ケンタロードキラーさんの映画レビュー・感想・評価

ケンタロードキラー

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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

スピルバーグの真骨頂、子供たちが冒険の末に平和を勝ち取る。まさに現代版グーニーズ。

比較
①グーニーズ→片目のウィリーの海賊船が残した財宝を目指す。
RP1→ オアシスの運営権を得るため、ハリデーが
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

解説とか考察の動画を見て復習して分かるくらに少し予備知識が必要だけど、ホラー、SFとしての存在感は1回目でも伝わる。
全体のファッション性が高く、おしゃれでかっこいい。
円盤が生物で、弱点がフラッグと
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

愚痴の様な意見で申し訳ないと思いつつ、書かずには居られなかったので、批判派な人は読まなくて良いです🙏ごめんなさい。

スーパー変態映画、故に賛否も理解できるし、映画界特有の興行を狙う意味でもアンチに見
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ビートルジュース(1988年製作の映画)

4.2

ティムバートンとマイケルキートンの名コンビが光る最初の作品。
その後に続く、バットマン2作と、その後のキートンを風刺したバードマンまでを一つとして、映画史の資料的価値があると個人的に思っている笑

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トレジャー・プラネット(2002年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ディズニーの隠れた名作。
アニメーションとCGを融合させた当時最新の作品で、デザイン化の課題で観せてもらったのが思い出。
主人公とシルバーの関係性が、離婚世代の子供や一人っ子に刺さる様描かれていて、当
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トロン(1982年製作の映画)

4.4

早すぎた名作と言われたら伝説の作品。
今見てもレトロで斬新な世界観、一周して最高にクールに感じる人も多いのでは?

深い話をすると、もともとトロンシステムは日本人が作ったと言われていて、海外の圧力によ
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ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

オチで言えば、「はたらく細胞」や古くは「ミクロの決死圏」の世界観はまぁ、新しいとは言えないが、一般的には新しいと感じるのであろう。

ライトな価値観で言えば、ニューノーマルな変換、SDGs、ジェンダー
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

2.0

んー、ディデクティブものって感じにしてる所と、シリーズの肝であるヴィランのリドラーの異常者感はすごく好きだったけど、正直退屈で長く感じてしまった…。
リドラーの方がクレバーでカッコよく見えた。
ダーク
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.2

バイオレンス映画の代表作。ストーリーを読み解くより、まずビジュアルや世界観から入ると観やすいかも。
政府からの洗脳を受け、また都合で洗脳を解かされる、結果がどうであれ一般人は時計仕掛けの様に操られると
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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

テレビシリーズ15話 ククルスドワンの島 をオリジン版としてリメイク。
テレビの方の作画崩壊に対して激渋ストーリーだった、色々な奇跡が重なって話題となってしまったドワンの復活ではありますが、30分アニ
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

4.4

ストップモーション映画の最高峰。ホラーと可愛いのバランスが絶妙で、ティムバートン独特の世界観に引き込まれる。
無理なくキャラクター達を動かすためのパペットメカニックと、表情の為の差し替えヘッドパーツの
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海底二万哩(1954年製作の映画)

4.3

ディズニー実写の最高傑作。当時のSFXがレトロでオシャレ。何より、ノーチラス号とネモ船長がカッコよすぎ。世界に影響を与えたジュールベルヌのファンタジーを実写化してくれたウォルトに感謝!
リメイク希望!

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

4.7

アメコミ原作映画の中で指折りに好きな作品。ウィシャウスキー姉妹の伝家の宝刀、アナーキー映画の一つ。ガイフォークスのお面とスタイリッシュアクションが異常なまでにマッチしていて、紳士的なかっこよさは男とし>>続きを読む

ブラックホール(1979年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ディズニー黒歴史の一つとされるある意味伝説の作品。内容はともあれ、宇宙船好きに見てほしい。ビンセントとボブの可愛さ、マキシミリアンのかっこよさ、そして舞台となるサイナス号のデザインは今でも通用するかっ>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

4.5

言わずと知れたホラーの傑作。ジャックニコルソンを狂人たらしめた代表作で、キューブリックのリアリティを追求する為の追い込む撮影で、キャスト全員が発狂したのは有名な話し。
続編のドクタースリープでシャイニ
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.7

色々な国のカルチャーを描くピクサーのメキシコ版。骸骨好きにはたまらないディズニー映画。死者の祭典の意味や、死生観を逆手に取って死後の世界を上手く表現している。
髑髏、ギター好きは絶対見るべき笑

ミスト(2007年製作の映画)

4.4

セブンに次いで最高の胸糞映画の一つ。見えない、得体の知れない、人の豹変、閉じ込められる、救いがない、が全て詰まった正にホラーの中のホラー。カルティックでSFチックで、ゾンビ風なホラーのテーマパークの様>>続きを読む

ドライヴ(2011年製作の映画)

4.2

ライアンゴズリングがめっちゃカッコいい映画。キレたかっこよさは、ジョーカーやタイラーダーデンの様でお洒落なサイコスリラーが観たい方におすすめ。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.4

エドガーライトらしい痛快ドライブアクション。ワイスピのパーティな感じに対するアンサーな作品で、ヒッキーなオタ少年が成長して行く様は共感が持てる。絶妙な俳優のチョイスがたまらなく好きで、ラストは主人公が>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.6

ピクサー進化伝説の終着点とも言える作品。産まれてくる意味や価値を象徴的かつ合理的に解釈できる、スピリチュアルと一言で片付けられないこの世の真理をアニメで表現するとか、本当とんでもない…。何かに行き詰ま>>続きを読む

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.7

友情と愛とホラー。青春とゾンビの融合は唯一無二。サイモンとニックの名コンビを象徴する最高傑作。

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

進化を遂げるピンサーの幅を広げた作品じゃないかな?あまり意識した事ない中国人の性質が凄く伝わるし、日本人は海外文化を知る上でも観といた方が良いと思った。最後のアイドルとお経の融合は圧巻で個を重視する現>>続きを読む

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

4.1

ディズニー3Dアニメの最新作として申し分ない。子供向けプリンセスではなく、家族やコミュニティへの不満や葛藤が分かりやすく表現されてるので、同じ境遇で悩む新世代の若者への励みになる感じ。ミュージカルとの>>続きを読む

チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

4.0

正に現代版にリメイクした感じ。チャッキーが可愛くないと言う意見も分かるけど、前作とは違うアプローチでちゃんとチャッキーに親近感が持てる様に創られてるし、暴走の理由もオカルトではなく現実的に納得できる。>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.7

SNSの良いところと悪いところが浮き彫りになる様なサスペンス作品。ブレアウィッチプロジェクトの様なリノベーションがすごく上手くいっている。内容はシンプルで見やすく、大どんでん返しの様な派手さは無くても>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.6

シャマラン監督の新境地なホラー。毎回独特な観点から恐怖を表現するが、今作も正に新感覚。
骨の髄が疼く様な奇妙で体感した事ない恐怖は見る人を選ぶかも…。

ウォッチメン(2009年製作の映画)

4.6

原作コミックを忠実に再現したアメコミ映画の超大作。子供向けと思われていたコミックの価値観を大人向けグラフィックノベルに押し上げ、その後のコミックスに多大なる影響を与えた伝説の原作を再現した奇跡の映画。>>続きを読む

アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.2

最後まで飽きない展開と、想像できないドンデン返し、絶妙なホラーとミステリー感。ジョンキューザックの渋く正義感の強い演技がベストマッチな作品。他の映画とは一味違う世界観を楽しめる。

マシニスト(2004年製作の映画)

4.1

ベイルの肉体改造が凄すぎる!リベリオンからのマシニスト、そしてダークナイトへ。名俳優として着実に上り詰める感が凄い!
ダークでミステリアス。ドンデン返し系でオチまであまり予想出来ない様な展開作りが斬新
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.2

皆んなが思い浮かぶ最高の男像がタイラー。ナレーターにプロジェクトメイヘムを纏めるのは大変だと思う。

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.8

原作とは違うけど、コレはコレでカッコいい。っというより、キアヌがカッコよすぎる。
サタンも、悪魔退治のガジェットも、全てがカッコいい。決め台詞もカッコいい。厨二病患者におすすめ!

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.0

ダークナイトリターンズのオマージュが元だから、そもそもアメコミを読んでる人向け。DCキャラは日本では知名度が低い。バットマンしか知らない人が多い(バットマンもマーベルって思ってる人が多い)。
シーン再
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.2

最新作にして一番面白くない。お金もあんまり掛かって無さそう?
監督の自体が女性に変化してるし、時代的にもベストマッチだったんだろう。女性の時代ですよ〜って押し付けがすごい笑
どちらにしてもマトリックス
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.6

一番好きなSF映画。
宇宙人がどうのとか、世界がどうのよりももっと重要度が高い能力表現が近代的。
英語が喋れると英語の夢を観る、様に。文法が性格を変化する、様に。言葉、文字、を全て理解すると見る景色が
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シックス・センス(1999年製作の映画)

-

大好きなシャマラン監督の出世作。
オチは弱い(ネタバレ禁止的な注意文から始まっちゃうと解っちゃうよね…)ところもご愛嬌。当時、口コミ評判で皆んなが観に行った所とかすごく映画的プロモーションの成功例。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

実際の事件を逆にポジティブにエンタメに仕上げつつ、当時の時代の変わり目をハリウッド中心に忠実に描いた感じ。
そもそも、この結末をハッピーエンドとしてしまい、観た人もスカっとしちゃうところは、ハリウッド
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