Keitanさんの映画レビュー・感想・評価

Keitan

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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.9

20230324 031
なかなか文章で感想を書くのが難しい。大きな展開も無く最後までオフ・ビートなんだけど、とてもいい作品。それがそれで今泉力哉監督らしさに思う。
人生において誰もが少なからず感じて
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.9

20230317 030
初日に会社帰りに。庵野監督の本気を感じる特撮ヒーローアクション作品。良くも悪くも監督の特撮愛に溢れた趣味全開の超豪華な自主制作映画という趣き。悪く言えば「キューティーハニー」
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

20230309 028
アカデミー賞発表前に自分の目で観ておきたくて。でも期待したほどの面白くはなかったかな。SFとしても、アクションとしても、コメディーとしても、全部詰め込みすぎて、どれも中途半端
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ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)

3.5

20230308 027
ハンニバル・レクターの誕生譚。なるほど壮絶な生い立ちだが、レクター自体が主人公で能動的に動いているからだと思うが、ある意味これまでのシリーズとは違った感覚の作品。当然、演じる
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.7

20230306 026
本作も鑑賞しているはずだが全て忘れてた。レクターが捕ままでの話だと勝手に思い込んでたら、「レッドドラゴン」を捕まえる話だったのね。なるほど。「羊たちの沈黙」と対比構造になって
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ハンニバル(2001年製作の映画)

3.6

20230301 025
昨日の続きでシリーズ、イッキ観。一作目ほどはワクワクしなかったかな。監督がリドリー・スコットなのは今回知った。クラリス役をジョディー・フォスターが演じてないのも残念。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.1

20230228 024
ほぼストーリーの記憶が無くなっていて改めて観たらやっぱり傑作。面白かった。断片的にシーンの記憶はあるものの、バッファロービルの猟奇殺人事件とレクター博士の動向が並行して進むス
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幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

3.7

20230227 023
なかなか心に沁みる佳作。人生讃歌。トム・ハンクス流石(でもお爺ちゃんになったなぁ)

西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

3.8

20230225 022
ドイツ視点の戦争映画は初めて観たかも。立場は変わっても一兵卒が戦争現場が感じる思いは皆んな同じ。戦争の全ての無意味さを全力で証明するために作ったような作品。キャストも無意味
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Arc アーク(2021年製作の映画)

3.5

20230224 021
不老不死をテーマにしたSF作品。とは言え派手なメカとかが出てくる訳でもなく、閉鎖したコミュニティの中での人間関係が淡々と進む。終始抑えた演出で、役者の演技だけで画面をもたせて
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バイオレンスアクション(2022年製作の映画)

2.8

20230221 020
看板倒れのアクション作品。早いカットを繋いで編集で迫力を出してるつもりだろうが、アクション自体に繋がりが無く出鱈目にしか感じられない。設定からして、小さい女の子が巨漢を男達を
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0

20230211 019
割と映像はドロドロ血みどろでエグいかったり、アクションは派手だったり。バカバカしさをここまで徹底してくれると極上のエンターテイメントになるんだなぁと感心。思ってた以上に楽し
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.5

20230208 017
相変わらず頭空っぽで楽しめる映画だったけど、暫くして感想を書こうと思ったら内容を全部忘れてしまうくらいストーリーも空っぽだった…。

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.9

20230208 018
清廉な美しい時代。品がある。でも根っこには俗もある。ずっと様式美的にも感じられる演技だった笠智衆のラストに魅せる悲哀が心に沁みる。映像が色褪せないほどにグラフィカル。

星の子(2020年製作の映画)

3.5

20230203 016
芦田愛菜ちゃん主演という以外、まったく事前情報が無く見てみたら、いわゆる宗教二世のお話だった。特殊な環境に違和感しか感じない生活だが、描かれているのは普通の家族の物語にも感じ
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ゼロの未来(2013年製作の映画)

3.3

20230201
テリー・ギリアム・ワールド全開。シニカルでナンセンス。ここまで意味不明だと笑うしかない。

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.7

20230131 014
よく出来たお話だったけど、犯人はいただけなかったかぁ。驚きはあるけどモヤモヤすると言うか…。

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.8

20230129 013
以外と面白かった。アベンジャーズと何の関わりが?と思ったら、いきなりウォンも出てくるし。麒麟などのアジア的なクリーチャーも好感。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.1

20230126 012
(同世代なのに何故かこの時代のジャンプを読んでなく)原作未読。予習もせずキャラクターもほぼ知らないまま鑑賞。でも内容理解出来るくらいの説明は映画内でされていて、評判に違わず面
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.7

20230125 011
アニメ制作が舞台の作品なのに、ケレン味ある盛り上げるような演出もなく、終始抑えた演出で最後まで。でもまぁ楽しめた。アニメ業界を舞台にしてるけど、どちらかと言うとスポ魂ものな感
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.8

20230121 010
笑いあり、涙あり、心温まる佳作。子供のバディの目線で描かれる家族と当時のベルファレスト、宗教対立の物語。だけど実は母親の物語のように思う。故郷に生まれ縛られてきた彼女が解き放
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.1

20230120 008
面白かった。上映時間3時間は長いなぁと覚悟を決めて鑑賞したが、そんな心配は全くの杞憂で飽きることなく最後まで楽しめた。やっぱり映像の力が凄いんだろうなぁ。ほぼ全てが3DCGに
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エルマーのぼうけん(2022年製作の映画)

3.7

20230118 007
子供に買ってあげた絵本が家のどこかにあるけど、自分は未読。こんなお話だったのか。
エルマーとドラゴンがバディもの?弱いドラゴンっていう設定がいいね。

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.9

20230117 006
なるほど。面白い。ツルツル観れる。
ただオチはチョットいただけない。
シリーズ化するのかな?

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.1

20230115 005
(擬似だけど)素敵な親子になっていく物語。そして人生の物語。とにかくジェシーが可愛いね。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.9

20230112 004
欠けた人達の疑似家族的展開は是枝監督の真骨頂。おまけに今回はロードムービー的な展開で面白い。物語の締め方も共生的なテーマが提示されていて今っぽい。

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.6

20230110 003
原作既読だからだと思うが、原作マンガにある喪失感と共に並走する疾走感がドラマからはそれほど感じられない。私小説的な感触の原作の行間を全てが視覚化される映像で埋めても良くはな
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モービウス(2022年製作の映画)

3.5

20230108 002
分かりやすい展開で気軽に観れる作品。ただ、いわゆる誕生篇という感じでストーリーとしてのカタルシスは無かったかなぁ。今後どんな風にこのコウモリ男がスパイダーマンとも絡んでいくの
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.7

20230107 001
カンヌある視点部門で受賞の本作。配信が始まったので早速。展開はドキドキワクワク、この後どうなっちゃうんだろと終始引き込まれて最後まで。でもオチが何だか納得いかない。罪を犯した
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

20221225 105
昨年の大ヒット作品という事で鑑賞。サブカル文脈起点の変わった恋愛かと思いきや、最初から最後まで、メチャクチャ分かりやすい王道恋愛映画。恋人のままでいたい彼女や、現実の厳しさに
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インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

3.5

20221224 104
タイトルは知っていたけど食指が動かず未見だった作品。ブラピとトムクルーズの共演という今では考えられない贅沢なキャスティング。おまけにバンパイア同士のヤオイ系の展開なので当時の
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

4.0

20221217 103
めちゃくちゃ面白かった。子供の頃から知ってるファンタジーなのにギルレモ監督流にかなりアレンジされている。酷い大人達ばかりが登場するシニカルさと、ピノッキオだけはずっと無邪気に
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.7

20221119 102
テリー・ギリアム監督らしさ爆発。やっぱりシュール、というかナンセンス。笑えたけどw。主演のアダム・ドライバーって、こんな役もこなせるんだと、ただただ感心。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.6

20221111 101
公開初日に朝イチで鑑賞。(感想を書くのが遅くなった)
傑作! エンタメ性とテーマ性、いろんな要素がてんこ盛りだけど全てのバランスがとても良い感じにコントロールされている。今回
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花の詩女 ゴティックメード(2012年製作の映画)

3.9

20221108 100
10年ぶりの再鑑賞。キャラクターやゴティックメードの細部までこだわった動きを再確認。さすが永野さん。10年前に観た時は、この人誰?キャラクターも、すでにコミックにも登場してい
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.5

20221105 099
何とも不思議な物語。結局、主人公スタンは何をしたかったのだろう。ペテン師である以前に自分を騙し続けていた男という事か?

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