し、絆
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チャッピー(2015年製作の映画)

3.8

SF、ディストピア、クライム、シンギュラリティなどなど、テーマはなかなかとっ散らかりつつも、チャッピーのキャラクター性が上手くマッチした良作。

見終わった後で気づいたのだけど、第9地区の監督なのか。
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.0

題材が好みでないものの、食わず嫌いはよくないと視聴。素敵な作品なんだろうけど、自分には合わなかった。

観賞中から「女性の監督かな?」と思ったら実際そうで、女性監督の作品はあまり合わないことが多い。
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.5

題材的には大好き。
デニーロの演技はさすがといったところ。

前半が期待を盛り上げただけに後半の失速に目がいく。マッサージ師との恋愛やら女社長の家庭問題はいらなかったかなぁ。

モブがキャラが立ってた
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ピクセル(2015年製作の映画)

3.0

うーーーーん。娯楽としてはまぁまぁなんだけど、ゲームのキャラクターやら設定やらをうまく使い切れてない感がすごい。

あとCGが思ったよりチープ

パージ(2013年製作の映画)

1.5

コンセプトは好き。でもクソ映画。

まず物語の根幹であるパージ(年に一日だけ殺人を含む全ての犯罪が許される日)そのものに納得感というか説得力がない。

ディストピア×スリラーなんだろうけど、どちらも中
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.1

とてもよかった。火垂るの墓に勝るとも劣らない傑作だと思う。

この画風とキャラクターたちで、戦争の悲惨さをデフォルメし過ぎずに描いた点は素晴らしいの一言。

戦争モノにおける四肢の喪失表現において「尊
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.3

素晴らしかった。
いまは言葉で表せない。
いつかきちんとレビューしたい。

Shall we ダンス?(1996年製作の映画)

3.8

冴えない?サラリーマンが社交ダンスにハマり、活き活きとしていく様が多くの同世代に支持されたのではないでしょうか?

公開時は子どもでしたので、大人になって見返すとその気持ちがよくわかります。
日本映画
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壬生義士伝(2002年製作の映画)

4.1

時代劇ものはあまり好みではないのですが、それでも中井貴一の演技に痺れた。泣けます。

ほしのこえ(2002年製作の映画)

4.0

新海誠デビュー作のショートアニメ。
宇宙と地球で離れ離れになる中学生を描く。距離が離れるほどメールの届く日数は増えていく。
賛否あるでしょうが自分はかなり好き。
ちなみに制作費の関係から主人公の声優は
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