バレンタインさんの映画レビュー・感想・評価

バレンタイン

バレンタイン

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カリフォルニア・トレジャー(2007年製作の映画)

3.9

80年代のハートフルコメディのような、可笑しさとあったかさがある。とっても面白かった!

基本コメディなので軽めの話なんだけど、マイケル・ダグラスとエヴァン・レイチェル・ウッドの演技力で説得力を持たせ
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アンダー・ハー・マウス(2016年製作の映画)

3.2

思っていたよりシンプルな内容で、あまり深刻な感じじゃなかった。重くなかったというか。

ただ結局、この手の題材って時代設定を昔にして深刻に描くか、現在の設定にして淡白に描くか。なので後者でまあ今の価値
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

2.8

オリジナルが大好きなので、観ないほうがいい気がしていたけど観てしまった。

ゴースト・イン・ザ・シェルとその後のSACとかイノセンスを混ぜたようなストーリーだったけど、清掃員のエピソードとかラストの再
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グラディエーター(2000年製作の映画)

3.7

久しぶりに観たけれど安定の面白さだった。

勧善懲悪でリベンジする物語だけど、色んな悲哀みたいなのが混ざり合って終始悲しい映画。

映像面とか色合いみたいな部分がとにかく綺麗。ラストの白と赤のコントラ
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レック(2007年製作の映画)

2.6

モキュメンタリーというかPOVって昔はもっと本物っぽかった気がするんだけど、これはカメラマンが撮ってる設定だけで作り物感が凄い。

ホラーなんだけど、B級っぽさがあって意外に面白かった。ビックリする系
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[リミット](2010年製作の映画)

2.8

ワンシチュエーションなんだけど、ストーリー自体は異色だったと思う。セオリーをあえて外しているというか。

いかに自然にワンシチュエーションで面白く展開させるか。がワンシチュエーション映画の醍醐味だと思
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サーティーン あの頃欲しかった愛のこと(2003年製作の映画)

3.0

面白かった!

自分の若い頃を思い出して『分かるわ~』の連続だった。もっとハードな内容かと思っていたけれど、意外にソフトな内容で、このくらいの堕ち幅なら全然大丈夫。

とはいえ家庭環境とか親子の絆みた
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.9

Blu-rayがやっと再販されたのでDVD持ってたけど買い直し再鑑賞。人生で何度も観返している大好きな映画。

劇中名前が出てくるんだけど、ラマヌジャンの生涯がストーリーの起点にあると思う。そこに地元
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人生、ブラボー!(2011年製作の映画)

2.7

映像面とか微妙なコメディっぽさとか、とにかくフランス映画っぽい。それが全てだった。

キャストも音楽も凄く良かったけど、ストーリーはシンプルな内容だったと思う。あらすじを見てこうなるんでしょ。っていう
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17歳の肖像(2009年製作の映画)

3.0

そもそものストーリーに若干の違和感というか嫌悪感あり。

主題は原題にある『Education』学校教育も、学校外で経験したことも同じく主人公の個性を引き伸ばした。みたいな部分。

ただ構成が良くない
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.9

何度も観ているけど、やっぱり面白かった!

85分で短い映画だけど、その分全てのシーンが見せ場で密度の濃い映画。

ストーリーは、人が機械に近づいていき、機械が人に近づいてくる。そこで人と機械の違いは
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

2.7

アメリカで人気再燃らしいので観てみたけど、まあ無難な印象だったかなあ。

同じく実話で似たようなストーリーの映画が結構ある。ただ、そのどれもが共通してアメリカの闇を垣間見れるので面白いけど、やや食傷気
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ウソはホントの恋のはじまり(2013年製作の映画)

3.0

なかなか面白かった。

導入はSNS見て理想を演じるストーカーのコメディなんだけど、後半は主人公の内面にフォーカスされていくので脚本は意外に良くできていた。

ストーリー自体は軽めなんだけど、突然深い
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

1.4

あまり面白いと思えなかったかなあ。

もっとガチガチに計算されたミステリーなのかと思っていたけど、マジックもストーリーも現実味が一切無くてがっかり。

なんでもアリのB級コメディ映画だった。

バックドラフト(1991年製作の映画)

3.5

幼少期以来の再鑑賞だったけど面白かった。90年代のアメリカ映画そのものっていう感じ。エンターテイメント作品として、とっても面白かった。

消防士のキャラクターとか兄弟の関係。主人公の恋人、悪役の設定と
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.0

宇宙の映画が好きなので、まあまあ面白かった。

3D映画が流行りだしたくらいの作品なので、映像面での実験的な意味合いもあったんだと思う。

なので、ストーリーはそんなに深くなく。トラブルが起きて主人公
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

2.6

正統派ミステリーということで、感想もミステリーだったっていう感じ。

特段というか特筆するような点もなく、普通のミステリーだった。

ただ、観たあとちょっとだけ、お酒を控えたくなたかなあ。

チャッピー(2015年製作の映画)

2.2

同監督の『第9地区』とまあ似たような主題。

ただ、こちらの方がやや捻りがないというか作為的というか感傷的というか、物語としてとにかく平凡だった。

コメディっぽいところは良いんだけど。始まった時点で
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.0

久しぶりに観たけれど、やっぱり面白かった!

今観るとキャストが凄く豪華。そこが物語に説得力を持たせているんだと思う。

ラストのあの件ばかり取り沙汰されるけれど、本来の主題は主人公の成長物語だと思う
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地球が静止する日(2008年製作の映画)

1.8

昔の映画のリメイクっていうのを考慮しても、やっぱり古臭い印象が拭えなかった。

SFとしてリアリティが無さすぎる。

これだけのキャストで、ここまで微妙な映画も珍しい。あまり面白いと思えなかったかなあ
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.0

ジェイク・ギレンホールの演技凄まじい。神経質なサイコパスを上手く演じていた。

ただ、肝心のストーリーが良く言えばリアルなんだけど、悪く言えばいまいち盛り上がらず。

この主人公の設定ならフィクション
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闇のバイブル 聖少女の詩(1969年製作の映画)

3.6

アート作品として鑑賞。

シュールレアリスム。ゴスロリ映画の金字塔っていうのは確かに。

根底にあるのは少女が大人になる瞬間の葛藤というか周囲を含めた変化みたいな部分かと思うんだけど、そのまま描いたら
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

2.0

原作既読

原作もそうだったけど、やっぱり物語として凄くシンプルな展開なので間が持たない。あらすじ通り過ぎる内容というか。

で、あまり面白いと思えず観ていたんだけど、1時間26分辺り、エイミー・アダ
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ダイアナの選択(2008年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

原作既読

原作が好きなので映画も楽しみにしていたんだけど、やっぱり面白かった!

分かり辛い物語なので解説・考察すると。
※ネタバレありです。

銃乱射事件に巻き込まれた主人公とその友人。犯人がどち
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レミニセンス(2021年製作の映画)

2.7

綺麗にまとまっているけれど、いまいちだったかなあ。

主人公がヒロインに執着する理由が描かれず物語として不自然。水没や戦争のあった近未来の設定も、その世界観を上手く映像で表現できていない。

全体的に
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ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

3.8

純粋に映画として一番好きなのが『イン・アメリカ』なので同監督のこちらも楽しみにしていたんだけど、やっぱり面白かった!

アイルランドの歴史。カトリックとプロテスタントの歴史。前知識は確かに必要なんだけ
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サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

2.8

正統派のミステリーということで、ネタバレ厳禁で何も書けないけど、まあまあ面白かった。

医者と製薬会社の癒着とか司法取引とか。題材そのものが十分面白いので、本筋のミステリー部分以外でも楽しめる内容では
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セッション(2014年製作の映画)

3.8

ずっと観たかった映画。ようやく鑑賞できた。

中学生の頃、強豪吹奏楽部だったけど普通にこんな感じだった。笑 

結局、いい指導者の定義みたいな部分が主題のような気がしたけれど、自分の実体験が重なって冷
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EDEN/エデン(2014年製作の映画)

2.8

久しくクラブも行ってないけれど、面白かった。

その刹那的な楽しさとか、楽しいんだけど結局みんな帰っていく寂しさとか。そこと主人公の人生を上手くリンクさせてる良いストーリーだった。

ただ、やっぱり展
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アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

4.0

音楽を扱った映画では最高峰だと思う。古いDVD持っていたけれどBlu-rayに買い替えた。

ディレクターズカットということで追加されたシーンもあったけれど、確かに必要性をあまり感じないシーンだったか
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

2.0

結構期待していたんだけど、微妙だったかなあ。

確かに全編MVみたいな感じで、映像面とかファッションが良いのは分かるんだけど、肝心のストーリーがいまいちで観るのが苦痛だった。

結局、主人公の苦悩みた
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旅するジーンズと16歳の夏(2005年製作の映画)

3.9

原作既読。

幾度となく観てきたけれど、何度観てもやっぱり面白い。人生の負の面を包み隠さず描いているので現実味もあるし心に響く。

四人のエピソードが交互に展開するので、アメリカのドラマみたいな構成で
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

2.7

それほど面白いと思えず。勿論詰まらなくはないんだけど。

キャラクターの紹介みたいな部分だったり、映像面の拘りとか良い部分もあるんだけど、やっぱりDCEUの中の1作品であって、単体の映画としてみれば面
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プルーフ・オブ・マイ・ライフ(2005年製作の映画)

3.4

面白かった。ただ分かりづらい映画でもある。

ストーリー自体は面白くなる要素たっぷりで、もちろんキャストも良い。だけど、脚本、演出や編集の粗雑さが、その良い部分を打ち消してしまっている。

なので受け
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

3.2

ずっと気になっていた映画で、やっと観られたんだけどまあまあ面白かった。

脚本はよく練ってあるし、本当に善き人の映画だった。

結局、ミステリーというかサスペンスというかスリラーなので、何を書いてもネ
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.6

元ネタがあまり分からず、アクション映画としても無難な印象だったかなあ。

一応DCEU順番通り観ていくけれど、結局僕はDCEUが好きなわけじゃなくてザック・スナイダーが好きなのだと思う。

なのでこれ
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