田中絹代が熱演しているが、女学生や振袖姿はちょっと無理があると思った。
疎開先の軽井沢の学校で、田中絹代がオルガンを演奏する周りで子供がお遊戯しているシーンは、『カルメン故郷に帰る』と同じ場所かも。
子供向けでは?と侮っていたが、時代劇としても面白く、特撮もなかなか良かった。
大魔神が登場するのは、終盤の15分ぐらい。
西城秀樹が出演していたので観賞。
アイドル映画だと思って観ていたら、ポルノ映画のような展開で唖然とした。
これが映画デビューとは、石川さゆりさんが気の毒。
秀樹は、本人役で「青春に賭けよう」を歌う>>続きを読む
シリーズ第35作
ロケ地は、長崎県五島列島と秋田県鹿角。
『矢切りの渡し』を渡ると『野菊の墓』があるとは、初めて聞いた。
今回はマドンナに失恋した時のドタバタがないので、なにか物足りない。
天地真理のアイドル映画。
森田健作は熱血漢ではなく、暗い過去を背負う同僚。
「若葉のささやき」、
「ひとりじゃないの」、
「ふたりの日曜日」、
「虹をわたって」など
子供の頃流行った歌なので懐かしい>>続きを読む
親方が肩コリでお灸をすえてもらうシーンが面白いと思ったら、DVDのジャケット写真になってた。
シリーズ第34作
ロケ地は牛久沼と鹿児島。
TDA(東亜国内航空)で鹿児島へ。以前は寅さん、飛行機を怖がっていたような気がするが。
水の中で寝るシーンと、木に化けて敵地に乗り込むシーンが好き。
一山当てて莫大な砂金を所持して山を降りてきた森雅之に群がる人々。
昔の彼女の夫、宇野重吉がいい人だったので、ホッとした。
【その他の出演者】
一緒に砂金を掘っていたのは、志村喬。
東野英治郎はインチ>>続きを読む
ツッコミどころ満載でちょっと呆れるレベルだが、有島一郎のコミカルな演技は面白かった。
団地から疎開する親子の子供は、『仮面の忍者赤影』の青影だったと思う。(ノンクレジット)
ドイツ人との『あいの子』の加山雄三。若大将のように何でも出来る好青年だが、旅館の使用人の子なので、腰が低く生真面目。星由里子の家来となって英語を教える。
おばあさん(田中絹代)の財産を狙って、強欲な孫たちの態度に嫌な気分になったが、ヒデキがブッ飛ばしてくれたので、スカッとした。
大河内伝次郎は一見弱そうな田舎侍だが、腕には自信があるという設定で、丹下左膳のように左手だけでチャンバラする。
ミラーマンは高校生に見えない。
ストーリーにあまり関係ないけど、
西城秀樹が「ちぎれた愛」、桜田淳子が「私の青い鳥」を歌うシーンあり。
無声映画を弁士無しで観たので初めは戸惑ったが、会社をクビになる頃から面白くなった。
子どもの高峰秀子がかわいい。
弁天小僧について、知識が無いまま観賞。
「知らざぁ云って聞かせやしょう」の決め台詞や、白浪五人男の口上など、素人にも分かり易く見られるのが良かった。
シリーズ第32作
ロケ地は岡山県備中高梁、広島県因島。
お嫁さんにしたい女優No.1の竹下景子から、お婿さんになって欲しいと想われる寅さん。
中井貴一は若くて好青年風だけど、美青年には見えなかっ>>続きを読む
殺人や隠蔽工作に直接手を下すシーンは無く、棺を打つ音や重さで観る者に推察させる演出が上手い。棺を運んで墓に埋めるまでの緊張感が堪らない。
カメラ坊主の山茶花究は面白かった。
ドタバタ喜劇だけど、フランキーや白川由美は仕事にプライベートを持ち込み過ぎで笑えないし、中島そのみ以外の乗客もあまり面白くない。
特急「こだま」の食堂車や列車の内部、当時の駅の様子を見られたのは良か>>続きを読む
シリーズ第31作
ロケ地は新潟県出雲崎、佐渡、小千谷市、新潟市、北海道。
ほぼ本人役のマドンナ(都はるみ)の歌を楽しむ作品。
オープニングで細川たかしを矢切の渡しに乗せる寅さん。