ストーリーは面白かった。そして善と悪の境界を曖昧にするのがこの作品の面白さなんだろうけど、バットマンまでジョーカーと同じヒールに見えるんよね。
だから、子どもの頃から持ってるイメージからすると、ぼて>>続きを読む
「娘たちは神に召されたのでも犠牲の子羊でもない、原爆に殺された」
「負け戦を承知で戦争を止めなかった奴らに殺された」
「平和のための犠牲なんかじゃない」
これが、この作品が本当に言いたかったことだと思>>続きを読む
ラストはいきなり空気感が変わり、急ぎすぎな感もあるが、フィーニーがハナ警部補に「あんたを追ってくる。戦わずにアメリカに行け」というシーンがある。
この締めがグッとくる。
ひたすら逃げるだけなので、物語として何か面白いことが起きるわけでもない。
それでも、モムチロとマリンコ母子、そしてペータル1世までが、立場は違っても一緒の船に乗ってるような感じがした。
あと、同僚のジ>>続きを読む
社会問題の中に人間を放り込んで、どれだけ嫌なことになるかをこれでもかと見せつける。
こんな社会問題を堂々と映画にするあたりは韓国らしいと思う。
もちろん胸糞悪い最高の逆カタルシスも。
アラン・ドロンだけじゃなく、ベルモンド、カーク・ダグラス、イヴ・モンタン、アンソニー・パーキンスなどが出てて、まるでスター大名鑑。
これだけのスターを投入してるのに、個々のスター映画というより、「パ>>続きを読む
観てて思ったのは、つくづく男は単純で、女が本気で怒ったら太刀打ちできない。
そう思うとベンが気の毒というより可愛く見えて、ラストのハイジャンプがコメディーにも見えた。
個人的には地味だが、スナイパー役のファン・ビンビンは存在感があったと思うし、イ・ヨニはやっぱり可愛い。
チャン・ドンゴンとオダギリジョーは、アクションの体感に大きな差があり、動のチャン・ドンゴンに対>>続きを読む
田中裕子は、ハナという女の人生そのものを背負ってるように見えた。
渡瀬恒彦のしょぼさを田中裕子が帳消しにして、なおお釣りがくるほどの演技で、この作品を名作に仕上げてると思う。
行き場のないエネルギーが爆発する青春グラフィティー。
とは言ったけど、彼らが何をしたいのかが分からないので、こっちは何が面白いのかさっぱり分からない。
あえて言うなら、2000年代の韓国映画界を背負>>続きを読む
とにかく走りっぱなしで、撮影が大変だったのは分かる。
それでもクライマックスへの伏線が分かりやすく、そこまでスリル満点という感じではなかった。
そもそもタクシーに乗ればいいやろ?
「全知的」は神様のような全知なんじゃなくて、唯一の読者だから知ってた、というだけの話。
そこからもっとドクシャ自身の人生に踏み込んでいくと思ってたのに、ゲーム的な攻略モノになっていて、さらにVFXが前>>続きを読む
作り的にはワンシチュエーションっぽい感じで、ストーリーは入れ子のような構造で進む。
ドギョンが書いた『白い車に乗った女』が出てきたあたりから話は絞られてきて、これが二転三転する登場人物の嘘と記憶の迷路>>続きを読む
今観れば編集や撮影技術そのものは当然古い。でも、古いから迫力がないどころか、物理現象そのものが画面に映っている怖さがあり、今の「すごい音を作りました!」とはぜんぜん違う。
サンフランシスコの坂道を飛び>>続きを読む
戦時下の戦意高揚を狙った国策映画。
俳優さんもボランティアでの本人役で出ていて、ここから戦争を切り抜けば今でも十分通用するし、観ていて面白い。
オ・デファンとジ・スンヒョン以外は、数人見たことがある程度で、雰囲気的にもB級Vシネマ。
個人的には、オ・デファンとジ・スンヒョンが出てなかったら、15分程度でブラウザーを閉じたかもしれない。
話は男女の別れから新しい彼女との出会い、しかし彼女には男がいたという、ドロドロになってもおかしくない、よくある設定。
ところが、どこか爽やかで温かい映画になってる。
良かった。
キム・ソヒョンを見ながら「この人が光州事件当時の高校生だった」を、自然に受け入れられるかどうかは大きいと思う。
光州事件の悲劇を描くなら「トイレの幽霊」ではなく、もっとやりようがあったろうにと思う。>>続きを読む
低予算に限った話ではなく、映画はやっぱり脚本と役者の演技力。
そういう意味で本作はどちらも満たしていない。
これがアマプラ「ホラー映画で第4位」というのが不思議。
コーンウォールのアイデンティティーを描いた作品。
「テイマー川を渡ればイングランドではない、別の地だ。意味が分かるな」というセリフがあるが、これが本作のもう一つのメッセージだったような気がする。
アテネオリンピックの「デンマーク対韓国」の女子ハンドボール決勝を元に描いた実話の物語。
個人的には一番面白かったのがキム・ジヨン。
20年前の映画にもかかわらず、やってることは『EXIT イグジット>>続きを読む
前半のコメディーが馬鹿らしく、後半の出来栄えを考えるともったいない。
終盤で、子を守ろうと全羅道弁で捲し立てる妻役を演じたキム・ソナ。
彼女の演技がすこぶるよく、だから尚の事、中途半端なコメディーに>>続きを読む
ほぼ死刑確定の少年犯罪を一人の主張が覆していく、スリリングなワンシチュエーションの会話劇。
陪審員裁判の話で、評決に何の興味もなかった7番より、10番と3番がエグかった。
こんな人間は関わってはダメ。
1979年10月の日付と、高木正男、そして1942年。
「これ、朴正煕やろ」と思った。
三話のオムニバス形式で見せるミステリー・サスペンス。
「怪談の基本プロットを何で埋めるか」という構成になってて、>>続きを読む
乙巳条約の締結。
国が滅びようとしている時代に、新しく入ってきた「野球」に夢中になっていた。
こんなアホなヤツもおったで、という話にも見えて、その役をソン・ガンホがやってるところに意味があるんやろうな>>続きを読む
邦題あるある詐欺の強烈なホラー・サスペンス。
水路から女性の遺体が引き上げられたあたりから、プロットがまるでパズルのようになっていく。
字幕がしょぼく、1時間あたりから二度観して、やっと意味が分かった>>続きを読む
嫁いだつもりがシステムの中で飼いならされていく籠の鳥だった。
でも気づいた時には遅かったと言う話。
女たちの残酷物語といったところかな。
男前のアラン・ドロン、ちょいワルのリノ・ヴァンチュラ、あっけらかんとしたジョアンナ・シムカスの3人が男女を超えて、ただの仲間としてコンゴを目指す大人の大冒険。
一度は人生でコケて、夢に失敗した大人三>>続きを読む
これは本当に面白かった、特にラストが微笑ましい。
流れる音楽が思想色の強い物語を寓話のように見せていて、これが観る側の心のガードを下げてるように思う。
ラストは民衆がほうきに乗って「一路、幸せの国を>>続きを読む
ラストはイアン、ムルク、ゲイン、黒雪(ヨム・ジョンア)、青雲(チョ・ウジン)の5人みんなで「宇宙犯罪人」に立ち向かっていくわけで、これって完全に秘密戦隊ゴレンジャー。
ゲインを演じるイ・ハニの動きは、>>続きを読む
VFXとCG、そして実写の区別がつかない仕上がりに驚いた。
高麗時代はワイヤーアクションだというのは分かるが、どうやって撮ってるのかがとても気になった。
SFものでおざなりになりがちなストーリーも二>>続きを読む
ネタバレを言えば、ギャビンは妻を殺害するためにスコティを利用していた。しかし、この映画が恐ろしのは、その後のスコティとジュディの異様な関係にある。
そして、スコティがジュディと巡り合ったことで、忘れ>>続きを読む
これだかに叫ばない反映画の名作。
子どもの頃に観たときは二人の「十字架集め」が滑稽で笑ったのを覚えてる。
大人が戦争という名のもとで殺し合い、その裏では子どもたちがひっそりと「死んだ動物たちのお墓を>>続きを読む
ヨンスは、ギョンアが思っていた以上に大人で、ギョンアが思っていた以上に強かった。
『ギョンアの娘』というタイトルが不思議だったが、ヨンスは壊された「自分」を取り戻そうとしていたように思う。
だから>>続きを読む
自分を向き合うことを放棄していた女性の物語。
それに徐々に気づいていくのがホラーな感じもする。
面白かった
この作品はポン・ジュノが「今でも観る作品」と語っていたが、その理由が分かる。
すげぇー映画。