ジャックさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ジャック

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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.4

脚本が完成し過ぎてる。無駄なシーンがない。全てが後の展開に繋がるし、そうじゃなくても観客を飽きさせないための起伏になってる。
炭鉱の町の閉塞感に絶望する主人公に、ここも世界と繋がってるんだと希望を届け
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チリ33人 希望の軌跡(2015年製作の映画)

3.6

序盤に危機管理を問う問答、救出は不可能と断定からのアイデアによって希望が生まれる展開。愛する人に帰ってきてほしい帰りたいという人間ドラマ。骨組みがディザスター映画だもんそりゃおもろい。嬉しすぎて正妻と>>続きを読む

弱虫ペダル(2020年製作の映画)

3.3

母校でロケが行われたと知り(今更かよ)視聴。演技がアニメ版に引っ張られたのかそもそも意識してオーディションしたのか声だけ聞いたらアニメと間違うくらいキャストがハマってた。学校以外は千葉の各地で撮られた>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.5

キューブ期待してたら消化不良感あるけど社会風刺がテーマなんだと理解したら納得だし、あの時点ですでに…みたいな感傷に浸れる終わり方わりと好き。

ベター・ウォッチ・アウト: クリスマスの侵略者(2016年製作の映画)

3.7

ホラー版ホーム・アローン、間違ってないけど想像と別方向すぎて唖然。でもその発想力、機転のよさはケビンのそれ。ムナクソ展開嫌いな人は苦手な作品だろうけど、どう元作品をなぞったか感心しながら見れたので楽し>>続きを読む

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

コナンが完結できないのはこの敗戦濃厚なヒロインに死刑宣告することになるから。自分は正ヒロイン絶対主義だけど灰原哀には思い人と幸せになってほしい。コナンでも解けない難解な問題だ。

グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

4.3

特撮とかホビーロボ系を幼い時に卒業したオタクだけど新メカ登場や変形合体や必殺技の応酬にトキメク感性がこんなに眠っていたんだと気づかせてくれたグリッドマンとダイナゼノン。両作キャラの顔合わせなど前半はニ>>続きを読む

バスルーム 裸の2日間(2011年製作の映画)

3.3

おっさんが女学生とスケベするために己の弁舌を駆使するのだが、彼が説く物書きの空虚さとか社会への風刺が意外と理知に富んでいて、興味津々に耳を傾けていた女の子と自分は実は監督とスケベ親父の手のひらの上だっ>>続きを読む

コレクター(1997年製作の映画)

3.0

『セブン』をキーワードに探してこの映画がヒット。この手の話は犯人と追う側が鏡合わせでどちらも常人とは相容れない価値観を持っていてほしくて、要は変態度が物足りなかった。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

宮城リョータにフォーカスした山王戦。OB相手の模擬戦など事前の流れ全カットで唐突に試合は始まる。じゃあ原作ファンに山王戦を見せるための映画かと言われれば違う。りょーちんの生い立ちが描かれ彼がどんな心情>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.4

前作以来のドッグファイトが想定される作戦。当然マーヴェリックが現場に呼ばれるのだが役目は先鋭パイロットの指導。軍で唯一の"実戦"を知る者という構図にワクワクが止まらないし、何なら無鉄砲さの健在具合から>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

ディザスタームービーの悲壮感や虚無感とロードムービーの哀愁や人情が共存するバランス感。日本に住んでるからこそ共感できる感情や空気感が前面に出てて攻めてると思った。母親を失った事前情報から年数明かされた>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.1

黒幕判明やレイドバトルまでの過程、そしてラストシーンが見応えあっただけにミュージカル映画が苦手な人間にはノリきれなかったのが悔しい。

せっかく谷口悟朗監督がワンピースに帰還したのに特に定評のあるわけ
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ムーンフォール(2021年製作の映画)

3.4

異変を真っ先に見つける一般人、地球に守るべき家族がいる宇宙飛行士、地球を救う奇想天外なアイデア、ディザスタームービーに求めるもの全てが詰まってる。なのに突き抜けた感がないのは2012で目が肥えてしまっ>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

前作ラストでタイトル回収した世界を描くが、現代社会に恐竜が紛れてもそんな目新しい絵にならなくて、制作陣も承知してるらしく中盤からお決まりの恐竜ランドでサバイバル。終始ゲノム操作じゃない素の恐竜で勝負し>>続きを読む

グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

2.9

彗星降ってくるからシェルターに向かおう、その道程部分に焦点当てたディザスター映画。お馴染みながら娘だけでも連れてっては胸が痛む。この手の映画は彗星発見前後の段々と不穏な空気が漂ってくる時間帯が好きなの>>続きを読む

名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.1

松田刑事回見直してから観に行ってよかった。ほぼ続編。演出含めて古参ファン意識してるの伝わって嬉しかった。

ジャッキー・コーガン(2012年製作の映画)

3.2

押井守が台詞を学ぶのにベストだと上げてたので見た。台詞よりも脚本の無駄のなさに目がいった。殺し屋の冷徹無比な仕事ぶりとシンクロするように淡々と物語が進む様がクール。

遠すぎた橋(1977年製作の映画)

3.0

兵士の志気を上げる上官の小粋なジョークがたくさん聞けた。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.0

ジュード・ロウのダンブルドアかっけ〜〜!(2作目からそれしか言ってない)

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.2

ジュブナイル映画とサスペンス映画。前者の暖かみと後者の冷たさ両方感じさせながらどちらに大きく舵を切るか、隣人の正体という本筋と重ねながら最後まで分からなくて脚本がうまいなあと思った。

グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

3.1

クラスで浮いてた少年が転校生と意気投合。夏休み、風船おっぱい求めて彼らは旅に出る。そこまでならどこかで見たなで終わるけど、彼らは自動車を自作する。アイデア詰まったギミックにワクワクさせられて楽しい。背>>続きを読む

モータルコンバット(2021年製作の映画)

3.1

魔界から敵が攻め込んてくるから選ばれし戦士よ能力を覚醒させ戦え…!マジでそれだけ!ハリウッド映画お馴染みのトドメの決めセリフを大量に浴びれるぞ!

エレメンタリ ~鍛冶屋と悪魔と少女~(2018年製作の映画)

3.1

上司にイビられたり恩義に忠実な悪魔カワヨ。
鍛冶場のギミックや地獄の描写など舞台セットや画作りに拘りを感じて見応えあった。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.4

ユダヤ系ピアニストがナチスドイツ占領下から逃げ伸びる実話。実話だから人は無情に死ぬし、主人公が何かを果たすわけでもない。戦争とホロコーストの非常さ、虚しさが淡々と映されるだけ。だからこそリアリティがあ>>続きを読む