罵るような言葉一つ一つから、彼女の心の闇が痛く伝わってくる。
切なさを通りこし、胸が締め付けられる思いになった。
こういう出会い別れと共に自分自身も人生を送っていたなあと、改めて思い出させてくれる。
観終わって、あの時少しだけ仲良くしていたアイツは今どうしてるんだろうか。なんて感慨に耽ってしまった。
緩く、クスッと笑わせてくれる作品。
ところで、松田龍平はもうこんな役しかまわってこないのかな
場面ごとに変わるBGMを背にテンポよくストーリーが展開していく。
ドジだけど家族思いの次男坊と、見た目の幼さ反面に大人びた性格なヒロインのお話し。
年齢設定にしては初心すぎて、監督の童貞っぷりが出てい>>続きを読む
有り得そうないにないことが、さも日常の当たり前のことのように発生していく。ここが面白い。
14歳の主人公のモヤモヤが強く伝わってきた。自分も凄く近い感覚で成長していったので、とてもとても共感できる作品であった。
わからない奴にはわからないんだろうなー
陸海空と全てが美しいのでロードムービーとしてはとても映える。
作品背景としてはインドネシアでは、まだまだ都市と地方での暮らしのギャップが見えた。そこに宗教の影響が強く絡んでくる。
その反面、個々それ>>続きを読む
コリンファースは渋みを増し、レニーゼルヴィガーは可愛らしいけどやっぱ老けたなぁ。
続編を匂わしていたけど、どうなんだろか…
エドシーランのとこはニヤッとしてしまった。。
アリシアちゃんが可愛すぎて、内容どうでもよくなります。
個人的にはこの作品にそこまで深い内容求めてなかったのもありますが。
確かに退屈する時間あり、終盤のカーチェイスなんて正直笑ってしまったけど、そ>>続きを読む
台湾出身のアンリーが、男は黙ってテンガロンハットなアメリカ西部での同性愛を描く作品。
いかにも保守的な柵を背にし、受け入れながらも何十年にも及ぶ友情を越えた関係が切ない。
p.s.
ヒースレジャー、>>続きを読む
コンピューターが絶対になりつつあるこ今日、改めて人間であることの良さを噛みしめることができた。
過去の背負い方は人それぞれなので、それが故にそれぞれ未来への歩み方も変わっていく。
主人公は過去を背に前向きになれないというか、変に悟っているというか…そんな人間なんだけど…
山下監督らしく、とても緩>>続きを読む
時間軸の部分で混乱しつつも、それを考える暇なくストーリーはどんどん進んでいくこのテンポがいいです♪
更にベストのタイミングでのradwimpsの音楽。もうここは泣きました!!!
ただね、僕は涙したい>>続きを読む
とあるテーマとしては強く伝わってきた作品でした。群像劇として、場面の移りわかりなんかも素晴らしいですね。役者さん達も良かったかな。うん。
とはいえ…多くはここに書きませんが、個人的にはモヤモヤした作>>続きを読む
色々詰まるものあるのだけど、あの時期、一緒にいた奴は今どうしてるのかなぁ?なんて感慨深くなった作品だった。
短期間とはいえ、とても近い距離にいたのにいつの間にか疎遠になって、気がついたら挨拶すらしな>>続きを読む
キャラ良し、音楽良し、ジョークも幾つかは笑えた。フィルジャクソンのくだりなどね。
ただ作品の完成度が…シーンごとでは良かった部分もあっただけになぁ。。
正直、もっと面白い作品作れたんじゃないかな?っと>>続きを読む
舞台がニューヨークだからなのか、音楽、ファッション等々…オシャレに仕上がってる。
登場人物が皆かっこいいしね。
ドラマとしては、主人公と近からず遠からずの年齢に達した当方にとってはえらく伝わってきた>>続きを読む
とても魅力のある作品。
こういうのがあるからアメリカに憧れちゃうんだよな。
公開前は全く眼中になかったのですが、封切りすると周り鑑賞者達の盛り上がりが伝わってきた。
ということで劇場で鑑賞してきた。
ネットから漏れていた情報もあり、それほどの驚きは正直無かった。
とはいえ、>>続きを読む
個人的にとても思い入れが強い作品。
戦後、日本統治から開放された夢見る台湾、それを潰すかのように強制的に治めてくる中国本土を背に描かれている人間ドラマ。
一見きな臭くなりそうな題材だけど、過激な模>>続きを読む
姉妹5人の内心とは裏腹に、ビジュアルは輝くしく、美しく丁寧に映されていて、そこに魅了された。
あのクソ色の伝統服でさえ。。
舞台はトラブゾンと思われる。
あの地はイスタンブール程ではないにしろ、トル>>続きを読む
この作品は人間同士のSFドラマだ!
なんて言ってる時点でもう人工知能のペースになってますよ。
そんな作品でした。
かく言う自分は、エヴァがワンピースのどれを着るか迷っているとこで完全おちましたね。>>続きを読む
年に一度のウディ・アレン。
いつものウディ・アレン作品が観れたので、もうそれだけで満足。
にしてもエマストーンは可愛かったな~
marvel作品はあまり観ないのですが、今作はとても楽しめました。
上映時間が108分というのもあったのかな。(その分、説明不足のところもあったけど。)
パート2も楽しみ。
絵文字は英語でもemoj>>続きを読む
バジャウ族という、国籍を持たず漂海民として暮らしている人達のドラマ。
恋愛、宗教、伝統、自然破壊などが描かれているが、何と言っても舞台となっている世界遺産ワカトビの海の美しさに魅了される作品であった。
セリフの一つ一つにズシっともきたし、救われたりもした。
個人的には…この監督は本当に俺のことわかってるよ。といつも思うのだが、今作もズバリであった。
子供の頃、自分がやっていた遊びや悪ふざけを思い出せてもらった。
この作品観なかったら、一生思い出さなかったかもしれない。
ホウシャオシェンのナレーションからスタートするとこからも、自伝的なストーリーだと思われる。
ビー玉や駒遊びのシーンなどを観ると、自分はそんな遊びをしたこともないのに妙な懐かしさを感じてしまった。>>続きを読む
ヴェネチア映画祭の審査員大賞でツァイ・ミンリャンの長編引退作でもある。
いやぁ、疲れた。
なかなか考えさせるような深い話ではあったのだが、ラストは今までのストーリーがぶっ飛ぶくらいの根気勝負になった>>続きを読む
ベルリン映画祭銀熊賞。
すれ違いだらけの家族が、息子の原因不明の首痛により、少しづつ歩み寄っていく。
ギクシャクしながらも、切れない家族との関わりをシュールなコメディ(と個人的には思った)的な表現>>続きを読む
ヴェネチア映画祭金獅子賞。
出会うことのなさそうな三人がひょんなことから、空き物件の高級マンションの一室を寝床にし始める。
そして、その一室を軸に3人それぞれのストーリーが展開していく。
にして>>続きを読む
全編ワンカット140分…
予想はしてたけど観終わったあと、かなりくたびれました。
警戒もせず、ベルリンの不良達にひょこひょこと着いてくヴィクトリア。
そして後半のあの行動力。
理由がわかった時は切>>続きを読む