このレビューはネタバレを含みます
現実の世界がフィクションと地続きになってて、主人公がフィクションの世界に巻き込まれる展開は「キック・アス」と同じ。
「キック・アス」ではそれがスーパーヒーローで今回はスパイ映画。007の魅力を濃縮し>>続きを読む
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ボー君が母胎から出る場面から始まり、母胎に帰り、羊水に沈んでいく物語だった。
"家族という呪縛"を描き続けるアリ・アスター監督の新作
今回は"母親に対する罪悪感"がテーマ
ラストにボーが潜り抜け>>続きを読む
私は黒人で女で醜い。でも、生きている。
はさすがに震えた。
でももっと感動すると思ってたから拍子抜け。
過ぎていった過酷な日々の重みと、それでも前向きに生きていく
みたいな感動をもっと期待しちゃ>>続きを読む
シーザーの怒りの瞳ではじまって、苦しみの瞳で終わる映画。
いつ全面戦争の引き金が引かれてもおかしくない緊迫感が全編に漂っていた。
分かり合えたかもしれない瞬間を何度と逃すのも歯痒い。
種族主義だっ>>続きを読む
知性こそが自分を解放する手段なんだ
って映画だったと思う。
観終わってみるとわかりやすいストーリーだった。
"父親殺し"の成長譚であり、
"行きて帰し物語"の構造になっていた。
なにの鑑賞中は>>続きを読む
静かな映画だと思ってたら中盤以降のサスペンスな展開にハラハラしたし、2人のバディ感気持ちいいし、終わり方の余韻も凄かった!
最小限に納めてかつ、人物像が読み取れる台詞と演出がすごく自然。巧すぎて見入>>続きを読む
お国の勝利のために戦った兵士
と
お国の発展のために尽くすサラリーマンという名の企業戦士
という、戦後も変わらない日本の権力者のメンタリティを薬剤"M"で結びつけて
さらにその薬の原材料がとある">>続きを読む
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原作小説がすごく言葉のインパクトが強い作品の一方で、
映画はつられずに台詞は過剰にならない程度に抑えて詩情さえ感じる映像作品に昇華されてたことに驚いた👏
"多様性"という文言が浸透しつつある過渡期の>>続きを読む
合戦の跡地に無惨に転がる"首"のない死体。そこに群がるカニたち。
映画全体のテーマを象徴する素晴らしいファーストルックだった。
表題の通り、首が飛ぶ。名もなき兵士、市民、そして織田信長の首。
首を>>続きを読む