ジャックさんの映画レビュー・感想・評価

ジャック

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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.6

殺陣シーンの作画が気合い入ってて凄い。
街中ドンパチしながら駆け回って犯人側と謎解き競争が90年代ハリウッド感あってめっちゃ好き。声優も拍車をかけてた。なんか初期コナン映画の空気が濃くて懐かしさ感じた
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.8

物語的な新鮮さは薄いのだけど(近代創作物の教科書みたいな作品だから仕方ない)キャラ立てするドラマが相変わらず面白い。ライバルも主人公と同じように決闘を経てのし上がるの熱いし、暗躍する黒幕が足元掬すくわ>>続きを読む

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

4.6

安易にTVシリーズの結末を否定せず地続きな上に、キラとアスランの関係が軸だったシリーズの原点に立ち返ったような人間を描く物語。

そこにオールスター出演によるお祭り要素が加わるという劇場作品の模範解答
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グッバイ、ケイティ(2016年製作の映画)

3.0

ただただ限界コミュニティやむなしで憤りをぶつける先が不在な作品。

テスター・ルーム(2014年製作の映画)

3.1

時代じみた設備や画作りの中で心霊現象なのか超能力なのか解き明かす流れはワクワクしたが、お馴染み展開に落ち着いた感あったのは肩透かし。

劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 裂空の訪問者デオキシス(2004年製作の映画)

3.0

悪意に映る行動が実は自己欲求に素直なだけだったというファーストコンタクトあるある。デオキシスを主題にした映画としてはベストな作りだと思った。

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.6

愛とは清濁併せ持つが故、嘘で塗り固められた相手に同じ土俵では勝てない。しかし奪ったポジションは愛によって維持されてきた。愛の奪い合いを権力闘争と混濁した皮肉な物語、面白かった。

オズの魔法使(1939年製作の映画)

4.0

とにかくキャラクターが魅力的。自分の尻尾に怯える臆病者とか普遍的なキャラ付けはこの時代からあったのか。

過去の名作はそのフォロワーが世界観やストーリーを参考にした作品を作るため、それらを見て育つ僕ら
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北京原人 Who are you?(1997年製作の映画)

2.0

エンドロールで子ども原人が小野賢章と知った瞬間がピークだった。ハリー演る前こんなことしてたんか…。

陸上やらせるのとか面白かったからコメディと割り切って撮ればなあ。

U・ボート ディレクターズカット(1981年製作の映画)

3.0

接敵シーンはテーマ曲も合わさり滾るものあるが、基本的に過酷な艦内の生活を淡々と映すだけなので冗長に感じた。裏を返せばあれが脚色してないUボートのリアルなのか。

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

2.9

ネジの外れた女性と息子亡くした男がお互いの足りないもの補い合うハートフルな映画と理解。

イノセント・ボーイズ(2002年製作の映画)

3.0

少年達の描く漫画が、劇中劇としてアニメとなり挿入されてたのが愉快だった。
在り来りな修道女が悪童を更生させる物語じゃないあたりに、プロデューサーであり実際に演じたジョディ・フォスターの遊び心を感じた。
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アンナと王様(1999年製作の映画)

3.4

役者ジョディの持つ意思の強い女性像は今作も前面に出ていて、それが一国の王に影響を与え国策の近代化にまで繋がるのは痛快。史実より誇張されてるらしいが、一人の女性が奴隷制の廃止を導いたみたいな傲慢な描き方>>続きを読む

マーヴェリック(1994年製作の映画)

3.3

でも実は……で話が最後まで転がり続けたの気持ちよかった。欲深いし人死も意に介さない奴らなのになんか許せる…って温度感なのが理想の西部劇の世界だった。

ハートに火をつけて(1989年製作の映画)

3.0

即オチもいいところだけど、ジョディとのラブラブ逃避行を撮りたかったんだなと欲望に忠実過ぎて逆に清々しい映画だった。デレデレになったデニス・ホッパーが可愛い。

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.1

気軽にヨガ修行をつけるのは例え下賤な者に知識が渡っても修行を通じて浄化されるためか。

告発の行方(1988年製作の映画)

3.2

某棒玉選手の件と重ねながら見た。メディアの情報とはいえリアルタイムで罪状が緩くなる様子は生々しかったなあと、映画を見ながらあらためて思い返してた。

ホテル・ニューハンプシャー(1984年製作の映画)

3.3

一家の波乱万丈な生活に要所で放たれる言葉が人生にヒントを与えてくれる。気に入ったフレーズは"釘付けの椅子"。嵐が来ようとも揺れを耐える助けとなる。どんな困難があろうとも動かぬものが家族。

アリスの恋(1974年製作の映画)

3.5

ジョディ・フォスターの足跡を辿ってみようシリーズ。あれ、ジョディどこにいた?と思ったらオードリーか…!男の子だと思ってた…。そういやチアリーダーがどうとか言ってたしそもそもオードリーは女性の名前だ…。>>続きを読む

プライマー(2004年製作の映画)

2.9

鑑賞中に理解を追いつかせない意図した作りは、新しい発明に夢中な科学者が置いてけぼりにする一般人の疑似体験?

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.5

トラヴィスの独善的過ぎる行動も帳消しになるヒットマンへの転身過程のクールさ。オマージュされまくるのも納得。


どうでもいいけど若いデ・ニーロがジョコビッチに見えて仕方なかった笑

薬指の標本(2004年製作の映画)

3.5

新たな一歩を踏み出す妨げとなるモノをホルマリン漬けすることで、過去は固定され切り離された自分は前へ進むことができる。じゃあ自身を標本化した場合の"前"とはどこなのか?鑑賞後はとても寂しい気持ちになりま>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.6

傷つける目的の行動で本当に悲しむ姿見て途端に態度変えるのほんと子どもっぽくて可愛い。いいボーイミーツガールは二人の幸せな未来を想像したくなる。

白い家の少女(1976年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

一見猟奇的な少女なのかと思いきや父親に歪められて孤独に生きることを強いられただけで、窮地を切り抜けたことで緊張が解け男の子に縋る一面も見せる。そんな良質ボーイミーツガール映画と油断した背中を後ろから刺>>続きを読む

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.4

フロリダディズニー近傍という舞台設定によるポップでカラフルな画面づくりが、生活実態とは裏腹に楽しく生きる家族の姿をより鮮やかにしている。

フレンチアルプスの少女 15歳の欲望(2021年製作の映画)

3.4

大事に扱ってくれる事と愛してくれる事は別。アナタとワタシと社会の関係の上で生きるのが大人なんだ。

偽りの忠誠 ナチスが愛した女(2016年製作の映画)

3.9

国を追われた元皇帝が復権を期待しナチスのご機嫌を伺うのが見すぼらしく同情を誘う。女スパイと将校の禁じられた恋が主題だが、愛や欲に狂う人間ではなく、真に忠誠を誓うべき大切なものが何なのかを描いているのが>>続きを読む

レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

痛い目見て人生を見つめ直すのかな?と身構えた瞬間にエンドロール流すの上手いと思った。この男なら何度だって這い上がれそうな一方、絶頂期の今しか通用しないよとも思うし、見る人によって印象が変わるオチ。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.4

久々にズドンと衝撃を受けた。文学的引用の多い台詞回し、観終わったら教養レベルが上がる(気分だけ)系かな〜と油断してたところに襲い掛かるどんでん返し。正直そこまでするほどか?と犯人には思ったけど、あの尊>>続きを読む

バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

3.6

子どもが真に恐れるものとは何なのか。夢か現実か割り切らず映像にも力を入れていたの好き。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

終戦直後の日本を襲うゴジラ。絶望が畳み掛ける状況だが、迎え撃つ男達は先の無駄死戦争とは違い明確に日本を、家族を、なにより自らを大切にする気概を持ち合わせている。ただの死体蹴りでは終わらせない。興奮。>>続きを読む

ドミノ(2023年製作の映画)

3.4

飛び降りてどこ行った?とかそんな都合よく覚醒する?みたいな違和感を全回収した中盤の種明かしは秀逸。黒幕の筋書き通りな終盤は気持ちよさあるけど緊張感に欠けた。

死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.4

死霊館ユニバース、古城担当こと死霊館のシスター。今作も石で組まれた閉鎖空間でのホラー体験楽しませて頂きました。

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.3

元々死霊館シリーズは悪魔の存在を立証するために証拠を集めるなど刑事ドラマな側面があったがこの作品はより濃いめで好き。

アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.5

悪霊憑きの品が収集保管される家で子どもたちがお留守番。夫妻が不在で子どもだけで立ち向かう構図はホームアローンみたいでワクワクした。「他に触ったものある?」「全部よ」は番宣で擦られてたのも納得の名シーン>>続きを読む

スフィア(1998年製作の映画)

3.2

宇宙人との遭遇に際し各分野のエキスパートが集められたが実は…と序盤のオチまでは笑いながら見れたが中盤からのノリが思ってたのと違った。ファーストコンタクトものよりかはSFパニックな作品。

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