Erectlick513さんの映画レビュー・感想・評価

Erectlick513

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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

取り急ぎ。

面白かった。自身の置き所、というものを考えさせられる話だったと思う。日本で当てるなら敗戦直後〜復興のような背景と人の動きのよう。全く異なるのは人の気持ちの動きを美化しない切り取り方だろう
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セブン(1995年製作の映画)

5.0

現代、というと大上段すぎるけどオウム事件以降の集団心理や鬱憤をこじらせた人の果てという側面を丸々包括しているように思う。

初見から20年近く経って振り返ると、尚更そう思う。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.1

最後まで、よく出来てたなぁと観たんだけど数学の公式の展開と帰結を眺めるような、ゾンビ映画様式をソツなく済ませました、という感覚も大きかった。

いや、悪かったとは思わないんだけど。

ゾンビもののフラ
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.7

何というか観やすい作品。
過激な描写なりエゲツない人物や背景設定というアクがほぼ無い点で賛否分かれるんじゃなかろうか。
 
本筋とは離れるけど好きな部分があって、ドラゴンタトゥーの女もそうなんだけど風
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

誰しも映画を観てスカッ!とする瞬間があると思うんだけど、何年も何作も観ていくうちに自分の中でそのスカッ!がパターン化されていくような感覚や その感覚を超えて新機軸のスカッ!を得る、というような経験があ>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.1

取り急ぎ、
端正で真面目な描き方。良くも悪くも。

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.6

プライベートの愛犬ゴンの名前が出てきたのとピエール瀧の役柄に少し笑ったり。とりあえず覚え書き。

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.8

結構、挑戦した作品だったんじゃないだろか。

新しいというよりはインソムニアの頃のような濃密に野太い一本として観せる原点回帰に挑戦という感じ。

結果、トリッキーな要素は最小限の時間軸ズラシだけにして
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.3

Alienシリーズmeetsハンニバルレクター博士だった。

神を畏れず、道徳に囚われず、主と同じように振る舞うというのは似たテーマだから良いとして。

プロメテウスで何とかリブートに成功した感があっ
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

面白かった。

もやもやとした感想は後日にまとめたい。

もやもやとした、はヘプタポッドのアレの感じで。
アレは観てて気持ちいい。

スフィア(1998年製作の映画)

3.4

堅実な作品。

故に華やかさや捨て身の魅力は低いかも。
でも面白い。

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

2.9

全体を通して思い返すと青臭いなと思った。
画面は終始真っ赤っかだったんだけど。

バニラエッセンスみたい。すんごい匂いはすんだけど、舐めても揮発性の何かの感触しかしないというような。

実話の愛犬家殺
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

2.1

ゾンビやスプラッタものが好きな友人から、ダメダメと聞いて鑑賞。ダメだった。

敢えての見所は、意外に綺麗に撮れてる森の空撮やペルーの田舎町風景、あと食人部族がマリファナで酩酊しているシーン。大体、その
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インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

3.3

2014年のギャレス版ゴジラを思い出した。

フルCGで、より鮮明で躍動感のある映像。もうある時期から十分に満たされる域に達して定着したと思うんだけど、やっぱりそれでも満たされない部分っていうのがある
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ルーム(2015年製作の映画)

4.2

人にとっての内と外を描いたお話、だと思う。観た後に、作中の内容を振り返りながら、あれこれと連想してしまう作品。子は鎹、という古い言い回しが似合う話だなと思った。

内容自体は、とある男に監禁された女性
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

4.7

友人に勧められて観た作品。

自分の年齢よりもっと上の世代の話で、懐かしい訳でもなく、史実モノの忠実さを味わう訳でもないんだけど、凄くカッコいい人からカッコいい昔話を聞かせてもらった気持ちになる。

ゼイリブ(1988年製作の映画)

4.4

一人称だったら完全に統合失調症な人の話。
異星人の施設のデザイン、ワープのシーンがナイス。

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.8

主人公のようにAVAの魅力に惹かれるかが楽しめるかの分かれ目。というか惹かれると思う。

この映画自体、人工知能に「君が機械の身体を手に入れた時をテーマに話を創作してみて」と問うて出た内容だったら面白
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セッション(2014年製作の映画)

3.9

主人公が戦う気質だから観れたなあと。
松岡修造嫌いだったらキツそう。

日の名残り(1993年製作の映画)

-

20歳の頃に観たきり。また観たい。

主人に仕え続ける人の、それ以外での人とのふれあい方。その面白さとか奥深さ、という印象。

セントラル・ステーション(1998年製作の映画)

-

高校生の頃、偶然NHKで観たような。素直にエンディングで泣いたような。
もう一度観たい。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.7

素晴らしい、というか凄い。

色々思うところあって感想がまとまらなくて、そうなれる演技や設定の妙があると思う。

この手の、女のズルさ的なものを一歩も逃げずに描ききってるのは凄いと思う。

ここまでの
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ミッション・トゥ・マーズ(2000年製作の映画)

2.5

そこそこ見せられつつ、2度は観ない作品。

人面建造物を護る嵐システム。火星人の遺伝子を継ぐ者以外を排除すんのは分かるけど、誤って子孫殺した時くらい立体映像で謝れば良いのにと思ったり。

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