豆版さんの映画レビュー・感想・評価

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都会のアリス(1973年製作の映画)

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落書きできなくなった大人と大人を知りすぎた子ども。なんで一ヶ月も旅をしたのに筆が進まないんだ?あなたは独り言を言っているだけ。床に落ちて割れた牛乳瓶、また大人は私を置いていってベッドに行く。この手のロ>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

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これ以上多様性の要素に過剰に目を向けるようなプロパガンダするの窮屈になるだけじゃんか。わかんないことはわかんないから、わかんないけど理解するまでのコミュニケーションにちょっと失礼があっても寛容に許せる>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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日本人として見なければと意気込みつつも、正直たまに日本人としてという理性を引き剥がされていくような感覚に遭遇して怖くなる。科学的興奮と政治的倫理的抑制のなかで。

14歳の栞(2021年製作の映画)

4.5

念願の。

中学生の一クラスの一学期間をドキュメンタリーにするってのでどこまで撮れるんだって思ってたけど、結構攻めててそこにびっくり。
音楽こんなばちばちにする必要ある?とか、ひとりひとりで区切ったら
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恐怖分子(1986年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

銃声で始まって銃声で終わる映画、、、
一つの事件を起点にしてその周辺の人生が変化し動き出してく。ラストがまだ納得いかないのでもう一回見たい。

カメラマンの青年、ファインダー越しの14歳の少女に恋をし
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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平山とその周辺のひとたちが生きる人生が画面の裏側にたくさんあって、そこを想像するのが楽しかった。

平山の淡々とした日常を丁寧に描いているようで、映画的な動きもしっかりとあったからこそ映画になっている
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

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こんなん絶対に二時間で収める話じゃない!!!ネトフリでドラマで作った方がいいだろ!!ねじふせパワーだけど三回くらい泣きそうになった、嫌いなところもあるけど好きなところもたくさんあった。
主役二人がハマ
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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商業性が強くなってしまう実写化で、ちゃんと三宅唱しててすごくよかった。劇的展開はないけど、淡々と生活に焦点をあてていて映画の中に住んでるみたいな感覚になってった。
プラネタリウムのシーン好き。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

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腐敗と不安と渇望から独りよがりな正義に先鋭的になっていく主人公がヒーローになってしまう社会の歪み。

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.6

赤ちゃん怖すぎるって、クスリの話すぎてあんま入り込めなかったけどラストの方のリズム感は好きだった。

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.4

学校の迷惑者二人がボクサーのチャンピオンとヤクザの頭を目指す話。最後のセリフに希望は込められてると思いたい。

ふたりの人魚(2000年製作の映画)

4.0

ふたりの人魚!ってことね!!!
どこまででも探す、ついてく男は好き!
カメラの二重性と現実と虚構のあいだのゆらぎを映像であることめいっぱい利用していて面白かった。

スプリング・フィーバー(2009年製作の映画)

3.7

三人のあてのない旅のシーンはサイコウ、全体的には人間関係にちょっと共感できなくてあんまり入れなかった、、、、うーん。。
ロウイエの撮り方雰囲気は好き。
やっぱりそういう意味で恋する惑星最強だと思っちゃ
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ピアニスト(2001年製作の映画)

4.2

中盤からラスト20分までジュテームという言葉が嫌いになるほど、彼女のねじまがった嗜好がまとわりついてくるようで気持ちが悪かった。でも男が主人公の家に上がり込んできてからの数分間のシーンは異様な面白さが>>続きを読む

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