甘い恋と暴力とが一つ箱に収まっている。よかった。
エレベーターのシーン、うわぁもー彼女どん引きだよぉ、ってつっこみつつ、けどたまらなく好きなシーンだ。
此岸の淵で暗い水の中を覗く、星が映る、ミルクをこぼした星星の河、街灯の明滅、駆ける蒸気機関車、鳥の脚の砂糖菓子、天の南の十字架、ずぶ濡れのこどもたち。
正直なところまったく期待せずに見たが、ヘプバーンがキュートすぎた…すてきな映画だった。
男も女もみんなギラギラしとった。
むちゃくちゃだけど、こういう映画を作れる時代があったんだなあという感じ。
ショーケンさんが自販機で煙草を買うシーンが、ほんとそれだけなのになんであんなに格好いいんだろ>>続きを読む
美しい風景や動物たちの映像は大変よかったが、少し森に分け入ったところでほいほい動物が姿を現したり、子育て中の狐がエサ取りもそっちのけでなついてきたり内容はメルヘンで、最後取ってつけたように語られる教訓>>続きを読む
沈んでいったもの、すなわち手に入れては失い、近づいては通り過ぎていったそういうものものへの気持ちが溢れて止まらなくなってしまった。
ストーリーはメロドラマ的だけれど、台詞より表情や仕草で表現される部分が多いので陳腐にはなっていないと思う。
絵もきれい。嫁入り行列は幻想的。
油搾りのシーンはなんというか杭を打ち込むたびに油がこう、あ>>続きを読む
Everything Flowsを見た後に見た。こちらのほうが断然良い。
たぶん、EFは情報過多なのだと思う。
白黒の画面に日常の音、猫一匹のボソボソとしたつぶやき、彼女に関する情報の少なさ、このくら>>続きを読む
公開当時に映画館で見て、内容はラスト以外あまり覚えていないがサントラも持っていたり、今ここで尺が180分超えというのを見てもそんなに長かったっけと思うくらいなので、引きこまれて鑑賞したのだと思う。
ま>>続きを読む
もう話もお天気も水位もむちゃくちゃなんだけどね
でもおもしろいんだよね、なんなんだろね。
初スタートレック。これまでのシリーズを踏襲しつつ、新規でも問題なく楽しめるよう工夫されているようだ。これを見た後宇宙大作戦から見ている。
京マチ子さんの手指が蜘蛛みたいに蠢くシーンがあって、きもっ!でもエロッ!ってなる。
絵でじゅうぶん見せられるはずの作品だったのではないだろうか。猫の語りがメインなのだが、それ自体をいらないと感じてしまったのでとにかく合わなかったのだろうと思う。
演劇では日本人が異国の役を演るのは当たり前だが映画でこれをやっちゃうのはなかなか。楽しく見た。