Kowaiiさんの映画レビュー・感想・評価

Kowaii

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歌麿をめぐる五人の女(1959年製作の映画)

2.5

映画の中では、本流の権威に対して歌麿の軽薄さが美徳として描かれています。大衆受け抜群です。現代に通じますね。
そんな歌麿は芸術には甲斐性がある。でも女性にモテモテで、ダンディーにはなれない。これも世間
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歌行燈(1960年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

メロドラマにしては人間臭い主役ふたりでした。ダメカップルといったところでしょう。
結局そんなふたりには、愛に生き芸に生きの将来が約束されました。おあつらえ向きですね。
世の中捨てたものではありません。

斬り込み(1970年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

群像劇。皆殺しパターン。最後の大立ち回りで主役の渡哲也も左胸を刺されたので、全員死ぬのかと思いきや、何故かひとり生き残った。
しかし続編は作らなかった模様。

滝の白糸(1956年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

泉鏡花原作。観念小説だと思うけど、ハッピーエンドで成立するんでしょうか?

愛ってなんだろ(1973年製作の映画)

3.0

アイドル映画と構えて見れば普通。意外な展開もないし、紆余曲折しながらもハッピーエンドの予感しかしない。
ナベプロが輝いていた頃のイメージビデオで、みんな勝ち組の顔をしています。色褪せないし、歌もある。

虹をわたって(1972年製作の映画)

3.0

松竹的なのでしょうか。舞台が必要以上に庶民的です。いや、庶民よりやや下。それに紛れ込み、共感していく天地真理は金持ちの娘。浮いています。
それでも、庶民とアイドルの組み合わせは微妙ながらも成立していま
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雁の寺(1962年製作の映画)

3.5

若尾文子&京都といえば溝口健二の「祇園囃子」が印象深いが、これもよかった。映画の中の若尾文子は、どう見ても京都の女にしか見えない。あれは演技か?

処女喪失(1965年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原作者は竹中労とありますが、おそらくルポルタージュをもとにしてストーリーに仕立てたものと思われます。若干、取ってつけたような印象を持ちましたが、話が整理されていて見やすかった。ハッピーエンドもよかった>>続きを読む

さらば愛しき大地(1982年製作の映画)

3.0

労働者階級の閉塞感といったところか。60年代までなら闘争したのだろうが、インナートリップしてしまった?
主人公が自然を眺める場面が印象的に挿入され、意味があるのだろうが、無視した。粗暴な男が破滅する話
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他人の顔(1966年製作の映画)

3.5

原作者が脚本を担当されているのですが、登場人物が饒舌で、まるで原作を朗読しているような印象を持ちました。ちなみに原作は未読です。映画的に満足。満腹になった。

四月の魚(1986年製作の映画)

2.5

YMOのファンだったので、当時からこの映画の存在は存じ上げていたのですが、評判があまりよくなかったので見ずじまいでした。じつに40年を経ての鑑賞。微笑ましい映画じゃないですか。悪くないよ。熟成されたの>>続きを読む

若さま侍捕物帖 紅鶴屋敷(1958年製作の映画)

3.0

このシリーズ、何本か見ているのですが、若様と徳川家の関係がわからない。もっともこの映画では、水戸黄門と違って葵の紋の効力は無いのですが。

関の彌太ッぺ(1963年製作の映画)

3.5

途中から、私のよく知る萬屋錦之介が出てきました。「忘れて日が暮れりゃあ明日になる」の名言も。

卍 まんじ(1983年製作の映画)

3.0

若き日の樋口可南子さん。桃井かおりから泥臭さを抜いたかんじでしょうか。
80年代初頭の空気が漂っている。「ひょうきん族」の影響?途中に対決コーナーが挟み込まれます。

大幹部 無頼(1968年製作の映画)

3.5

前作のタイトルにも「大幹部」とありましたが、誰のことでしょう?渡哲也が「大幹部」なのか。
芦川いづみが出ていますが、このシリーズ、ゲストがあまり活躍しないような。他の仕事との兼ね合いで忙しいのでしょう
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「無頼」より 大幹部(1968年製作の映画)

3.5

録画用ハードディスクがいっぱいになったので、録りだめてあった6作を3日でイッキ見しました。飽きなかった。イッキ見おすすめです。