GOSAYさんの映画レビュー・感想・評価

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ロストケア(2023年製作の映画)

4.2

現代の「楢山節考」(ならやまぶしこう)
長澤まさみ演じる大友検事と松山ケンイチ演じる連続殺人犯斯波の取調べでのディベートが見どころ。斯波の迫力に気押され徐々に言葉に詰まる大友検事。家族のことに触れられ
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.1

久美子の「あんたみたいな人には世間は生きづらかでしょうが…」ってセリフが本作のすべてやね

それにしても役所広司ってのは良か役者やねぇ

プレイス・イン・ザ・ハート(1984年製作の映画)

3.9

人種、ジェンダー、職業、障がい者、地域差などの問題は20世紀後半からアメリカを中心に意識されるようになりアカデミー賞の必須テーマと言っても過言ではありません。本作も人種融和をベースに近代の固定した価値>>続きを読む

Dr. Bala(2023年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリー映画
ジャパンハートの吉岡秀人医師に触発を受けた大村和弘ドクターが東南アジアの医療支援に奔走する。
困っている人を助けるんだ!という医師の原点にして行動の原動力となるモチベーションは、
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コーラスライン(1985年製作の映画)

5.0

文句無し‼️
劇場公開は1985年、わたし高校生でした。当時日本の芸能界でこんなキレッキレのダンスをする者など誰もおらず、アメリカ・ショービジネスのレベルの高さというか、もう衝撃的でした。
マネしたけ
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.1

クリス・カイルは腕利きのスナイパー(狙撃手)でイラク戦争に従軍。幾多の味方の危機をその抜群の狙撃術で救ってきた。アメリカにとって「英雄」であり「伝説の男」である。一方で帰国すれば一人の優しい夫であり父>>続きを読む

あんのこと(2023年製作の映画)

3.5

毒親に蝕まれる女の子の話。
親子はどこまで行っても親子ですからね。ひょっとしたら人間の不幸も幸福もその根源は親子関係にあるのかも知れません。

ドキュメンタリータッチに進む物語は暗いトーンの画面の中で
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

2019年アカデミー作品賞
かねてから人種融和系作品は受賞しますね。文化人ウケするのでしょうね。
先住民との問題やホロコースト作品は黒人問題と共に人類(米国)の黒歴史との対峙であり、今なお社会のテーマ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.1

ヤングケアラーの問題はこの10年余りの間に注目されるようになってきています。人の世話をする事は時間も労力も相当に費やす作業ですが、まして若者がケアラーの立場になると社会経験の乏しさ、経済力の無さなどか>>続きを読む

火口のふたり(2019年製作の映画)

3.8

まあ柄本クンと瀧内さんのセックス映画ですね。ポルノっちゃあポルノ。NTRってのは何ともコーフンします。
NHK「光る君へ」で共演する2人はこんなとこで既にご一緒だったんですね❤️

人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版(2022年製作の映画)

4.0

丁度山登り(と言ってもハイキングレベル)を始めた私にとっては刺激的なドキュメンタリーでした。本来なら劇場で観ようと思っていたのですが公開中に辿り着けませんでした。
私はいつも思いますが、気候変動問題を
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.1

怪獣映画を怪獣映画にしなかったという点において大変秀逸でCGを含めて感服いたしました👍
脚本や画角も素晴らしく予感はしていましたがhappy-endも良かった。
娯楽性と社会性を兼ね備えており「ゴジラ
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.9

スパイアクションは私の大好物🎶
悪くなかったですが、マンガ寄りでした。敵役の悪巧みがややチープな感じで脚本に「ひねり」がありません💦
アクションはまずまず。続編も観たいです👍

ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY(2022年製作の映画)

3.8

ホイットニー・ヒューストンの絶頂期をリアルタイムで知っている世代から見ると、いかにも作りモノの脚本や映像でチョット残念な印象でした。アーティストの「そっくり芸」は最近のトレンドなんでしょうか?
80’
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6デイズ/7ナイツ(1998年製作の映画)

3.3

ヒロインのアン・ヘッシュは2022年事故で亡くなっているんですね。53歳だったそうです。
当然ですが、ちょっと古い映画を見ると出演者が段々と故人になってしまって、なんだか悲しいですネ😭

映画としては
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NY ANNIVERSARY LIVE! ビリー・ジョエル「ライブ・アット・シェイ・スタジアム ザ・コンサート」(2011年製作の映画)

5.0

2024/1/24東京ドーム行ってきましたよ‼️
16年ぶりのビリーの来日ワンナイト公演🎹今年で75歳のビリーの日本ラストステージとも言われていましたが、パワフルでスウィートなライブはとにかく最高でし
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風に立つライオン(2015年製作の映画)

4.1

五島のお婆さん(おそらく素人)が野菜を背負って医者を見舞うシーンがグッときました。
脚本が浅くて号泣とまではいきませんでしたが、ピエン泣き。
些細な医療であっても感謝される離島や途上国の医療に対して、
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カオルの葬式(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ウーム、期待が大きかっただけにチョイと残念でした。勝手に「おくりびと」的なテイストを想像していましたが、そうでもありませんでした。
端的に言って脚本が冴えない。そもそも事故で突然死した40歳がらみの女
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天国にちがいない(2019年製作の映画)

3.0

こういう作品が「映画」として成立するんだなぁと感心します。
画角、色彩、対称性などは相当に芸術的で目を奪われますが、脚本はサッパリで、よく分からんエピソードがごった煮状態で登場します。観ている者が自ら
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生きちゃった(2020年製作の映画)

3.3

いわゆる胸糞映画
こういうのを青春群像劇と言ったりするのかね。ピュアな主人公とその男友達を除いて登場人物が余りにも胸糞すぎて、一体何を見せられているのか?という思いにさえなる。
全てはラストシーンのた
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テトリス(2023年製作の映画)

4.2

学生時代ゲーセンでハマりにハマったテトリス。昼前からゲーセンに入り浸って一日中やってたこともあったなぁ😅
あれほどお気軽にやっていたゲームの版権にまつわるこれ程の死闘があったなんて、感激しました。
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フローラとマックス(2023年製作の映画)

3.9

人生の困難を音楽によって乗り越えよう・・・的なチープなストーリーはさておいて、音楽が良かった。
わてもギター習おうかなぁ🎸🎶

グレイハウンド(2020年製作の映画)

3.5

第二次大戦を題材にしたいわゆる「戦争映画」はアメリカによって描かれるとドイツや日本が如何にも極悪非道な民族のように演出されますね。
どちらの国にも大義と正義がある訳で、単純に善悪二元論に色分けする米国
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Sharper:騙す人(2023年製作の映画)

4.0

騙し騙されて数十億ドルの行方は一体??
大金が絡むと必ず血生臭い展開が待っていますが、さてさて本作は?
なかなかの痛快ストーリーでした👍

ゴーステッド Ghosted(2023年製作の映画)

4.1

もう大好き💕
殆どマンガですがこの手のドンパチアクションは大好物です。ワイルドでスタイリッシュ。アナデアルマス最高❗️

そういえば挿入歌もイカしてました。
Feel It Still – Portu
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がんばっていきまっしょい(1998年製作の映画)

4.1

青春、青春、青春また来たらず。
究極のチーム競技。
(WOW録画)

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

3.7

メンヘラタレントの没落ストーリー
エリカ様のバイオグラフィーではないかと思わせる程のハマり役でセクシーシーン満載の話題作。
シナリオは想定内。少なくとも境界性パーソナリティ障害についての見識が脚本製作
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ハルカの陶(2019年製作の映画)

4.0

行動的であるということは若さの特権でしょう。でもそれはしばしば「暴走」と呼ばれます。なぜ揶揄されるかといえば既成概念や伝統を一時的にせよ踏みにじるからなのでしょう。伝統文化の世界においては尚更です。>>続きを読む

アラベスク(1966年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ドンデン返しの連続するサスペンス。交錯する利害関係が敵なのか味方なのかと、予断を許さぬ展開に発展します。ただ、チョイと分からんのは暗殺を仕掛けた黒幕は一体誰なのか?「暗号」と言われる象形文字は誰から誰>>続きを読む

地球の静止する日(1951年製作の映画)

3.8

結局「暴力」でしか平和を維持できないという結論が悲しい。
「言うことを聞かなかったら攻め滅ぼすぞ❗️」って核抑止力と何ら変わらないロジック。
1951年のSFとしては見どころ満載。リニアモーターカーの
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.8

NHKBSPで観ました。
時代背景を知らずに観たら何の事やら??ですが、映画の直後に放送された、世界サブカルチャー史 欲望の系譜「アメリカ 幻想の70s」とセットで観ることで、この映画の何たるかが分か
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少林寺(1982年製作の映画)

4.1

🎵少林少林
有多少英雄豪杰都来把你敬仰🎶
いやぁ〜懐かしいですね。41年前の劇場公開当時、中学生だった私は完全にのめり込みました。多くの男子から大人気で、学校中に少林拳の使い手が次々と現れたことは言う
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

4.1

2011年公開の本作は正に新型コロナの予言作品。WHOやCDCの活動、接触の回避、ワクチンの争奪、反ワクチン集団、ディテールから社会現象までよくぞここまで脚本化したもんだと感心します。もはや2023年>>続きを読む

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

4.0

もう5-6回観てますけど、痛快ですね♪
その手があったか👍っていうラストは知ってても見ちゃいます😅
公開から20年以上も経つんですね。
この手の映画を観終わるとなんか歩き方が変わるんですよねぇ♪
でも
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.8

数学者ジョン・フォーブス・ナッシュ・ジュニアJohn Forbes Nash Jr.のバイオグラフィーにして実話。1994年ノーベル経済学賞を受賞した彼は若かりし頃、重度の精神疾患に苦しんだ。そんな彼>>続きを読む

おくりびと(2008年製作の映画)

4.2

現代は「死」を日常から意図的に隔絶してきた。病院死が在宅死を上回るようになって50年近くが経過する。更には病院で死んでも葬儀社の車でホールに直行。日常生活の場面に「死」が入り込む余地すら無い。
「死」
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