はなびさんの映画レビュー・感想・評価

はなび

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

平山の過去に何があったかは明言されなかったが、運転手付きの車で妹さんが登場したとき、平山が醸し出す上品さに納得。

スカイツリーと高層マンション、夜はキレイな夜景。そんな大都会と、平山の"昭和的で質素
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パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

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あの町に上品さはないけろど、美しい海が広がっている。あの町だから直子は生きていけるのだと感じた。パーマネント野ばらに集う客や友達、家族に見守られながら…。
方言って良いなぁ。

市子(2023年製作の映画)

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市子がしたことは彼女にとっては正義なのだ。不遇な生い立ちが彼女を歪ませ幸せな生活をおくることを渇望させた。
あの一家に誰かが気が付けば…、救いの手が差し伸べられていれば…。

市子の台詞は少なめなのだ
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スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ずしりと重い胸糞なラスト。

狂っている本田。会社も会社、おかしくなり始めていると認知していたのかよ…。清沢家が完全にとばっちりで可哀想過ぎる(泣)賢治は思い出さなくていいことも思い出してしまったし…
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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これは凄い。あのお年頃の拗らせちゃう感じを的確にオシャレに描いていて20年以上経っても古さを感じない。

アメリ(2001年製作の映画)

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ポップでキュート。
不器用なアメリが愛おしい。

過去のない男(2002年製作の映画)

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シュールで独特な世界観。
唐突なところもあったけどそれが気にならないほど。
面白かった。

正欲(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

特殊な性癖を持つ人たちの葛藤を描いた人間ドラマ。

犯罪じゃなければ構わないではなかと思うけど、そうは思わない人もいるし、当人たちの葛藤は計り知れないものがあるんだということがとても伝わってきた。
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オットーという男(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ストレートに本当に良い話で感動。
心がやさぐれたときに観たい一本。
町の嫌われ者オットーだけど、人格崩壊しているわけじゃなくてむしろちゃんとしてない人からすると厄介なのかも。
トムハンクスはやはり素晴
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

コロナ禍、業界悪、LOVEときて家族愛…言いたいこと全部込めた感じ?
今思えばコロナ禍は異様で敏感になりすぎていたし、あったこともいつの間にかなかったことにされちゃうし、なんでもかんでも理由求められる
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恋人たち(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なんて暗くて救いようのない話しなんだと思っていたら、ちゃんと救いはあった!ラストの展開でいっきに好きな映画入りした。
ヒトは自分の身の回りに起こることに左右されながら、それに絶望させられて、それに救わ
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

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エグいシーンの数分間は目をそらしてしまったが、榛村と雅也の攻防は面白かった。
キャスティングがいい。特に鈴木卓爾。出番も台詞も多くはなかったけど一番怖かったかも。

アンダーカレント(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

自分が知っているその人はその人の1面を見ているに過ぎず、人は多面的であるということ、
また、自己防衛で嘘をついてしまったかなえ…偶然にかなえを見かけとっさにバスのボタンを押した堀…人はときに自分でも驚
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白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ジャズに取り憑かれそれが呪いとなってしまった男の末路を回想ではなく二人の男がいるかのような手法で描くも点と点がつながるラスト付近、シュールさに安っぽさを感じてしまい、やや引いてしまった。素晴らしさがわ>>続きを読む

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

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良い話でそこそこの緊張感もあり、まずまず楽しめた
雰囲気も好み

福田村事件(2023年製作の映画)

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虚しさだけが残る事件というか殺人だった。
100年前の日本、その頃の当たり前は今の当たり前とは違っていた。
しかし、現代の当たり前も誰かがあるいは社会が決めつけたただの思い込みなのかもしれない。
それ
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ふたりのマエストロ(2022年製作の映画)

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良いラストシーンだったが全体的に浅く、期待とは裏腹に感動できなくて残念。クラッシック音楽に馴染みが深いと観方も違ったのかも

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

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直接的な描写がないのは救いだった。女性たちの会話や様子だけで充分キツかった。加害者の男たちに腹が立つ。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

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とても面白かった。
淡々と進んでいくけどずっと胸が締め付けられっぱなしだった。
この運動が忘れ去られることがありませんように…。もっともっと権力を利用して悪いことをしている奴らが裁かれますように。

ドキュメント サニーデイ・サービス(2023年製作の映画)

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バンドを続けていくことの難しさ、それでも曽我部さんが音楽を続けてくれていてくれることのありがたさ、感じることがたくさんあったドキュメンタリーでした。

大画面大音量のライブ映像もとても良かった。そして
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神回(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

青木柚さんと坂ノ上茜さんはとても良かったし、前半は残虐青春タイムループが斬新で度肝を抜かれた感覚があったけど、後半、真実が明かされはじめてからは説明セリフ多くて、プロジェクションマッピングあり、音楽も>>続きを読む

チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

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2人…いや、4人が可愛くてキュンキュンした。ドラマの人気も納得。
この優しい世界をありがとう。
明日は人に優しくなれそう。

ツーっとひとすじの涙を流す松下由樹さん、さすがだった。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

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SNSで知り合った男性と結婚したことがきっかけで、人生が変わっていった七海。凄い経験をしたなぁ。
まさかあんな展開になるとは、
観ているこちらも、凄い映画体験をさせていただいたという感覚が凄い。

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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

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今日観てきた。
なんて楽しい映画なんだ!
そして面白い。
こういう楽しめる作品はなかなかなくて、貴重だから求めてしまうのか…。ほんとつくって頂いてありがとうございます。
舞台が貴船というのが、摩訶不思
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ミステリーというよりは、湿地で孤独に一人生きてきた彼女の人生が、ファンタジーのようでもあるが彼女と関わる人たちやその人たちとの関わりにおいてはリアルさがあり、非常に興味深いものであった。
自然の中でさ
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さかなのこ(2022年製作の映画)

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映画館で観て以来、配信で2度目の鑑賞。
好きなことに真っ直ぐに、突き詰めることを肯定してくれる作品。
ただその点を称賛するだけでなく、リスクや犠牲が伴うことも教えてくれる。
主人公役ののんさんの良さが
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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台詞で多くを語らないが、演技で想像を掻き立てられる。
静かに始まり余韻を残して静かに終わる…。こんなにも胸に刺さるのは、すばらしすぎる演技のせいなのか…かつて感じた自分の感覚と重なるところがあるからな
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怪物(2023年製作の映画)

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なにかひとつの事柄だけを取り出して語ることはできず、こども二人の置かれた状況からいろいろなことを問いかけ考えさせられる。
素晴しい音楽と役者さんたちの演技、構成、会話の台詞で物語にぐっとひきつけられた
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

化け物に乗っ取られちゃった娘。
でもあの化け物娘なら母親の思うような娘になってくれるのかも。あの母親ならやりかねない、幸せごっこの続きを。
マジ、イカれた母親だった。
毒親は北欧にもいるんだ…。

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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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日本語吹替版鑑賞。
老略男女とわず楽しめる最高の娯楽映画。めっちゃ面白かった。
会話のセンスが良くてずっとくすくす笑ってた。
クッパにあの歌を歌わせて笑う箇所を作るあたり、とても好きだった。あれがあっ
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せかいのおきく(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


う○こにまみれていたが、汚さは全く感じず、それどころか、江戸時代にう○こを循環させていたということを知ることができ衝撃だったし、職業差別やおきくたち三人の心の機微が丁寧に描かれていて、新鮮で新感覚な
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高速道路家族(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ポスターのインパクトが凄くて楽しみにしていたが、特に驚くエピソードもなくずっと退屈だった。お父さんがクソすぎて、奥さんの選んだ選択はよかったと思ってしまった。全体的に浅い印象。

この小さな手(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

すっごくイイ話なんだけど、映画というよりはTVドラマを観ているようだったのと、なんだかファンタジーのように感じてしまい没入できなかったなぁ。

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

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フィクションの映画なんだけど、自分の心と向き合うことになる作品。とても繊細な感覚を描いている。わからない人には全くわからない感覚なんだろうなと思うけど、この映画を観て心が軽くなったり救われるひとは少な>>続きを読む

ソワレ(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

男女二人が逃避行するきっかけも途中のケンカも辛いシーンの連続だけど、主演二人の演技が素晴しいからか、脚本のせいなのか、めっちゃ惹き込まれた。そして、ラスト最高。二人のその後が気になって仕方ない。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

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アクション、音楽がかっこよくて、
爽快でワクワクした。
テンポがよくてあっという間に終盤。
ラストシーンも良い!!