2時間20分があっという間
これが脚本と編集のチカラか
冒頭からラストまで
全く退屈しなかった
そして
登場する人物像が皆、立体的で
ステレオタイプじゃない
(極端に悪い奴や良い奴が1人もいない)>>続きを読む
主演の2人がとにかく素晴らしい
それぞれの眼差しが印象的
人生は長く、また短い
車窓に映る歴史ある美しきパリの街並み
それと対照的な命の儚さ
心通う僅かな人達との時間
その一瞬の幸福を大切にし>>続きを読む
自らの価値観こそ常に正しいと妄信し
その正義を他者に押し付けることの愚かさ
社会で起きている
あらゆる分断について
どこにでもある身近な家族を舞台に
映画として描く
見事な脚本と確かな演技
この>>続きを読む
役者が皆上手い
脚本が素敵
ジャームッシュの
『ナイト•オン•ザ•プラネット』を彷彿とさせる
どのコンビも良かったが
特に今田美桜vs森七菜
ブチギレ姉妹の家族愛に泣けた
(さすがの根本宗子様に脱>>続きを読む
全てのカットが美しい
(監督だけでなく撮影もやっているとは…
驚くべき逸材)
とにかく照明が素晴らしく
グレーディングによる画の質感といい
音楽のチョイスといい
とびきりのセンスをビシビシ浴びた
このレビューはネタバレを含みます
昭和はそうだったのかもしれないが
聾者に対する周囲の無理解や
あからさまに露悪な態度が積み重なり
前半とても居心地の悪い気分になった
(2時間の映画に収めるためには
必要なことだったかもしれないが…)>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
恋ではないが
若き日に大切な人を亡くした時の感情が蘇り
自然と涙が溢れた
人は変わる
それがどんなに大切だった人でも
もう一度会いたいと思う気持ちこそが尊く
未熟な過去の自分に
たとえ心残りがあ>>続きを読む