HirokiSakaiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.8

「何かを奪うのではなく 真の王は何かを与えるのだ」

アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.7

「共に老いる将来が無ければ、愛しても辛いだけ」


アデライン・ボウマンは1908年生まれ。彼女は21歳の時に夫と結婚し、娘を授かるなど普通の人と何一つ変わらぬ日常を送っていた。しかし、数年後、最愛の
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きみはいい子(2014年製作の映画)

3.7

「私があの子に優しくすれば、あの子も他人に優しくしてくれるの。子どもを可愛がれば、世界が平和になるわけ。」

新米教師の岡野(高良健吾)は、ひたむきだが優柔不断で、問題があっても目を背け、子供たちから
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.6

「君は努力をしていない、グチを並べてるだけだ」
「”仕方なかった” 自分の決断じゃないわけか」


名門ブラウン大学(映画版ではノースウェスタン大学)を卒業し、ジャーナリストを目指すために田舎からニュ
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疾風ロンド(2016年製作の映画)

3.0

「自分たちに不幸があった時、ほかの人も不幸になればいいなんて思うのは、人間として失格だよ。むしろほかの人には、自分たちの分まで幸せになってほしいと思わなきゃいけない。そうすればきっとその幸せのおこぼれ>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.8

「きらめきは一瞬だ、永遠には続かない」

大手金融会社の社長として働いていた、やり手のビジネスマン(ジャック)は、仕事帰りに立ち寄ったスーパーで奇妙な黒人男性と出会う。
「これから起きることは、あんた
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.7

「自分がなりたいものは心が教えてくれる。臆病になった時は胸に手をかざしてこの言葉を言うんだ。“”AAL IZZ WELL”(きっとうまくいく!)」

「わかるか?僕がなぜ1番か。機械が好きだからだ。工
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タイタンズを忘れない(2000年製作の映画)

4.7

「敵意が兄弟を殺させた。憎しみが家族を破壊した。聞け、死者から学べ。この聖なる地でひとつになれなければ、我々も終わる。彼らと同じ。お互い嫌いでも、相手を認めれば。きっと、いつの日か人として向き合える」>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

「この人生以上に硬貨な死を望む」
「善悪を主観で決めている」

DCコミックス『バットマン』に登場する最強の悪役(スーパーヴィラン)ジョーカーが誕生する経緯を描く。

悪が誕生する経緯、そして人間の心
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.3

「人生、何が必要で、何がなくても死ねるか?」

2013年にアメリカのアリゾナ州で発生した巨大山火事に立ち向かった、消防精鋭部隊グラナイト・マウンテン・ホットショットの実話を描く。

本当に大切なもの
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怒り(2016年製作の映画)

3.8

「わかろうとしない人に、いくら説明したってわからない」


ある夏の暑い日に八王子で夫婦殺人事件が起こった。窓は閉め切られ、蒸し風呂状態の現場には、『怒』の血文字が残されていた。犯人は顔を整形し、全国
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.7

ダークナイトとジョーカーの対比
善と悪をコインの裏表のように表した作品 
主人公も生い立ちや人生で経験した内容は悲しみが多かったが、そこで裏返らなかったのは身近な人の愛があったからだと思う。一方、悲し
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.5

「人はなぜ堕ちる? 這い上がるためだ。」
「正義は秩序のために、復讐は自己満足」
「人の本性は行動で決まる」

善とは何か悪とは何か

清須会議(2013年製作の映画)

3.5

歴史のターニングポイントである清須会議をコメディタッチ(コメディ要素はあまりなかったが)で描いたもの。
秀吉の人心掌握術は大したものであり、人の常識を越えた知恵は時代を切り開くに必要だったのだと思う。

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.8

天才数学者の戦艦大和建造をめぐる戦い。戦争をとめるには様々なアプローチがある、数学者が導き出したのは、日本の象徴として戦艦大和を建造し、それを沈める事。

日本とは、そして日本人の性質を考えさせられる
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

2.5

3時間という時間を無駄に使った。12年間、キャストを変えずに撮影をしたという点で評価されているのかもしれないが、映画としてのストーリー性は一切なく何をこの映画で伝えたいのかよくわからない作品。観なくて>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.4

itとはそれぞれが抱く恐怖そのもの。
恐怖は人それぞれであり、身近な人の死、病気や大人になること。それぞれがそれらの恐怖に打ち勝つ事が大人になるための通過儀礼である。
ホラー版「スタンドバイミー」